泣きたい私は猫をかぶるのレビュー・感想・評価
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人は、仮面を被ってるし、猫になりたいのだ。
コロリドー!
中々良いものを作ってくるなぁ。
主人公たちにめっちゃ共感できる。猫もかわいいし。
現実から1個広げた設定の話を作るの上手いよなぁ。
猫の作画めちゃ丁寧だし。
自由になりたいし、鳥か猫に今すぐなりたいと、わりと本気で思ってたけど。
この作品を観ると、人間でもそんなに悪くないかなって思う。
誰かと話すときに、100%自分って中々出せなくて。
相手にこう見られたいって言うバイアスがかかるように、そんな人間の仮面を被るんだろうなぁ。
そのギャップを、自分だけが知ってるって状況は、時々苦しくなる。
だから泣きたいし、猫になる。
でも、生きてくうちに、段段慣れて行くのかなーと、なんとなく思ってる。
心が慣れていって、猫になりたいの気持ちだけが残るのかも。
ラストの展開が、あまりスッキリしないんだよなぁ。
猫の集団とか、何度でも甦るあの猫とか。
手だけ猫とか。
せっかく今まで作り上げてきた雰囲気が、一気に茶番劇っぽくなってく感じがちょっと耐えられなかった。
岡田麿里さんの脚本は、ラストがバシッとハマったり弱めだったりするよなぁ。
そこだけ、そこだけ相容れないけど、それ以外はめっちゃ好きな作品。
自分の好きなタイプの題材と導入で展開にわくわくしながら見始め、中盤...
自分の好きなタイプの題材と導入で展開にわくわくしながら見始め、中盤までは王道青春ものなストーリーであった。しかし、猫島に行った辺りからあれ?と思い、この映画の世界観が一気にわからなくなった。個人的には、ファンタジー要素は最低限にして王道青春ものとして勝負していればいけそうな感じなのになぁ、といった感じ。
結果的には起承転承転結のようなストーリー構成となり、一番大事な場面で諸々の疑問が頭に湧いてきて処理が追い付かなかった。恐らくこのストーリーの争点は猫になることのメリット、デメリットを天秤にかけて最終的には人間になることを選ぶ、みたいな葛藤があると思う。が猫島の猫は外見が猫なだけの猫人種であり、かつて人間であった猫たちもパッとしていない始末。これでは猫になるメリットがいまいちわからない。
魅力的な登場人物と題材と導入なだけに惜しいな、と思いました。
モヤモヤ感
●気になったところ
①日の出君がムゲのことが好きになる理由が曖昧だったこと
記憶ではそうだ俺もムゲに救われてたみたいなセリフくらいだったと思います。
②日の出君の悩みがわかりづらい
過保護な母親っていうのはわかるのですが具体的に日の出君が何に悩んでいて、そしてどういう風にムゲに励まされていたのか、ここがわかりづらかった為後半入っていけませんでした。
日の出君にもっと明確な苦悩を与えて、それを猫になったムゲが毎日のように励ましに来る
ムゲが毎日猫になってまで励ましてくれているのを終盤で日の出君が知って
→俺もムゲに救われていた
だったなら行動にも好きになるのにも違和感はなかったと思います
③ムゲの手紙をぐしゃった後の日の出君
教室で嫌な二人組に手紙をからかわれた後、日の出君が手紙をぐしゃぐしゃにして大嫌いだと言ってしまうシーンがありますが、その後日の出君が自分が言ってしまったことについてムゲに何もフォローがないのが個人的にはすごくモヤモヤした
その後廊下で謝らなきゃなと言っていますが結局ムゲに謝っていませんし
それがなかったのでラストシーンのお互いに気持ちを言って希望を語るシーン見ながら、いや…まずムゲにひどいことを言ってしまったことについて解消しないとダメだろ…とモヤモヤしてしまいました
・ムゲが失踪した後のシーンで親友の頼子ちゃんが一発日の出君をぶん殴るとか
・あの時は恥ずかしくてつい強い口調が出てしまったと言うとか
・ラストシーンで面と向かって謝って二人とも泣きながら抱き合うとか
そういうフラストレーションを解消できる描写が一つでもあったらこんなにモヤモヤしなかったと思いますしそのせいで日の出君が嫌な奴に見えてしまいます
ムゲが猫になる直接的なきっかけでもあるのでそこのフォローというか見せ方はしっかりしてほしかった
④離婚した理由
作中で察せられる部分があって見落としていたら申し訳ないですが、ムゲの母親が家を出て行った(作中では娘を捨てたとも言われていました)理由とは何だったのでしょうか?
