劇場公開日 2020年8月7日

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「想像の斜め上をはるかに超えた死因」ディック・ロングはなぜ死んだのか? bionさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0想像の斜め上をはるかに超えた死因

2020年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 すげぇ面白かった。想像の斜め上をはるかに超えていく死因でもう笑うしかない。一歩先しか想像できないおバカなジークとアール。この二人が浅知恵で真剣に行動するもんだからいたるところでクスクス笑いがおきる。

 ジークが顔芸をするワイフに問い詰められるシーンが何度かあるけれども、どれも面白い。男って、テンパるとすぐバレるウソをついてしまうんだよね。自分も結婚式のご祝儀金もろとも、ぼったくりバーで巻き上げられて家に帰ったときに、「天才スリにお札だけ抜き取られた」なんて言い訳して、この映画と同じく「警察に通報しなきゃ」なんてことになって、しばらく家の中がシベリア状態に。

 ジークの一人娘が笑いの起点を作るんだけど、どれも絶品。ラスト近くで、パパに対して「CxxxSxxxx」って何って、微妙な間合で何度も聞くシーンは、めちゃくちゃ笑った。笑い😹→爆笑🤣→爆笑🤣→爆笑🤣で、悶絶しそうになった。😭😭

 ドラえもん体型の保安官と保安官補や謎のインド人女性もブラック・コメディの脇役としては満点。『ファーゴ』は後味がよくなかったけれども、この『The Death of Dick Long』は、いい余韻で終わっていて、とてもよかった。

bion
NOBUさんのコメント
2020年8月11日

おはようございます。
 ”嘘はバレた時の、何とも言えない遣る瀬無さを感じるために付く”NOBUです。
 ”僕みたいな悪趣味おバカ映画が好きな一部の人間だけなのに。”
 勿論、私もそうです。(胸を張ろう!)
では、又。

NOBU
NOBUさんのコメント
2020年8月10日

今晩は。
 ”しばらく家の中がシベリア状態に。・・”大変失礼ながら、bionさんほどではありませんが、京都祇園で遊びすぎて、請求書が来た時に”家の中が北極状態になった”生生しい経験があるNOBUです。
 今作は、不謹慎ながら非常に面白く鑑賞した作品です。マタマタ、大変失礼ながら、”家庭内シベリア状態”を経験しているからこそ、ジークの貧乏ゆすりを含めて、奧さんの顔色を窺いながら、右往左往する姿の可笑しみが分かる、”痛みを知っている男”にはたまらない作品でした・・。
 では、又。(お互い、気を付けましょう・・。)

NOBU
kossyさんのコメント
2020年8月8日

ぼったくりバーは災難でしたね。
俺はヤバそうな店には入らないので、いつも馴染みの店ばかり・・・
やっぱり女の子がツボですよね~
ガソリンスタンドで財布受け取ったというシーンも笑ったけどw

kossy