「底辺だけど底辺じゃない。」MOTHER マザー 51さんの映画レビュー(感想・評価)
底辺だけど底辺じゃない。
底辺を描いた映画は好きです。努力では補いきれない格差がある。それは紛れもない事実。
映画が現実を表現している一つとしていいと思います。
「ひとよ 一夜」「楽園」はよかったです。
「焼肉ドラゴン」「万引き家族」は色合いが変わっていたけど、変えようのない時代背景や家庭環境を表現していたと思います。
でもこの映画は、時代背景や家庭環境からおこる底辺をあらわしてはいない。
あるのはこの女のだらしなさだけ。
生活保護、実家の支援。それを支えともせずだらしなく生きた女の姿。
ただそれだけのような気がしました。
※ 男の子。小学生までは親に従うしかないかも。
でも大人になってもあれじゃあ少しおかしいかも。
※ 長澤まさみさんのファンが、こんな役をしてほしくないという意見が多いようですが、それほどひどい役どころではないように思いました。
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