「1990年代の韓国の時代背景と思春期の葛藤が分からないと楽しめない作品。」はちどり(2018) にゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
1990年代の韓国の時代背景と思春期の葛藤が分からないと楽しめない作品。
冗長で説明不足な感じで何をこの作品で伝えたいのかって思う内容だという印象。ラストも「主人公は何を思ってるんだろう?」っていう疑問を浮かべながらエンドロールを眺めていた。
個人的に微妙だったけど、おそらく説明不足な所はこの作品の良さと捉えるべきなのかなって思った。逆に良かった点として個人的に感じたのは、一貫して主人公の主観的な視点で物語が語られること。だからこそ、この人は今何を考えてるの?って場面が多発する。邦画は時に説明し過ぎる節があると感じるのでこのぐらいが案外良いのかも。あと、一貫して閉塞感がある映像はとても良かった。進学校、集合住宅、ギクシャクした家族関係、とても主人公の窮屈さや鬱屈してしまう感じが伝わった。でも、流石に長いかも。このぐらい長尺だと展開を期待してしまうよ。音楽はマイナスかも。
タイトルはここのレビュー読んで、思った感想。
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