「神様に願おう、ビール片手に映画鑑賞できる日を」キネマの神様 koゆうみさんの映画レビュー(感想・評価)
神様に願おう、ビール片手に映画鑑賞できる日を
原田マハの本は好きでだが
映画化には向かないと思う。
そんな個人的な感情をふまえて、
山田洋次監督の描く昭和のパートは素晴らしい。
スクリーン上で北川景子は完全に昭和のスターで
リリー・フランキーも完全に昭和の名監督だった。
昭和から現代へ時代が変化する中で
主人公の友達の映画技師のテラシンを演じる
野田洋次郎は輪郭が全然ちがうのに小林稔侍になったし
ヒロイン役の永野芽郁は宮本信子になった。
そして、沢田研二は志村けんだった。
細かく描写しきれず繋がっていない場面も散見するが、
そんな細かいことは主人公のように気取らず
ビールを飲みながら映画鑑賞すれば
もっと楽しめたのかもしれない。
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