そこが曖昧なので結局どうしてムゲが両親を信用できなくなったのか、薫さんはいい人なのかどうか、元母親はどんな人なのか、父親はどういう人なのか、そこが謎のままでした
ラストでムゲは家族を好きになろうと決意しますが、理由によっては「いや、そんな両親を好きになる必要なんてないよ…」って思ってしまうものかもしれません、そこは明確にしてほしかったです
全体的に日の出くんの行動原理が、(描写不足のため)理解できず話に集中できませんでした。ここがはっきりしていたらもっとスッと話も入ってきたと思います。
●良かったところ
きなこのシーンは好きなところが多かったし今回の映画では一番好きなキャラ(猫)でした
薫さんとの絆が感じられるシーンでもあったのでお気に入りです
きなこがムゲになり替わる動機も家庭がうまくいっていなくて悩んでいる薫さんを安心させたい、幸せにしたいという動機ですごく理解できるし泣けました
(リビングで父と薫さんが話し合ってる所を聞き耳だてるムゲをきなこがひっぱたくシーンも愛ゆえの行動だったのかと(笑))
ムゲはつらい現実から逃げたいという理由で猫になりますが、きなこは愛する人を助けたいというこの作中では珍しい前向きな理由で猫になっていますよね
見終わった後はエンドロールとかよかったですしいい映画見た~感はありました。
ただ後半の展開の急さや描写不足がどうしても気になってしまいました
全然、謎の子じゃない。
青春劇はとても良かったし、現状を投げ出したいという悩みや思春期の恋愛はとてもよく描けていた。しかし、後半の猫の世界に行くという展開は、ありきたりだし世界観も既視感なため、そんなに楽しくなかった。
ムゲとは、無限大に謎っていう意味の渾名で、主人公のやることは派手だが謎ではない。行動原理がわかるし、話もズレていない。つまり、周りからは浮いてしまう子としては描けていない。
なんか惜しい作品だと思った。
物足りない感
人が正直な気持ちと考えを伝えたときに上手くいくよねって
わかりやすく表現した映画。
後、自分に自信持ちなさいってのがわかりやすく表現されているかなと。
猫が可愛いし仮面屋さんのキャラがまた良い味出している。
声優が豪華な映画でした。
日之出サンライズアターック! 世界との向き合い方についてピュアネス...
日之出サンライズアターック! 世界との向き合い方についてピュアネス溢れるタイトル。思春期ティーンという無限大謎人間についての永遠のテーマ、多感な時期の繊細な問題(ex.『お引越し』)。それに対する反応は人それぞれだろうけど、本作の主人公"裸足"ムゲの場合、普段ウザいくらいハイテンションなのに、父の再婚相手薫さんに対する一見そのままだけど全く心開いていないドライさ。壁がすごい、皆へのへのもへじ、無理してこれ以上傷つかないための予防線"どうだっていい"。傷ついた自分は見せないで笑っては、猫になるムゲ = "太郎"、そして遂に人としての顔を捨てて…あ・り・が・と。居心地の悪さから逃れるための良さと心の拠り所、誰かの幸せを願ってそばにいたいと思う。代わりになれないし手遅れに(なりそうに)なってから愛されてたんだって思う。いつも本当にだいじなものに気づくのが遅くて、けどやっぱり後悔したくない。
猫は太陽の匂いがする、半猫はまだまだ思い残したことがあって人間臭い(?)。「世にも奇妙な物語」か「週刊ストーリーランド」って作品みたいなプロットとお面屋という存在(山ちゃんノリノリ)、あとやっぱり『猫の恩返し』。人間って苦しいし不器用だし、猫でもなんでも「○○(別の生き物)になりたい」と思うことはよくあることだけど、愛し方も愛され方も分かんなくてもとにかく気持ちは伝えたい。自分の周りに、いないと困る人っているかな。笑顔が見たい人ってさ。帰りたい場所があるっていいことだ(主旨が違うけどコロナ自粛期間に映画館行けなかったことでも実感した)。太陽の匂いみたいに愛らしい作品で、日本の王道アニメ間に日本という文化と古来からの神秘性も他作品よろしく話・世界の広げ方に一役買っている。単なる甘ったるいカミングオブエイジものになるスレスレの所で踏みとどまって有意義なメッセージを届けてくれるけど、最後の最後で(エンドロール横の小窓で"その後"が描かれはするけど)"家族"より単なる恋愛成就に振ってしまったみたいな印象の残るラストは好きになれなかった(※『聲の形』原作然り?)。ということでスコアは「ニャー」→ニ(2)・ヤー(8)
元々劇場公開が予定されていたらしいのに、新型コロナウイルスの影響でNetflix配信にシフトされたらしく、制作陣は映画館・劇場という魔法の宿る空間で流したかったろうな〜見られたかったろうな〜なんて思うと、少し切ない。ジブリも3Dアニメを作るっぽいし、世界的な3Dアニメへの移行期もきっと終盤を迎えてて、そんな中で手書きアニメで頑張ること
こら〜命を粗末にするな!あんただけの命じゃないんだから!→意図したことは違ってもお面屋もいいこと言う
パーッと温かくなる気持ちです!
