「つい40年前の…」バルーン 奇蹟の脱出飛行 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
つい40年前の…
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実話で、バルーンで国境越えを果たすという大胆な発想に驚き。つい先日の五輪でも亡命はあったが、こちらは家族一緒に命懸け。まず手作りでバルーンて作れるんだと。一度失敗しているのに再度短期間で挑戦する、それだけ当時の東ドイツの生活が過酷だったのだろう。北朝鮮もそうだろうが、どこに行くのも、何を話さすのも監視社会で誰もが怪しく見える。所々、子供が幼稚園で父親が何かをミシンで縫ってることを話してしまったり、長男が恋する向かいの家の女子に一緒に西側へ逃げようと言ってしまったり、ハラハラした。一度失敗したバルーンの残骸ほかを手掛かりに、彼らに迫るシュタージも恐ろしい。ラスト、ヘリコプターには勝てないだろうと思ったが、何とか国境越えられて良かった。だから邦題の奇跡の脱出なんだと。既にネタバレしていたが、意識していなくて良かった。
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