「これからの時代を象徴するアイドル」3年目のデビュー KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
これからの時代を象徴するアイドル
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いろんなアイドルをそれなりに応援してきたが、日向坂46というのとても不思議なアイドルの印象があった。
もちろん皆可愛いのだが他のグループに比べてずば抜けて可愛い子がいる印象はなかった。
だから最初は中々興味を抱くきっかけはなかったがこの作品を見てガラリと印象が変わった。
この作品に映し出されてる姿が全てだと断言はできないが少なくともこの作品を見る限り彼女らは日向坂を心から愛し、メンバーお互いを尊重し合い、時には助け合う。
アイドルグループとは言え立派な仕事である以上競い合うのが常識という固定観念をこのグループを見ているとゼロにしてくれる。
一人のメンバーが喜び時には苦しみ時も他のメンバーが自分のように喜びそして泣いてくれる。アイドルという以前にひとつの仲間としてとても美しい姿であった。
上にも書いた通りアイドルというのは他のグループと、時には同じグループ内で競い合いながらバチバチし合うのもまたファンの楽しみでもあったと思う。
スポーツなんかもそうだが近年はそういう姿も昔ほどは薄くなり、本来はライバル関係である者同士が、あまり
意識せず互いを助け合うことも多々目にする。
時にはそれがなぁなぁな関係に見えて物足りなさを感じることもあるが、これからの時代はこういった人間関係こそが多くの人が憧れる理想の形なのかもしれない。
それらを考えるとこの日向坂のメンバーの姿はこれからの時代を象徴するアイドルとなっていくのであろう。
比較的ファンの年齢層も若いのもこの作品をみて、このグループを知る事で理解する事ができた。
こういう時代の変化を感じるのはとても興味深い時間となった。
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