「『Mother!you had me but I never had you.』聞いて50年経過。」MOTHER マザー マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『Mother!you had me but I never had you.』聞いて50年経過。
クリックして本文を読む
こんな作られた人の不幸を見て、時間の無駄だと思った。真面目に生活保護を受けなければならぬ階層に対する差別に見える。
こんな映画しか作って貰えない俳優は哀れに感じる。この程度の演出家の前では、裸にもなれないし、本当に悪い女も演じる事は出来ない。
一方的に悪い男に虐待される『可哀想な女』をキャラクターに残して、女優としてのイメージを崩さない様にしている。そうしないと、彼女が請け負うCMのクライアントに解雇される。
その他のCASTにも事情があるので、出演するCASTに悪者がいない設定になっている。
しかし、キャラクターの設定に何一つ合理性が見いだせない。演じるCASTは演じるキャラクターに疑問がわからなかったのだろうか?
こんな狂気はあり得ない。
ベースは日本映画のDNAを見事に受け継いでいる。
一番の矛盾 それは母親に執行猶予が付く事。さすが『狂う日本社会』を創造する勇気は、この演出家にはあるようだ。つまり、その方が観客に喜んで貰えるのを知っているのだと思う。
『好き』と言う概念には色々とあるが、この息子の『好き』が母親を駄目にしている訳でしょ。でも、違うよね。それでも辻褄を合わせてエンド。
予定調和。
コメントする