「撮影者も、登場人物も、見て興奮する客も…みんな脳みそが筋肉になっちゃうハラショー具合」T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版 kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)
撮影者も、登場人物も、見て興奮する客も…みんな脳みそが筋肉になっちゃうハラショー具合
捕虜が砲弾6発だけの戦車で逃げる話。
戦車がドガーン!バコーン!と暴れまわるのをひたすら楽しむ映画。
深みゼロ!少年心が考えたカッコいいシーンの連発!
だが、それがいい……。
あぁ、戦車かっこいいなぁって魅せ方の連発でニヤニヤ。
撮る側もテンションあがりまくって撮ったんだろうなぁ、と;
戦争の愚かさとかはまったく説かない。
勝利に向かってひたすら頑張る。
単純明快。楽しい!
頭空っぽにして興奮できる映画の極み!
戦車の中、ロシア語で叫びまくる戦車兵達がもう最高。
”移動”、”補充”、”発射”と乗組員ごとに役割があるからこその興奮。
命中すれば「よっしゃーーー!!!」「隊長さいこーー!」と叫びまくる。
攻撃されそうになったら「右ーーー!!!!」ギュララララ!
最高……。
撮ってる製作者も、登場人物も、見て興奮する客も……みんな脳みそが筋肉になってるのかなってなハラショー具合。ただ子供のように眼をキラキラして見る映画。
ツッコミどころはめちゃくちゃある。
それも勢いで突っ切っちゃう。
突っ切れてしまってる良作!
まー、とりあえずガルパンで興奮した人は見とくべき。
戦車の一撃死のドキドキはもちろん本作にもあります。
あー、戦車戦たのしー。
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