映画を観て「感じたい」人たちにはオススメしない
脚本が岡田麿里さんということで初スタジオコロリド。
簡単に全体的な感想を言うと、前半まあまあ、後半退屈でした。
「無限大謎人間」略してムゲ(さすが岡田さん 笑)と呼ばれる女子中学生の笹木美世は、ある日の夏祭りをキッカケに同級生の日之出賢人に恋をする。
アプローチの仕方がめちゃくちゃオープンで、現実味はないけれどこんな子いたら自分は好きになるなとか、猫に変身できるアイテムがお面という心擽られる設定に、実写映画では受け付けない要素を楽しく観られました(設定はともかくキャラクターがアニメーションでないと観てられない)
ただ、ラストになるにつれて確信めいた事を幾度も繰り返すので、観ていて疲れたし、その割には画的な力強さが物足りなかった。
これは、お面売りの猫店主に問題があるね。人間に戻りたいというムゲと、ムゲを完全に猫化させて寿命をもらいたい猫店主、利害関係的に悪役ではあるのだけれど、そもそもこの人間から寿命をもらう行為は猫の世界では良しとされているのかどうか?猫店主は、猫の世界ではどういう存在なのか?これらがわからないままだったから、ラストの展開が盛り上がりに欠けたのだと思う。
まあ、ラストで言いたい事は、「家族とちゃんと向き合いたい」、「日之出にちゃんと想いを伝えたい」、この2つの回収がわちゃわちゃってなってたね 笑
良い事を書いてなかったけれど、きなこが自分を心配する薫さんを「見ること」で、ムゲになって薫さんに尽くすよりも、たとえ想いを伝えられない猫のまま、きなこのまま彼女のそばにいる事が1番大事だと気付いたシーン、ああいう演出こそが映画の醍醐味だと個人としては思ったね。
あと志田未来ちゃん声優上手!岡村明美さんに声似てない?笑
悪役がひどい、存在してはならない
なんの理由もなく主人公に対して私利私欲のために悪意を向ける
意味がわからない
何でもいいので主人公をターゲットにした理由がなければただの無差別テロと変わらない
そんなの誰が共感できるんでしょうか?
キャラクターがかわいそう
猫と人間 配信と劇場 どっちがいいかな
コロナ自粛で公開が危ぶまれつつも
ネット配信という形で公開された今作
複雑な家庭環境をふまえ
なかなか本音を言えない主人公達が
かぶると猫になれる面を通じて世界を覗くストーリー
猫になりたい人間
人間になりたい猫もいる
だけど元の姿で結局愛されているという
事ですね
なんか胡蝶の夢みたいな感じもする話で
深いいい話でした
コロナ禍で日の目を見れなかった作品が
出てくることに関しては危惧してましたが
こうした形で救われたのは良かったですね
いずれまた劇場公開もして大スクリーンで
観るのも良いでしょう
タイトルと作品がとてもあってる
猫を被るということわざ通り?猫の視点を活かした人間世界の描写がとてもよかったです。
ノベライズ版を先に読んでいましたが、やはり映画としてみたいと思い、泣き猫見たさにNetflix加入してしまいました。
本もいいですが、映画だと、その世界観に没入することができ、なおよかったです。
ただ、映画だと展開が早く、自分で展開を予想する前にテンポよく物語が進んでしまいます。
ですが、このテンポの良さは見ていて飽きず、丁度良いと思いました。
猫バスや千と千尋の神隠しに少し似ている気がする…。
ムゲがだんだん可愛くなる!
