劇場公開日 2021年8月6日

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「神様に願おう、ビール片手に映画鑑賞できる日を」キネマの神様 koゆうみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5神様に願おう、ビール片手に映画鑑賞できる日を

2021年8月28日
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原田マハの本は好きでだが
映画化には向かないと思う。

そんな個人的な感情をふまえて、
山田洋次監督の描く昭和のパートは素晴らしい。

スクリーン上で北川景子は完全に昭和のスターで
リリー・フランキーも完全に昭和の名監督だった。

昭和から現代へ時代が変化する中で
主人公の友達の映画技師のテラシンを演じる
野田洋次郎は輪郭が全然ちがうのに小林稔侍になったし

ヒロイン役の永野芽郁は宮本信子になった。
そして、沢田研二は志村けんだった。

細かく描写しきれず繋がっていない場面も散見するが、
そんな細かいことは主人公のように気取らず
ビールを飲みながら映画鑑賞すれば
もっと楽しめたのかもしれない。

koゆうみ