ANNA アナのレビュー・感想・評価
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う〜ん
待ってました、と言いたいとこですが、ヴァレリアンで見いだしたヒロイン抜擢みたいですがそれなら単純にヒロインはカーラ・デルヴィーニュにして欲しかったかな。リアルLGBTだしうってつけ、ベッソンの好みではなかったんですね...綺麗で可愛いカーラ嬢なのに笑。は、さておき物語と展開はさすがのリュック・ベッソン!飽きさせません!
ですが...各エピソード最終時に途切れて、何ヶ月前って展開使い過ぎ!!ニキータの焼き直しって言われるのを恐れた演出でしょーけど素直に物語が入って来ません!
これじゃあブツ切りでっせ😃
アナの仕事である人殺しをポップなBGMで流して描くのも今どきを考えたらどうかなですけど、敢えて挑戦してそうしたのでなくこれまで通りなひとつの演出ですって言う感じだし、衰えた..んですかね。
時間を遡るのはタランティーノのパルプフィクションやガイ・リッチーが流行らせたテクで古いし、しかも彼等は今回みたいな物語進行の辻褄合わせでなく、各エピソードの登場人物に焦点を当てたちょっと前こんなことあったのよ...あっそういうこと!
って合点がいったので違和感無かったけどこの作品は、また遡るのかよ!なんでちょっとどうかと思います、残念、次回作に期待です。
サッシャ・ルスの美脚
いやぁ、久々にいい映画観たわ。リュックベッソンは女が主人公のアクション映画撮らせたら天下一品だね。主役のロシア人元モデル、サッシャ・ルスの存在感といったら。抜群のスタイルとキレのあるアクション。パッと見は美人じゃないけど、だからこそどんなメイクやカツラにも似合ってスパイとしての説得力が増す。ミステリアスで色っぽいよ。
このヨーロッパテイストの映画にKGBの役でルーク・エヴァンスが出てきた時は、あれ、ハリウッド大作みたいにならないかな、大丈夫かな、って思ったけど、役作りで太って無精髭が生えてたこともあり、ザ ・騙される男の役がだんだん板について観えた。
義足の敏腕上司ヘレンミレンも凄みのある演技でよかったなぁ。女同士の絆みたいなものが、垣間見れたのも素敵。
白眉は、アナがKGB局長を殺した後に、ガーターの美脚を披露しながら、ロシア軍人たちをバッタバッタと倒していくところ。最高にカッコよくそそられた!
アクロバティックセックス!
比較するのはアレですが、ハーレイクインと見比べてみると激しいはずなのに大人しい作品のように思えました。
アクションが女性らしいしなやかな動きが魅力的です。お色気シーンもかなり多めですが、セックスの動きがあまりにも躍動的で笑えてきました。
ラストで犠牲になったアナの彼女が不憫だなと思いました。協力する形として頭脳と武力の共闘が見たかったです。
賢い女がアホな男達を殺しまくる話
主人公の女優さんが最高。
綺麗で知的でチャーミング。娯楽映画とは斯くあるべし。流石、女好きリュックベッソン、という感じ。
ストーリーもいい意味で軽くて、痛快。
時系列戻して、実はこうでしたってのは、後出しジャンケン感あって好きじゃないけど、そこが大事な映画でもないので気にならなかったです。
簡単に骨抜きにされたCIAと、カッコつけて人生を説いたくせにやっぱり抱いちゃうKGBが公園で出会うシーンは最高。
何重にも気まずい空気が洒落てる。
男ってホント馬鹿。
僕的には、後半で殺されるKGBのお偉いさんがリュックベッソン本人だと、さらに良かったと思います。
女を利用するクズは死ねという感じがより出るので。
すっごく面白い
主人公は『ニキータ』のような野良犬のヤンキーではなく、血統がいい。二転三転する構成がスリリングで面白い。敵がわらわらと無制限に湧いて来る感じはちょっと安っぽいけど、アクションはとてもいい。何よりスパイの気概のようなものがよく描かれている。ミッションで拳銃の弾を抜くなど、味方がハードルを上げてくるのがいくらなんでも厳しすぎる。
まあまあの映画
レストランでのアクションシーンがなかなか良かったです。
ストーリーは、やや"説明過ぎる"感がありました…特にスパイが仕掛けるトラップとかネタバレの部分がですね…まあ、分かりやすくて良いんですが(笑)しかしその分、どんでん返し的な面白味は薄いですね。
*スパイ映画なのに緊迫感が足りないのは、情動の部分にえらくブレ過ぎて、面白さが半減どころでは無かったからだと思います。
*ラストシーン、パリの公園でKGBとCIAのスパイ達が拳銃片手に向き合うんですが、なかなか笑えます…お互い後ずさりなんかしたりして…(笑)
*スパイ映画ファンは必見ですね!KGBとか好きな方は特に…(笑)
面白い!
