グッバイ、リチャード!のレビュー・感想・評価
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ジブリン(芸名)がエンドロールに名を連ねてた
あのメルセデス好きなんです。ナイスチョイス!
舞台劇で再演されることを前提にしているような進行。
ジョニデだからこの感じになるけど、演る人によって味わいが変るかな。
同世代だから家族がこんなに放置いてくれるとは思えない。理想的な幕引きではあるけど。
タイトルなし
余命を知ったときにとてもイラつきあたり散らしてもう我慢はしない!というリチャード。 自分が余命宣告されたらそんなに強くいれるだろうか?まずは落胆し悲観にくれてしまうんじゃなかろうかと思う。
そういう弱い部分はあまり見せず、余命をどう生きていくか、残された時間の大切さなどを説いていく、ストーリーとしては単純なもの。
それをジョニーデップがスーツを着こなし格好よく演じているのがたまらなくイイんだと思う。
死とともに人生を歩む
この世で唯一絶対的な真実は「ヒトは必ず死ぬ」ということ。ヒトによっては早いか、遅いかの違いだけ。
余命宣告を受けたリチャード教授の残り半年の人生の生き方、終い方には賛同できない人も多いと思う。自分自身が納得できるような終い方ができるかどうか。迫りくる「死」ときちんと向き合えるか。個人個人が解くべき問題で、絶対解などない。
彼の場合は、死を目前に家族や仕事の「束縛」から解放され、本当の「生きる自由」を手にする。
もし周りに早くから告白していたら、早々に入院させられ自由を「剥奪」されてしまったかもしれない。
それは彼が望むことではないし、他方、人によっては一日でも長く生きていたい人もいると思うので本作における彼の選択は「正解」というわけでは決してない。
必ずむかえる自分の「死」。日々の忙しさにかまけているためなのか、きちんと死と向き合おうとしない、いやあきらかに避けている。
この映画はそんな自分とあらためて会話するきっかけになるはず。
ややもすればウサンくさい、三流芝居の世界になりがちな話を、リアリティのあるシンプルな世界観をさらっと表現するJohnny Deppの力量にあらためて脱帽。
彼の最後の「不敵」な笑みには何が隠されていたのか。
泣いてしまった俺の気持ちを返してほしい
何このラスト?涙腺がキューっと閉まっちゃったよ。落とし穴にズドンと落ちた感じ。
そこまでは、実によかったんだよ。ジョニー・デップらしい演技だったし、ブラックな笑いの中にも哲学的なセリフがあって、自分の過去のいろいろなことを思い出したり、今後のことを想像しながらストーリーを追っかける楽しみがあった。
しかも自分はリチャードと同じ一人娘を持つ父親だから、娘に対する気持ちもすごくわかる。
それにしてもこのエンディングは、ほんと残念。
よくある余命系映画と一線を画すドライさ
この映画の主人公は、死期を悟ったからと言って明るく楽しいイベントで余生を充実させたりはしない。自分を粗末にした人間に中指を立て、息苦しい分別を踏みつけにすることで自分を解放し、人生の憂さを清算する。
リチャードは肺がんで余命半年の宣告を受けた直後、娘からレズビアンをカミングアウトされ、妻から不倫を告白されるが自分の病気のことは家族に言い出せない。
この夫婦のやり取りが終始超がつくドライさで、そのためか作品全体の雰囲気まで何だかシュールだ。共感は全く出来ないが(気持ちが付いていけず中盤少し眠くなった)、この雰囲気のお陰かお涙頂戴感や病気物特有のウェットさはかなり排除されている。
性に解放的になり、仕事中含め好きな時に酒もクスリもやる。その姿もどこかコミカルに描かれておりあまり悲壮感はない。親友のピーターなど極一部の人間には病を打ち明けるが、その打ち明けた相手とさえ感傷的な距離の縮め方はしない。(ピーターのような親友が一人いればある意味幸せな人生と言えそうだが)
シニカルな姿勢で余生を突っ走るリチャードの行く末は…えっここで終わるの?これってつまり…そして犬は…
最後まで、普通の余命系映画に帳尻合わせすることはない。
ジョニデかっけー
余命半年を告げられた文学教授が「好きにやるんだ」と決めて魅力全開になってく話なの。
ありがちな話だと思うんだけど、好き放題やるエピソードがいいのね。
そして演じるジョニー・デップがいちいちカッコいい。
開き直った教授がやることはまっとうで、本当は、余命宣告受けてなくたって、こうやりたいんだよね。色んなしがらみなんて忘れて。
でも、やれない。そこが人生の面白いところなんだろうな。
人生とは
「グッバイ、リチャード!/The Professor」
2020年7月31日
オンライン試写会
余命宣告されたリチャード
残された時間で見つめ直す人生観
何にも縛られない新しい生き方で
とてもリアルに映るジョニデ演じるリチャード教授よかったな〜
笑って、泣いて、楽しく愛惜しい時間が流れていき
たどり着く人生の答え、そしてセリフひとつひとつが切なくもグッときちゃった...
人生はくそったれで、愛おしい!
教訓
ストーリー的には、まあなかなか。
死を宣告された上で、リチャードが心の中で色々葛藤している様子が上手く描かれてる。
ラスト、リチャードが一人車で泣き笑いしながら去って行くシーンでは、軽く涙した。
リチャードの台詞そのままだけど、「善く死ねるように、善く生きること」ということを伝えたい作品なんだろうなと思った。
将来的にいつか死ぬ じゃなくて、いつ死ぬかわからない。生まれた時から、常に死と一体になってることを承知で、毎日悔いのないよう生きなきゃいけないっていうことを述べている。
タイトルなし
余命180日と宣告されたとき
残された人生にどう立ち向かうか
どう生きるか
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"Be yourself. Be true to yourself"
存在しているだけでなく
今を生きろ
責任を負って行動し
自分に正直に生きろ
チャンスは一度きり逃すな
大切なのは善く生きること
人生をその手につかめ
そして人生を楽しめ
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コミカルに描かれているが
リチャードの表情からは
痛みその切なさが…
人生の終わり
困難に直面したとき
何が大切かを教えてくれる
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さよならを言うのは
いつでも醜くとても辛いことだ
そんな中
尊厳を保ちつつユーモアを忘れない
究極のさようならを描いてる
─JD
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endcredit
Dedicater to Betty Sue Depp
😢
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死を前に何ができるか…
そう考えるなら まず
生きている今を大切に過ごしたい
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字幕なしBlu-ray鑑賞後
7月31日オンライン試写会にて鑑賞
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