「泥仕合」ビースト(2019) Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
泥仕合
女子高生が殺害された事件を追う、元相棒で現在はいがみ合う刑事達の話。
腕や手首を落とされた上に血が抜かれ、更にはお薬の痕跡もという状態でみつかった行方不明となっていた女子高生。
元相棒でそれぞれ捜査1班と2班の班長という刑事が課長昇進をちらつかされながら事件を追うストーリー。
方や情報屋の策略に嵌められ殺人の片棒を担がされ、方や容疑者を死なせてしまい、とキレイな捜査が出来ない2人。
自分の失敗の隠蔽に奮闘したり、相手の失敗を曝こうとしたり、っていうとまるでコメディみたいだけど、至って真面目なノワールです。
ホント韓国映画の警察の位置付けってw
裸の刺青野郎の拉致という仕事意外のところでのプンプン匂うプロローグに始まり、あまりにも色々とグチャグチャで、詰め込み過ぎていて少し面倒臭さはあったけれど、黒さとスリリングさは好みだったし、なかなか面白かった。
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