シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!のレビュー・感想・評価
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ビジュアル面ではかなり満足
100年後の今も演じられている演劇「シラノ・ド・
ベルジュラック」の生みの親エドモンの制作秘話
のような話
演劇や詩に興味がなく、話の展開も早すぎて
気持ちが乗り切れなかったが、
映画としての出来は悪くないと思う
シラノの劇中のセリフ、自分が死んでも品格は
失われない、という言葉と、エドモンとジャンヌが
安直に結びつかない所が良かった
あくまでもジャンヌはエドモンにとって「詩神
(ミューズ)」であったという事か
やや彩度を落とした、落ち着いていて品の良い映像が
美しく、端役に至るまで丁寧に拘った衣装や豪華な
セットなど、ビジュアル面ではかなり満足
素晴らしい!が、何このタイトルw
内容は文句なしだと思った
芸術の制作過程をシラノ〜の物語の出来上がるまでになぞらえて教えてくれる
個人的に映画、音楽が大好きで創作もしてたせいかツボにハマった感じ
劇作家の制作過程(かなりの無茶振りもされる)を見ていくことによって
キャラクター達に感情移入していきラストの初公演のシーンで
全てが解放されていく感じがした
芸術って難しい
制作しやすいからといってイイものが出来る訳でも
無茶振りされたからってイイものが出来る訳でもない気がする
精神と密接に結びついてるから難しいよね
でも紆余曲折して辿り着き名作が完成したのはお見事
なんか久しぶりに感動したなぁ
キャスト、衣装、時代背景のある街並みのシーン、音楽、みんな良かった気がする
これをきっかけに演劇も観に行こうかなって気分にさせられた
とりあえずシラノ〜の物語の映画でも探してみようかな
舞台を知らなくても楽しめるノンストップドタバタコメディ
実際の舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」のことは知らず、その舞台が出来上がるまでの話らしいということを知っても特に前情報を入れずに観たけど、問題無く楽しめました。
時代背景や美術に衣装、ちょっとファンタジックな劇伴等、個人的に大好きな要素が重なったってのもあるけど、かなり面白かった!
話としては、19世紀パリの売れない劇作家エドモン・ロスタンに大物俳優の主演舞台を手がけるチャンスが舞い込むが、上演まで3週間、決まってるのはタイトルだけ!という状況を、アホなイケメン友達の恋仲を取り持つという体で勝手に相手の女性と文通を始め、そのやり取りにより執筆が進み、様々な困難が訪れるもの個性豊かな登場人物たちと一致団結して舞台を成功させる話し。
三谷幸喜ばりのドタバタコメディって感じで、テンポ感が抜群に良く最後まで飽きることなく鑑賞出来た。
舞台俳優陣の個性もさることながら、とにかくオノレ亭の黒人亭主オノレがめちゃくちゃ良かった。
謎のスケット外国人みたいな立ち位置で、実際何者なのかはよくわからなかったけど、舞台から締め出され落ち込んでるみんなを鼓舞するシーンはかなり痺れたね。
(他の方が書いてらっしゃいましたが、オノレ役の俳優さんは既に亡くなられているとのこと。悲しい。彼の活躍をもっと観たかった)
あとコメディ的な面白さ以外で個人的にめちゃくちゃ良かった点が2つあって、一つはバルコニーのシーン。
実際の舞台でも人気のシーンらしいけど、これがなんとも素敵で胸を打つセリフの数々で、わたくしもう30過ぎのおじさんですがときめいてしまいました。
「ロマンティック」とは正にこういうことか。
しっかりオチがついてるのも良かったね。
そして最後の5幕のシーンに完全にやられた。
ここまでのドタバタな勢いから一転、舞台上で行われていた演劇は舞台を超え実際の教会へと移り変わる。
その切り替わり方が絶妙で、息を飲むとはこういうことかと思った。
そして優美で穏やかな教会の中庭で最期を迎えるシラノ…
「役に乗り移る」という表現をここまで的確に表した映像は初めて観た気がする。
最後は拍手喝采で幕を閉じそのままエンドロールへ。
最初から最後まで気持ちの良い映画でした。
なんていうか、「シラノ・ド・ベルジュラック」という舞台作品を、成り立ちを含めて描いてる感じで、舞台として観せていないのに舞台の内容がしっかり分かる、その構成が凄く良かったな。上手かった。
そんな感じでした。
実際の舞台も観てみたいな。
なかなかの傑作!