スパイ映画はワクワクします♪
アクションあり、騙し、騙され、裏切り、裏切られ…
時間軸が行ったり来たりしますが、種明かし要素が多く、なるほど!騙された!と、何度もニヤっとさせられました。
個人的には主人公の同棲相手のベリーショートの方が好みです←知らんがな!(笑)
割とどんでん返し?
自粛明け一作目に観てきました。
全体を通して時系列を遡る編集がされており、なかなか斬新だった気がします。
ただ、普遍的な構成を好む人はイライラするかもしれない。
アクション映画としては近年稀に見る面白い部類だと感じた。
主人公が真の自由を得ようとするのがテーマ。
大男相手にハンドガンと物理攻撃で無双する美女…観る側としては爽快。
KGBとCIAの片棒を担ぎ翻弄していく女スパイ最期はどんでん返しのハッピーエンドなのでストーリー的には万人ウケすると思います。
ビッチ女、究極の二股愛解決法。
面白い!
まず、過去に戻って実はこうでしたと種明かしする…普通はテンポが悪くなるんですが、バッキバキのアクションでカバー、スッキリとした仕上がりとなっております。ターニングポイントは緩めで(手錠の痕はつかないのか?とか、二重スパイ?もしかしてもう一度寝返るの?とか…)勘のいい人なら分かってしまいますが、登場人物の個性がしっかりしており(イメージ通り)安心して観られる。トップモデルのサッシャ・ルスはセクシー。長い脚にガーター・ベルトがお似合いです。渋かっこいいルーク・エバンス、そしてズシンと重鎮のヘレン・ミレン…なんとブス呼ばわりされてます。そして我らがTー34のニコライも出てくる…ただのゲス野郎の役処だけど(>_<)
底辺の生活から脱却したいアナはKGBに拾われ、一流の刺客となります。ヘレン・ミレンに何度も『ビッチ!』と言わせるアナはどうしても自由が欲しい…KGBから1人、CIAからも1人、二人の男を手玉に取り足を洗おうとします。
銃マニアには堪らない、サイレンサーを装着するシーンが何度もでてくるし、車マニアにも!クラシックカーまではいかないけど80年台の名車が多数でてきます。ラダニーヴァのパトカーは可愛いからクラッシュしないで~(>_<)と目をつむってしまいます。
愛し合う場所がパイプスペースでもいいんです。二股だけど、どちらもキチンと愛したから泥沼にはならなかったのか(^_^ゞ
続編期待しております。
リュック・ベッソンのセルフパロディ
ホントにこの監督さん、女の殺し屋が好きみたいだけど、いい加減『ニキータ』の劣化コピーの量産はやめてほしいです。主人公がスカウトされる所からレストランでの最初のミッションあたりは、既視感どころか、そのまんま『ニキータ』のセルフパロディです。スパイものとしても、時代設定や主人公の行動におかしい点がいっぱいあり、主人公がミッション完了後も脱出せず、ファッションモデルを続けているのはピンときません。脚本も緻密さに欠け、全体的に劇画タッチが強く、クライマックスのKGB本部からの脱出は、知力より体力まかせの出たとこ勝負でアホくさくなります。ご贔屓の監督なので、次回こそは昔の切れ味を取り戻しでほしいです。
リックベンソは、スケベやな!
久しぶりのTOHO梅田
リックベンソは、ミラジョボぽい
女性が好きやね。
サッシャルス
カッコいいね。
CIAとKGBとの駆け引き
女は、家族を
男は、出世やな。
ヘレンミレンは?
