「突然の2回爆発に驚いて劇中、声を出してしまった!」潜水艦クルスクの生存者たち チャイコ大好きおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
突然の2回爆発に驚いて劇中、声を出してしまった!
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潜水艦映画にハズレはありません。
本作はUボートや眼下の敵、レッドオクトーバーを追え!、クリムゾン・タイトさては、原子力潜水艦浮上せずに匹敵する位、作品が出来ています。
レビューでも触れましたが、潜水艦が沈没する原因だった魚雷爆発(台詞の途中で爆発)や物語終盤に船員が酸素発生器取扱い不注意で爆発するなど、突然起こるので、そのタイミングがあまりにも絶妙なのか、驚いて声に出してしまったので、周囲に対して申し訳なかったり、恥ずかしかったりしました。
映画はノンフィクション(潜水艦内のドラマは推測)ですが、『原子力潜水艦浮上せず』をちょっと思い出します。『浮上せず』は被災した乗員を救う為に救護者が人柱となって助ける内容ですが、『クルクス』は政府が機密保持を優先し被災者を亡き者とする内容、前者は人道的であり、後者は非人道的と相反します。そこが面白いし、脳裏に焼き付くのです。
物語終盤、潜水艦乗組員の葬儀で救出作戦責任者のマックス・フォン・シドー(カラス神父!亡くなったと聞きましたが?)が亡くなった乗組員の家族(主人公の息子)に握手を求めるも、子供に拒否されるシーンがありますが、このシーンがこの映画で言いたい事が全て詰まっていると思った。
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