101本目
大人向けなシュールな、若干退屈な??映画!!!(笑)(笑)
大人向けなシュールな、若干退屈な??映画!!!(笑)(笑)
フランスのオペラ座??なのかどうなのか??(笑)
多分、あまり打ち合わせのない漫才ののりな、演劇なのでしょうと推測しているのですが、
どうなのでしょうか???(笑)(笑)
大人数コントみたいな。(笑)(笑)
バカ殿様を高貴にしようとして、逆にわかる人は高貴でなさに苦笑したり笑うものなのかどうなのか。???(笑)(笑)
劇作家の名声はつくるものではなく創られるものなのか??(笑)どうなのか。
そんな、俳優さんのすごさや女優さんのすごさをすこしばかり感じてしまったり。
まああくまで昔??の。(笑)(笑)
そんな感じで、あるいみ、観ているときは若干退屈ですが、その分観終わったときに達成感を
感じてしまえる映画でして。(笑)(笑)
まあ、ブラックフライデーで買いすぎてしまった人にはいいのかもしれません。(笑)(笑)
でも個人的にはいいとおもってしまいました。(笑)(笑)
みんな劇作家!!!???
いやーみんな劇作家なのか。??!!(笑)(笑)
みんな役者さんがアドリブで劇を作り出す。
確かに、ある程度の筋やキャストはあるけれど。
キャストが、セリフはアドリブ??でどんどん紡いでいく。??(笑)
そんな中で、独身男性と独身女性とのキューピットなのかどうなのか!!!???
二人の父親と、嫁を養う??お金のない??作家さんのそんな数週間をおってみた的な(笑)(笑)
おそらく、俳優さんの適当さに笑いが起こるのかどうなのか??
そんなヒヤヒヤ感と、またある種の盛り上げ役的観客と。(笑)
古き良き、ヨーロッパにおける、数少ない娯楽としての舞台のあらましを。
地味に、シュールに、描いた感じで、途中やや眠い。(笑)(笑)
フランス語が英語に聞こえてきてしまったり、個人的には。(笑)(笑)
なんか、良かったと思います。(笑)(笑)
【1895年パリが舞台。処女作を酷評され、追い詰められた劇作家が”奇跡”のように作り上げた”傑作”舞台劇の制作過程を描いた喜劇。事前に「シラノ・ド・ベルジュラック」を調べておくと面白さは倍加します。】
ー”ベル・エポック”と言えば、”ムーラン・ルージュ” フレンチカンカンも出てきます。サラ・ベルナールも勿論登場します。(彼女は、エドモンを後押ししていたと、劇中で描かれます・・)-
・初舞台劇を酷評された、エドモン・ロスタン。その後、2年間新作が書けず、且つては夫の才能を信じていた妻もどこか冷たい・・。
・そんな逆境の中、エドモンは周囲の人々との ”手紙” ”詩” ”関係性”を巧みに使って、千載一遇のチャンスを手に入れようとするが・・。
<100年以上も上映され続けている舞台劇「シラノ・ド・ベルジュラック」の制作過程を喜劇要素とベル・エポック気風が横溢する当時の雰囲気、意匠を絡めて描き出した作品。
事前にベル・エポックや「シラノ・ド・ベルジュラック」について、ある程度知識を脳内に入れ込んでおくと、面白さは倍加します・・。>
■蛇足 ベル・エポックを舞台にした映画といえば・・
・「ミッドナイト・イン・パリ」 ウディ・アレン監督
・「ディリリとパリの時間旅行」 アニメーション映画
ベル・エポック期に活躍した文化人が多数登場。全て分かった人は凄いと思います。
・ズバリ、「ベル・エポック」と言う映画もありますが、私は未見です・・。
シラノを知らない人は…
「シラノ・ド・ベルジュラック」が誕生されるまでを描いた伝記映画作品。
恥ずかしながら「シラノ・ド・ベルジュラック」の舞台を未鑑賞そしてこの作品も知らずに今回この映画作品を鑑賞したが、シラノを知らない自分には分からない場面やあまり魅力に感じる場面が少なく退屈な時間となってしまった。
元々作品自体が合わないのかシラノを見ればまた印象が変わるのかはちょっとわからないが、少なくともシラノを全く知らない人が楽しめるとは感じることはなかった。
シラノを全く知らない人にはあまり勧める事はできないかなというのが率直な感想である。
あまり予告を見ずに邦題のシラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!ってところで少しファンタジー要素を勝手に期待してしまったが、単にシラノの生みの親の劇作家のエドモン・ロスタンの伝記作品であった。
あまり邦題を気にしないタイプだが今回は少し違和感を覚えた。
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