そこは、謎やか。
パリの恋人が、脅されて
気の毒やったわ!
ロシアンクールビューティー強し!
KGBとCIA、騙し騙され、二重スパイの挙句、オルガも加担しての騙し合い。時間を戻しての経過説明だったり複雑な構成だけど分からなくなる程でもなく、面白かった。
元はモデルだけあって本当にキレイです。パートナー役のショートカットの彼女もとてもキレイ。アクションはこの映画の為に訓練したのだろうか?凄くカッコよくて観ていてスカッとします😊てか、男達、ちょっと弱い😩
オルガが最後にはANNAを自由にする事に協力してくれて、辛いラストにならずにホッとした。ただ、ANNAの替わりの死体は、、、替え玉にされた人は、、、とそこまで考えてはイケナイ😩しばらくはマトリョーシカ見るとANNAを思い出しそう。
アナとKGBの女王
米ソのスパイの攻防を時間を行ったり来たりさせながら“実は…”とネタばらししていく構成。暗殺の過程だけが描かれていて、指令の中身がよくわからないので、スタイリッシュなアクションのみを楽しむべき映画なのだろう。国家間の駆け引きが男女のさやあてに矮小化されているのもちょっと気になるところ。終わってみれば、ヘレン・ミレン扮するオルガの手のうちで踊らされていたとも言える。
多人数相手に繰り広げる戦いのシーンは、アナの抜群の身体能力を発揮して痛快な見せ場だが、受けるダメージが信じられないほど少なく、片やこちらの攻撃は次々とどめを刺していく(この手の映画ではありがちだが)。あと、いくら殺し屋とは言え、人を殺し過ぎ。民間人も巻き添えになっているし、このあと楽しく平和に暮らしましたじゃ済まないような気がするのだが。
音楽のエリック・セラとは、デビュー作の「最後の戦い」からほぼ全作品で組んでいる。深い絆があるんでしょうね。
映画館自粛明けに選んだのが、この一本。やはりリュック・ベッソンは好みの監督なんだろうな。一番のお気に入りは相変わらず「サブウェイ」に尽きる。
時代表現に難も想像以上に良質アクション
再開後週毎にやっと新作が観られるように
なってきました
相変わらず人は入ってませんでしたが観賞
感想は
面白かったです
アクションも見応えありました
舞台は末期体制下のソ連
軍人を両親に持ちながらその両親は不慮の事故で他界
軍で優秀な実績を積んだアナは失意に夢果て除隊し
クズ男に振り回される毎日
しかしそれにも耐えきれず再び軍に戻ろうと
したところで諜報機関KGB幹部アレクセイの目に留まり
自由を手にするためにアナは工作員・暗殺者として
生まれ変わります
この映画はアメリカとソ連
CIAとKGBの諜報合戦が舞台となっており
KGBトップが強硬派に変わりCIAとの対立が
激化していく最中の物語となります
で、このアナがムチャクチャ強い
軍人の娘ってだけでは説明つかないくらい強い
入隊試験がわりに請け負った任務は渡された銃が弾が空で
多数のボディガードが襲いかかってくるレストランで
たった一人で全員とターゲットを始末してしまいます
ジョン・ウィック並です
そんなアナが暗殺任務でパリにモデルとしてスカウトされ
身分を隠しながらモデルの世界に溶け込んでいきますが
このアナの正体が後々わかっていくよう展開が
組み換えられており少しずつ謎が解けていくよう
作られています
アナは自由を求め任務をこなしていきますが
KGB長官ワシリエフは死ぬまでKGBから抜けられないと
言い渡し叶わぬ願いと知りまた悲観に暮れますが
とある任務でCIAにハメられたことでCIAから二重スパイを
持ちかけられます
アナはそりゃモデル級の美女ですからCIAもKGBの男も
たいがい骨抜きです
最早誰を欺いているやら判らなくなってきますが
次第に互いの諜報機関の利害関係がハッキリしてきます
リュック・ベッソン映画にみられる
少女のようなあどけなさと殺人マシンのような冷たさを
兼ね備えたようなサッシャ・ルスの魅力は高く
スパイらしく様々なコスチュームに身を包む様は映えました
他のキャストも豪華でもういるだけで黒幕感ありありの
ヘレン・ミレンやT-34で大人気になった
