「taste good」宇宙でいちばんあかるい屋根 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
taste good
正直言って、予告編を観ても余り興味は湧かなかった。
じじいが観るような映画ではないと思った。
だが、たまたま空いた時間、
それを埋めるのにタイミングのいい映画、
それがこれだった。
レビューも悪くないしね。
だが、今回ばかりは直感が正しかったようだ。
大いに物足りなかった。
一見、確かに良さげだ。
おそらく、おそらくだけれど、
思春期のちょっとだけ複雑な家庭にいる少女の揺らめきを、
的確に表現しているのだろう。
だが、じじいたる私にはそこにシンパシーは持てなかった。
それを補強する役であろう星ばあの言葉も、
心に全く響かなかった。
となると、ストーリー性に乏しい本作は退屈なだけだった。
星ばあが樹木希林だったらとか思わないわけではないが、
本質はそこではあるまい。
一緒に観ていたのはじじばばばかりだったが、
彼ら、彼女らの心は動いたのだろうか。
知らんけど。
コメントする