主人公のムゲは結構エキセントリックな行動をしているので何だコイツ……な印象が否めなかったものの、彼女の複雑な家族環境や過去の友人関係が明らかになるにつれ、誰かに愛されたい、必要とされたいが故の求愛行為だったことがわかる。
中盤、教室でのあの展開は切なくて……だんだんムゲが可愛く感じてくる自分がいる。
ただ中盤の恋愛感情の盛り上がりにくらべて、猫の村に到達してからの展開はベタすぎるし、ラストのお面屋との追いかけっこも冗長な気がしてこのへんはマイナス評価。
ムゲと入れ替わったきなこのやりとりを深めた方がドラマ性あった。
あとエンドロールのおまけカットはうれしかったけど漫画みたいなセリフまでいれるのはやりすぎ。読み手を信頼してない証拠。恋愛ファンタジーなんだからもっと妄想させるべき。
劇場で公開予定だったこの作品、ネトフリ限定で埋もれるのはもったいない。猫好きのひと、ボーイ・ミーツ・ガール物が好きな人は観るべき。
複雑な感情が出てる
主人公二人の思春期の複雑な感情が表現されてます。
声優二人もうまかったですね。志田未来さんは美食探偵見てても上手いな~と思いますね。
この映画見たら、思春期こじらせて引きずったままの自分が、恥ずかしいような、情けないような…。このまま一生こじらせたままなのかな(汗)
めちゃめちゃ面白かった
ジブリ的な要素もあり、恋愛的な要素もあり、人気アニメや映画のポイントを押さえられているなという感じだった。登場人物は猫店主や坂内、実母を除き、良い人ばかりで安心して見ていられた。ただ、ストーリーが途中から手に取るように分かってしまい、予想通りの展開になってしまうのが少し欠点に感じた。あまり意外性がなかった。最後の最後で猫店主に寿命を奪われた人たちも、元に戻れるかなと思ったがそこまではさすがになかった。
セリフが気にならなければ見て損はなし
最初は出てくるセリフの臭さに鼻白みましたが見ていくうちにストーリーに引き込まれました。セリフに慣れることができるかがそのあと楽しめるかどうかの肝だと思います。
物語の中盤は言及する点もなくスムーズに進みます。
ただ終盤が…。
自分はご都合主義はそれほど気にならない質なのでそこは良いのですが世界観の説明がないまま一気に解決に向かうので、視聴者が置いてけぼりのままいつのまにかハッピーエンドになっていた感じが強いです。
でも総合的にみれば作画もよく大きなストレスになる点もなくネットフリックスにもともと入ってるなら見て損はないと思います!
この作品のために入るかと言われれば微妙ですが…。
主人公の声を演じたのは志田未来さんとのことでしたがエンドロールまで気づかない程お上手でした!脇を固めるのも実力派声優で、演技に関しては言うことなしです。
挿入歌と主題歌も作品にあっていてとてもよかったです。
今風のアニメーション
キラキラした幻想的な絵と、リアルな学校の校舎、
今風の作品だなと感じました。
内容は平和でほっこり。
懐かしい気持ちになりました。
ムゲが何故そこまで日之出くんのことがそんなにも好きなのかは分からないのだけど、、
でも、一途で純粋な心は、いいなと思いました。
声優さん、音楽、よかったです。
僕らで行こうぜ
スタジオコロリド作品は初鑑賞。見終わって劇場で観たかったと口を尖らせました。岡田麿里脚本の作品が大好物なので、今作もワクワクしながら観ました。
猫を主題にしてどういう作品を展開していくのかと気になりましたが、ざっくり説明すると、幼馴染が好きな主人公が猫になれる仮面を被って、猫になって幼馴染に可愛がってもらうけれど現実ではうまくいかず、猫そのものになってしまい戻れなくなってしまったけれど、幼馴染の優しさに気づいて猫から人へと戻ろうとする物語です。
前半からラスト30分くらいまでは岡田麿里らしさ全開の苦い青春、「思春期」をまじまじと描かれていました。終盤になると、ファンタジー色が強くなり、ジブリの世界かな?と思うくらい幻想的になりました。全然面白いんですが、岡田麿里作品ではないなって感じです。面白いんですけどね。
この時期に映画館ではなく、Netflix限定にしたのは英断だと思います。しかし、映画館で観たかった…悔しいぜ…
メインターゲットの視聴者層は喜ぶだろうがどれだけリーチできるかが課題
好みの絵柄のアニメ作品で特に小中学生の女の子は喜ぶ作品だと思う。ただNetflixでの配信という形に公開を変更したことで、その層にどれだけ作品が届いたかどうかが気になる。劇場公開できなかったことが残念なのは否めない。
内容については私好みの絵柄で美しく、最後まで飽きずに見せてくれた。ヨルシカの音楽の使い方も新海誠ほど巧みとはいえない(作風の都合上どうしても比較してみてしまう点はご了承いただきたい)が、いい感じにフィットしていたと思う。
ただ、キャラクターの動機づけが少し惜しかったように感じる。恋愛への繋ぎ方を考えるともう少しキャラクターたちの様子を繊細に描写してもよかったのではないだろうか。
あとは「猫の世界」の描写ももう少しあってもよかったと思う。全体的に説明不足な感じがしているのが惜しいところである。(と色々書きはしたがいざこの尺で全て説明していたら詰め込みすぎと指摘することになっていたかもしれないのでバランスはなかなか難しいところかもしれない)
上述のように色々と新海誠作品と比べられそうで大変だとは思うが、ヒロイン(というか主人公か)の仕草や表情は非常に豊かで個人的には新海作品のヒロインより魅力的だと思ったのでここはよかった。声優さんの演技もいい。
色々ツッコミどころのある作品ではあったが視聴後の満足感はあったので見て損な映画ではないと思う。ただこの映画のためだけにNetflixに入るべきかと言われると疑問はある。後からでもいいので状況が治ってから改めて劇場公開しても良いのではないかと思った。
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