「愛され、憎まれ、消費された天才」ディエゴ・マラドーナ 二つの顔 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
愛され、憎まれ、消費された天才
マラドーナがナポリでどれだけ熱狂的に愛されたか見たかったのでドンピシャリの映画だった。マラドーナに狂喜する暴走族状態の車とバイク、家々の窓から顔出し叫びサインを求める人々、すごかった。
その頃、ナポリで生まれた男の赤ちゃんはみんなディエゴと名付けられたとか(ディエゴの子どもじゃないが崇められたスーパースターの名前にちなんで)、ピザ屋に行ったらお勧めは「ピッツァ・マラドーナ」(実際はマルゲリータと変わらないようだったが)と言われたという私の友だちの話は本当だ!と思った。
その後、カモッラとの関わりで結果的に憎まれ断罪されたのは悲しくてかわいそうだった。イタリア北部に馬鹿にされてたナポリを優勝に導いたのに。アルゼンチンの人間としてワールドカップに出場し対イタリア戦の会場がナポリだっただけなのに。そこでゴールを決めただけなのに。コカインだってみんな以前から見て見ぬ振りだったのに。ナポリ人、イタリア人、極端!激し過ぎ!
サッカーのことは何も知らないけれど面白かった。そもそものきっかけは映画で、ソレンティーノ監督の「グランドフィナーレ」。その映画の中、セレブが集うスイスの保養地にすっごく太った「マラドーナ」が居る。同じくその保養地に滞在している登場人物の一人が彼に言う「あなたのことは世界中の人が知っていますよ」
私は知らない!私は「世界中の人」に入ってない!とちょっとショックだったので、ディエゴ・マラドーナについて知りたかった。60歳で亡くなるなんて早過ぎる。
talismanさん、コメントありがとうございます。
俺もサッカーのルールはわかんないところがあったりします。でもワールドカップは見ますよ!
通常は海外で活躍する選手も多いし、やっぱり観客の心理も揺れますよね。さすがにPK決めただけでブーイングなんてのはやり過ぎかと思いますが。
おはようございます。
talismanさんの”このサイトのあるべき姿””に言及されたコメントを拝読し、少し反省し、レビューに追記しました。
では、又。
”ダニエル”面白そうですね・・。
来週、行けるかなあ・・。(今日は変な時間に打ち合わせが入ってしまい、会社近くのミニシアターで1本だけ鑑賞予定です。
では、又。
今晩は。
今作は、面白くも哀しきドキュメンタリーでしたね。元、サッカー少年としては悲しかったかな。
例の件は、大人げないなと思い、レビューを改編しました。
私が、このサイトのレビューを上げている事を知っているのは私のスケジュール管理をしてくれている女性だけなのですが、随分前から”ズルイ人がいます・・”と言われていました。
”別に良いじゃない”・・”、と思っていたのですが、今作のレビュー数が少ない中、ちょっとなあ、と思い記載しましたが、止めました。
では、又。