サイキッカー 超人覚醒のレビュー・感想・評価
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観るに堪えない
コロナに便乗したのだろうが、治療薬の利益のためにウィルスを拡散させた製薬会社の陰謀と社会派ミステリ―調で始まるが真相には至って踏み込まない。
サイキッカー、超能力者と言うけれど謎の少女が念力を発揮するのは1時間弱経ってから、次は終盤だからひどいもったいぶり、その間はフラッシュカットや長回し、ブレブレのアクションシーンがダラダラ続く、敵の傭兵がこれまた謎のロボットスーツ、全編謎だらけ、やっと敵を倒したかと思ったら再びヘリコプター軍団の群れと続編へ誘ってThe END。タイトルからX-メン風の超能力者のアクション映画かと期待したがなんともチープ、無駄に長いだけ、観るに堪えない、オランダ映画だから観どころの感覚がズレているのかしら、残念でした。
幻魔大戦のリスペクト?
『バトル・オブ・ガーディアン 暗黒部隊vs謎の少女』の続編なのか?元々なのか?
関係ないのか?
同じ脚本家
∴元ネタのようだ。
昨日見たパトレイバーはこのアクションだけを見習って貰いたい。
但し、ここに出ている役者はアクション役者じゃないかも知れない。
単調なので、音を消して『バビロンの河』を聞きながら見た。
割と合っていた。
ヒール役に磨きをかける事の必要性がある。
伝染
Julia Batelaan 演じる Molly という少女の能力の覚醒とそれに至るまでの経緯や葛藤ってところが1つ見どころなんだけど、この女優さん主演で同監督で「Molly」...邦題「バトル・オブ・ガーディアン 暗黒部隊vs謎の少女」というそのまま Molly がバリバリ活躍する作品があるみたいで、これ同一世界なんだよねきっと。続編というか前日譚というか。もう少しこの世界の広がりを観てみないとどうにも...
レジスタンスの拠点内を慣れた足取りで駆けていく少女に寄り添う長回しの映像そのまま、敵対するカンパニーの襲撃に見舞われる様を描き出すことでの没入感は凄まじい...
そして8年後に舞台を移しての、考える暇を与えずひたすらに続く、多彩な武器のお披露目に暇が無いカーチェイスに銃撃戦に肉弾戦は、彼らにとって絶対に避けられない戦いであることを惹きたてる。
ただ...、Molly という少女が辿る逃げられぬ避けられぬ運命といった意味合いもあるのだろう、ノンストップアクションと言えば聞こえは良いのだが、迫力はあれど一本調子な分、退屈に感じてしまうのは否めない。正直タルい...
ウィルスが自然発生によるものか人為的なものか、Molly は隔離されていたのか監禁されていたのか、カンパニーの部隊が使用する武器に搭載されている「STUN」モードと「KILL」モードというシステム、多彩な武器による同じ性能(効果)を以てもたらされる全く正反対な結果...
「モノは使いよう」であり、ここに人の意思(意志)の介在(反映)を見るわけだが、この意志を、人から人へと受け継がれ...また人から人へと伝染し...そして人に宿るモノ...として、世界に絶望をもたらしたウィルスへの希望とする描き方は素晴らしかった。
「バイオハザード」シリーズ...「X-MEN ファイナル ディシジョン」(2006)...「エリジウム」(2013)...「LUCY」(2014)...
全くオススメ出来ない
冒頭主人公が子供に話している内容からもう少し中身のある作品になるのかと思ったが、ただただ残虐なだけのアクションものだった。
SFといえば聞こえは良いが、ご都合主義で一貫していない内容をSFだからと言い訳してしまったかのよう。
アクションはTRUE JUSTICEシリーズが凄いだけに、この作品を観ると素人ながら下手に感じる。
ただ、TRUE JUSTICEは役柄上そもそも一流、こちらはそこまでの組織ではなさそうなので、その点は点数に考慮しない。
全く子供向けではなくホラー的な部分もあるので要注意。
R指定しても良いのかもと思えた。最低でもPG-12。
ただそもそも中身もなくつまらない。
新型コロナウィルスも人工的に作られたという噂が・・・
そういう意味では社会派サスペンスといった雰囲気なのだが、それは冒頭部分だけ。製薬会社“カンパニー”が細菌(バクテリア)を作り出し、特効薬も開発したと疑念を持ったグループがいたのだ。彼らはカンパニーの襲撃を受け、組織は解散に追い込まれたのだが、残党は8年後に再会し、カンパニーに侵入しようと計画・・・
冒頭から少女モリーに焦点を当て、ワンカット映像のように撮っていたのが凄い!廃ビルを組織のアジトにして、カンパニーの秘密を暴こうとする“正義の味方”。しかし、組織を壊滅させられ、生き残った者たちは過激派となっていた。そして、モリーの理解者である医師デビッドがその過激派のリチャードとアレックスに誘われ、秘密を暴くといった展開。カンパニーに侵入し、“根治薬”を探す彼らは“M1”と書かれた金庫に入る・・・しかし、薬は存在せず、8年前に誘拐・監禁されたモリーがポツンと立っていたのだ。
面白かったのはここまで!そこからはどういうわけか過激派グループ対カンパニーの傭兵によるアクション作品となってしまった。抗体を持っているとかいないとか、細菌でもウィルスでも感染しない人間は最低でも数%いるのだから、モリー一人だけに固執するのもおかしいし、何を実験していたのかわからないけど、いつの間にかサイコキネシスまで備わってしまった。
原題の“Kill Mode”なんてのも“Shock Mode”から切り替えができる銃ってだけで、タイトルにする意味もわからない。むしろ邦題の方がピタリとくる。後半が低予算のB級に成り下がってしまい、今風の設定も勿体ない扱いになっている。もしかしたら脚本が行き詰ってしまっただけかもしれない。まぁ、製作時には世界的コロナ禍になるとは思ってなかったのでしょうけど・・・
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