劇場公開日 2021年8月6日

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「沢田研二の起用、演技は見事!メッセージ性が強い映画」キネマの神様 ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5沢田研二の起用、演技は見事!メッセージ性が強い映画

2021年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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単純

今さらながらキネマの神様を観た。ストーリー的には不合格だが山田洋次監督が映画関係者、映画ファンに伝えたい事が満載の映画だった。昔の映画撮影風景をあえてストーリーにして昔の映画関係者はこれだけ撮影に熱く取り組んだ。今の映画関係者もコロナ禍に負けない映画を作ってほしい、映画ファンもアニメたドラマの映画化ばかりでなく本当の邦画、洋画を愛してほしいと山田洋次監督らしいメッセージが盛り込まれていると肌で感じた。もちろん、今の新型コロナウイルス禍の現実もストーリーにあえていれたのがプラス。また、当初志村けんさんが出演予定だったのが沢田研二の起用、演技は見事だった。沢田研二が昔寅さんシリーズで出演した縁で抜擢した山田監督の起用も見事。演技も良かった。日本映画はこのような観客にメッセージ性をもった映画の方が逆にいいのかもしれない。後は120分は若干長いのはマイナスだが3.5。合格点はあげたい。

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ナベウーロンティー