アレクサンドル・ペトロフがクズ男役で出てくるなど贅沢
ただ気になったのは米ソ冷戦時代のディティール
クルマ等はよかったのですが
1990年前後でラップトップコンピューターや
USB、2.5インチHDD等が出てくるのはさすがに
違和感がありましたし出てくる携帯電話も小型すぎました
この時期は肩からカバンのようにぶら下げるショルダーホンや
国語辞典くらいの分厚いものが精一杯だったと思います
登場人物の髪型も時代を反映する気は更々無い感じで
展開が時間が進んだり戻ったりを繰り返す関係上
時折どのくらいの時代の話なのかとモヤモヤする感じが
どうしてもノイズ
まあそういう細かな部分はさておき
映画全体は爽快なアクション映画として
仕上がっていたと思いますし
ストーリー自体も先が読めそうでその読みを
どこか裏切ってくる展開は面白かったし
序盤のカーチェイスシーンはCGもおそらく
殆ど使っておらず拘りが感じられましたし
さすがTAXI撮った監督のものだと思わせてくれました
なかなか新作が少ない状況でうっかり飛びつくと
とんでもない地雷を踏んでしまうところですが
これは大丈夫だと思います
おすすめしたいです
マトリョーシカ
KGBに知性と精神力を見込まれて、凄腕の殺し屋になった「ANNA」の話。
1985年のモスクワで、スパイらしき人物達が次々と拘束されるところから話がスタート。ほどなく5年後からの2ヵ月後3年前…と時系列の行ったり来たりが目まぐるしい。
2ヵ月後だけはセリフで、それ以外は字幕でいつと表示されるから迷うことはないけれど、あんまりにも行ったり来たりするから「実はこうでした」の後づけ感ありきがみえみえで、ストーリーではあんまりハラハラしないんだよね。
とはいえ、5分間の任務の件とか痺れるアクションが満載だし、KGBか?CIAか?な感じとかユニークだし、シリアス一辺倒でもないし、なかなか面白いエンタメだった。
定番のベッソン節ですが思わぬ拾いモノ感がある作品です♪
都内の映画館もコロナ対策で椅子の距離を取っての営業や時短営業といろんな試みがありますが、今週末からは殆どの映画館で営業を開始。
まだまだ新作の手配が滞る中での新作でなんとなく気になったので、そんなにハードルを上げずに観賞しましたw
そんなにハードルを上げなかった理由は監督がリュック・ベッソンで戦うヒロイン物だからw
だって、リュック・ベッソンのオハコで正直目新しさは全然無い。
設定自体はかなりのオールドスタイルな感じで「ニキータ」とか「アサシン」とかを見ていたら"また、それかよ!懲りないと言うか飽きないなぁ~と思っちゃうw
でも、リュック・ベッソンの十八番のジャンルだから、安心マークはある程度保証されてるとも思えるので、そんなに期待せずに観た訳ですよw
で、感想はと言うと、結構面白かったw
もう、やってる事はニキータとおんなじでそこにいろんな要素を入れてるだけでベタと言えばベタなリュック・ベッソンらしい作品と言えばそうなんですが、普通に面白い。
そんなに小難しくなく、中盤辺りからのアッと言う展開になるし、時間軸がある程度遡るのもそんなにややこしくはない。
個人的にはリュック・ベッソン作品の中ではワースト3に入る「ルーシー」よりも全然良いw
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、アッと言う展開も期待値を上げすぎると"な~んだ"と言うぐらいのモノでむっちゃくちゃ目新しい仕掛けでも無い。
でも、テンポも良くて、スタイリッシュな部分は良いリュック・ベッソンが出ていて好きなんですよね~。
運命に翻弄されながらも運命を手玉に取って、自分自身の運命を切り開くのは観ていても痛快。
アクションはまんまベッソン節が炸裂で以前よりも些か悪ノリ加減が過ぎる感じがしなくもないw
なんせ、主人公のアナがこれでもか~これでもかとばかしにドッカンドッカン敵を倒していく。
"えっ?その数でも勝っちゃう? ちょっと無理があり過ぎるんじゃね?"と思うぐらい。
