劇場公開日 2020年6月5日

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「解釈が難しかったけれど」ルース・エドガー かーりーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0解釈が難しかったけれど

2022年3月25日
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結論のハッキリしてない物語はだいたい自力では理解できないけれど、今回はうっすら理解したような気がしました。アメリカという国で生きるには箱に入らないといけない。ルースは女性教師はもちろん養父母からも優等生のとされる重荷に抵抗して、女性教師への行動となるわけですが。最後に女性教師から言われる、この国で生きるためには箱に入るしかない、光はわずかしか届かないなどの言葉を聞きます。そして、ルースは自分が改めて恵まれていること、今与えられている恵まれた箱に収まるのが得策だと思ったのでしょう。レールを逸れていわゆる黒人の道に都落ちしますか??それはしたくない!だったら養父母の信頼を取り戻し、もとの道に。ちょっとしんどいけど、それっきゃないんだなって感じのラストに思えました。

かーりー