「【”犯人を知っている、と呟き女刑事は射殺された男が横たわる現場を去った。”過去の潜入捜査の過ちにより、愛する男を失った復讐鬼になった哀しき女刑事を描いた作品。】」ストレイ・ドッグ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”犯人を知っている、と呟き女刑事は射殺された男が横たわる現場を去った。”過去の潜入捜査の過ちにより、愛する男を失った復讐鬼になった哀しき女刑事を描いた作品。】
■LA市警の刑事・エリン(ニコール・キッドマン)。
若き日の美貌は衰え、今は過去に失敗した捜査の罪悪感を引きずりながら家族からも見放された孤独な人生を送っていた。
ある日、彼女に差出人不明の封筒が届く。
中身は紫色に染まった1ドル札。
それは17年前に行方をくらませた事件の主犯からの挑戦状だった。
◆感想
・ストーリーは、現在と17年前の過去を行き来しつつ描かれる。
・エリンの脳裏には17年前FBI捜査官だった同僚のエリン(セバスチャン・スタン)との捜査の過程が沁みついている。そして、その際のミスにより、心を寄せていたエリンの死にも・・。
<今作は、サスペンス映画としては一定水準ギリギリである。
だが、私は美貌を特殊メイクで変貌させ、復讐鬼になったニコール・キッドマンの気概を感じた作品である。>
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