「掃き溜めにパク・ジフ」はちどり(2018) 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
掃き溜めにパク・ジフ
2020年映画館鑑賞68作品目
韓国の平凡な家庭で育った平凡な女子中学生の平凡な日常
にもかかわらず飽きない
特に笑えるところはないが面白い
俳優の皆さんは決して下手ではないが特筆するほどうまくもない
パク・ジフがずば抜けてルックスがいいからではない
それも少しはあるだろうが監督が天才だからだ
平凡な内容だが作品としては非凡
夜遊びした娘に「野垂れ死になれクソアマ」と罵る父親
妹を殴って鼓膜を破る兄
「カラオケに行かないでソウル大学に行こう」と生徒みんなに言わせる熱血先生
みんな嫌だ
漢文の先生がもっと感心する話をするのかと思ったらそうでもなかった
ウニの姉も友達も後輩も同じ顔に見えるのは自分だけだろうか
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