劇場公開日 2020年8月7日

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「奇跡の集合体、日向坂46。「濃厚ベイクドチーズケーキ」のような2時間を召し上がれ。」3年目のデビュー unbordexmasさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0奇跡の集合体、日向坂46。「濃厚ベイクドチーズケーキ」のような2時間を召し上がれ。

2020年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

結論から言う。「絶対に見るべき」作品だ。毎週、「日向坂で会いましょう」を楽しみにしている「キュン」新規のファン歴2年目、33歳。彼女たちのライブや握手会には1度も行ったことはない。ただ、毎日のように「癒し」をもらっている。公開3日目の朝、豊洲で鑑賞。なんの予習もせずに見た上映中、じんわりと涙すること10回以上。涙脆いタイプではないのだが、スクリーンの彼女たちはいろんな角度から、己の感情を揺さぶってきた。「かわいい」だけのグループではない。「一人一人の個性が輝いている」「高いモチベーションとプロ意識」「助け合いの精神」「加入歴の垣根がなく仲良し」・・・。日向坂「文化」の醸成には、久美キャプテンの存在が大きい。彼女の「リーダーシップ」と「明るさ」はまさしく、日向坂の「太陽」であり、「象徴」である。後輩たちを見守る先輩の眼差しはいつも暖かく、先輩たちの背中を追いかける後輩の眼差しも頼もしい。彼女たちは今、良い循環の中にいる。人間は複雑な生き物だ。扱いの差に嫉妬することだって誰にでもある。だがしかし、彼女たちはバラバラになることなく、一致団結して同じ方向を向いている。「互いを尊敬し合っている」「自分の立ち位置で輝くことに全力」だからであろう。なかなかできることではない。頭が下がる思いだ。これまで様々な苦悩や試練を一緒に乗り越えてきた、そんな彼女たちの裏側を垣間見れる「濃厚ベイクドチーズケーキ」のような2時間であった。映画鑑賞後に、レビューを書いたのは本作が初めてだ。一人でも多くの人に、今の感情を解き放ちたいのだ。おたけ推しだけど箱推し。東京ドーム公演は、絶対に行くと決めた。奇跡の集合体、日向坂46。彼女たちの旅路に、同行できる日々に感謝している。いつもありがとう。これからもよろしく。

unbordexmas