「きっと、誰の心にも星ばあはいる。」宇宙でいちばんあかるい屋根 みもきさんの映画レビュー(感想・評価)
きっと、誰の心にも星ばあはいる。
まず、第一に主演の清原果耶さんの泣きの演技やお芝居がすんなり見れるというか
「女優清原果耶」としてではなく「つばめ」として見いってしまっていました。そのくらい自然な演技でした。流石です。
そして主人公のつばめの恋愛の年頃の悩みや複雑な家庭環境で育ち、血の繋がらない妹が誕生しようとしてきて嬉しい反面、孤独で苦しくなる気持ち、特に本当の母親に会いに行って新しい家族と仲良くしているのを見てしまって雨の中うつ向いて帰ってきてシャワーを浴びるシーンは非常に人間味が溢れていたと思います。
物語の星ばあとの出会いでつばめが成長している様はまるで親鳥に育てられているヒヨコのようでした。特に星ばあとつばめが一緒に水族館で遊んでいるシーンは見とれちゃいました。星ばあの数々の名言で頑張ろうと思って行動しているつばめは心の強い女の子だと思いました。素敵な映画でした。清原果耶さんの10月公開の「望み」も拝見させて頂きます。
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