「淡々と…」はちどり(2018) ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々と…
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淡々と、人生良いこともあれば、悪いこともある、ドラマチックではなく、あまりにも平凡な映画に感じてしまった。期待しすぎたのかも知れない。家父長制が色濃く残る当時の韓国において、3人兄妹の一番下の娘ウニはヒエラルキーでいうと一番下。家族は父を初め、長男の教育には熱心で、そのためにみんな協力しなければならない。プレッシャーもあるだろうが。父はうるさく偉そうに指図ばかり、浮気してるし、母は無関心、兄には暴力を振るわれ、姉は不良、ウニに優しく語りかける家族はいない。ウニが入院退院しても来ない。恋人も浮気、マザコンでふらふらしてるし、塾の友達にも裏切られ、ウニを慕っていた後輩も学期が変われば心変わりされる。そんな心の内を唯一相談できた塾の先生も橋落下事故で死んでしまう。本当に自分の心の内を語れる人って、そんな簡単にいるだろうか。まぁ人生はそんなもん、って話。
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