海辺の家族たちのレビュー・感想・評価
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続編が観たい〜
受入れる心…
告知ポスターと予告編の静かな海辺の町…村?に引き寄せられの鑑賞…
過去に栄えた港町…そこへ父親の病気の為に何年か振りに再会したもう若くは無い3兄妹…
家族の問題は町の人達を巻き込みながら物語は進む…
油断したらコックリ💤落ちてしまいそうな
実に地味な流れに少々退屈さと期待外れ感もありましたが
さびれてしまったと言えど穏やかで煌めく入り江の町には何だか癒された…
そんな入り江からある日入り込んで来た3姉弟…
構成は違えど同じ3姉弟の面倒をみている内に
若くない3兄妹の心の歪みや痛みが溶け始めて行くのが伝わって来た
そんな僅かな希望と再生を2組の兄妹・姉弟に感じ取れた事が利になったザ・フランス映画でした
バルコニー
海辺の小さな村に住む父親が倒れ意思疎通も困難となる中、集まった家族と隣人達の話。
父親の営む小さなレストランを継いで村に残った長男と、娘ほど歳の離れた若い婚約者を連れた次男、娘を亡くして依頼20年ぶりに帰って来た女優の末娘という家族に、僅かになった昔からの住人である隣人夫婦とその息子、漁師を継いだ男の交流をみせていく。
アンジェルの抱えるキズに始まりちょっとゴタゴタしながらも打ち解け合っていく様や、新たに産まれるトラブル等、悪くは無いけれど…一応振りはあったとはいえども、山場からの展開は唐突じゃないですか?
それを気にみんなのベクトルが合うっていうのも理解出来なくは無いけれど、ちょっとそれでまとめるには強引だし。
まあ、フランス映画らしいっちゃあらしいのかな。
移りゆく優しさ
脳梗塞なのかな。突然息苦しくさを感じ倒れるシーンから作品は始まる。
その倒れた父の下に町を離れていた娘息子たちが集まる。
父は寝たきりの状態になってしまい娘息子たちは看病を強いられしばらくこの町にいる事となる。
同時に作品の舞台となる町はかつては栄えていたらしいが今は廃れた町となり久し振りに帰ってきた娘息子達は当初は戸惑う。
娘息子達もまた各々の仕事をはじめとしたプライベートにおいて壁にぶつかっており当初はギクシャクした関係となる。この町の寂しい風景と娘息子達の心情がリンクしているが、ストーリーが進むにつれて家族の絆を取り戻していくにつれてどこかこの町の優しさ、大袈裟にいえばかつて栄えていた姿の要因の一部を感じる事なんかもできたりする。
父の病気がきっかけに家族が戻りそこから会話群像劇が進む作品でありストーリーが進むにつれて愛情や優しさが濃く描かれていく展開はとても美しい。
ただ個人的には理解が追いつかないシーンも多々あり少し退屈さを感じてしまった。
マルセイユを通して描く市井の人々の絆
反響に反応。
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