このアナの無双っぷりに観ている途中から、迷作「コマンドー」でカービー将軍がメイトリクスの戦いに際して「第三次大戦だよ」と言ったセリフを思い出したくらいw
それぐらいにアナが向かうところ敵無し状態なんですが、それでもさほど嫌みには感じないんですよね。
理由の1つはかなりスタイリッシュに展開する事でテンポが良いんですよね。
ただ、アナがサイボーグの如く無表情かつ無機質に敵を倒していきますが、それを克服する様な描写が無いんでちょっと残念。
いろんな事に思い悩むアナの人間性がもう少し垣間見えたら、令和時代のニキータになりえるんじゃね?と思えなくもないw
アナ役のサッシャ・ルスは美人さんでスタイルも良く、カッコいいんですが、時折そんなに可愛くない時もあるw
KGBのアナのパートナーのアレクセイ役のルーク・エバンスは安定感あり。
オルガ役のヘレン・ミレンは謎がありそうであんまり無くて、ちょっと中途半端な感じ。「アベンジャーズ」のニック・フューリーの小粒な感じでしょうかw
個人的にはタイトルロゴとエンドロールの色合いがカッコ良くて好き♪ やたらめったらと長いエンドロールが多い中、程好くサクッと終わるのも良い。
とにかく、そんなにハードルを上げずに観ると思わぬ拾いモノ的なスマッシュヒット的な作品ですが、物凄い目新しさは無いので、久し振りに映画館での映画観賞と合わせて楽しむのが良いかとw
金曜の夜の観賞でしたが、人も少なかったのでコロナの影響はさほど気になりませんでしたが、あまりにも人が少なかったので何処か寂しい。
とりあえず、スタンダードなリュック・ベッソンアクションを楽しむぐらいが吉ですが、まあまあオススメですw
久しぶりの映画館、それだけで無条件に満点です❗️
ダメだ‼️
もうガマンできない❗️
ということで、会社帰りに日比谷方面へ短い足を伸ばしてしまいました。
格子模様の座席制限もあるし、自分と同じようにこの日が待ちきれない人で一杯かと思ってましたが、それほど混んではおらず、最近接の方とも5メートルほど離れた十分に対策の行き届いた状況の席に座れました。
ロビーにあった背もたれのないソファーも、待機中に利用するスタンド型テーブルもすべて撤去。売店も壁際の展示品だけ、という具合に、人の手の触れるところは壁に据え付けの半円のテーブルだけでした。
以前と変わらないのはゴジラとミニオンだけでした(二人ともマスクは未着用で、せめて無粋な雰囲気は避けようという気配りなのかもしれません)。
コロナ後初の劇場鑑賞だから、というわけでもないのですが、選んだのはAから始まる『ANNA』。
ひとことで言えば、ディテールには全くこだわらずに遊びごころ満点で楽しみながら作ったスパイアクション。そんな感じです。
この手の作品ならではの〝あるある〟もたくさんあります。
例えば、カルロス・ゴーンさんが来てからの日産みたいに、なぜか英語が殆ど公用語?のようなKGB、とかね。
この映画はたぶん多くの男性にとっては、単なる痛快さ以上に心地良いと思います。
それは〝できる女に手玉に取られて、だけどなんだか役に立ったらしい〟……そんな男の自己満足を密かに満たしてくれるからです。
美しいアクション映画
女性ならではの美しさやセクシーさとアクション性をマッチさせ魅力あるシーン満載の作品。
とにかくセクシー。お色気シーンももちろんてんこ盛りなのだが、孤独や葛藤や戦う心情の描き方や、男性では表現が難しい軽快で美しさ溢れる戦闘シーンは中々見ものだったと思う。
ストーリー性は普通。時間軸をかなり前後させて話を進めて来る為、二転三転し過ぎてこちらも早い段階から裏をかいた見方になってしまった為、アクション作品の醍醐味であるワクワク感はあまり感じることはなかった。
若干男性陣が隙がありすぎるのも個人的には気になったか。
ラストは一応スパイから身を引いて終わるわけだが、これは次作でいくらでもスパイ復帰の流れはあるパターンである。
個人的には次作で両親の生い立ちや、なによりアナが本当の幸せを掴む姿を見たいと既に期待してしまっている。
全40件中、21~40件目を表示