「らしさ」宇宙でいちばんあかるい屋根 ryo_maさんの映画レビュー(感想・評価)
らしさ
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三月のライオンで出演されている時から、素敵な女優さんだなぁと思っていましたが、3年半の時を経てついに主役の座を射止めた清原果耶さんの主演映画という事で、胸躍りながら鑑賞しました。
素敵な映画でした。家族での葛藤や愛情が描かれるたびに涙がホロリホロリと出てきました。星ばあの存在感が非常に愛らしくて、長く生きているのに小生意気な部分が抜けていない部分も物語の優しい部分を際立たせていて良かったです。
伊藤健太郎くんも、近所のお兄さんでありながら、つばめの事を大事に想っていてくれて、優しさで物語を包み込んでくれていて良かったです。
難点として、学校の裏掲示板で書かれていたことを、誠は鵜呑みにして言っていた割には後半部分で俺じゃないっていうのは後付けだなと思い、首を傾げました。
物語の始まりが2005年なのは何故かなと思っていましたが、終盤のためのオチのために用意していた伏線だということに気づき関心しました。
本当に素敵な映画です。ぜひ劇場へ。
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