とんかつDJアゲ太郎のレビュー・感想・評価
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マンガは面白いんだけどなあ、
上映前に逮捕者が二名という不運な映画。
マンガのような面白さはない。
わざわざ映画館で見るまでもない。
オシボリさん出てないし。
あまからも出てない。
原作見て欲しいです。
アニメでも漫画でもいいので。
めっちゃ面白いから。
話題先行映画(色んな意味で)
公開までに色々あった今作
延期前の時点からけっこう気になっていた作品
だったので観賞
原作は未見です
不祥事俳優が出ていることについてはわかってて行くつもり
まさか前日にもまた起こるとは思いもしませんでした
そんな今作の感想としては
・DJ全然カッコよく見えない
・とんかつも美味しく見えない
・キャラも行動もよくわからない
・鍛錬シーン省きすぎ
・渋谷や美術の雰囲気はいい
など残念な内容でした
渋谷のとんかつ屋の名店「しぶかつ」の3代目
アゲ太朗は無気力の塊で店を継ぐ気も無く
キャベツを千切りする毎日
同じような連れとダラダラ自堕落な日々を送っていたが
ある日ふと目にしたクラブフロアのDJに心を奪われ
とんかつもフロアもアゲられるようになる男を
目指すことになります
つまり下町のとんかつ屋とクラブという
まるで異なった世界を主人公を中心に対比する面白さが
軸になっていると思いがちですが
蓋を開けてみるとどちらも中途半端
まずDJのシーンがまず根本的にDJのノリと
流れる曲合っておらず申し訳程度にカメラを揺すってはみますが
躍動感が全然ありません
使われる楽曲もI believe in miraclesとかStar Guitarとか
定番も定番のベタベタ
今時こんな曲をかけ…る場合もあるのかもしれませんが
(中高年限定のクラブとかもあるにはある)
とにかくアゲ太朗が憧れるだけの「カッコよさ」
がまるで表現されていません
対するとんかつ
とんかつも美味しそうに見えない
かろうじて音はサクサクカリカリ音を出してますが
絵の彩度が足りない感じ
キャベツもなんかしなびている感じで
名店ぽさがありません
DJを目指す冒頭のYouTuberになるシーン
師匠の尾入の指導全然しないでステージに
アゲ太朗を出してぶち壊しにするシーン
クライマックスのDJコンテストシーン
全体的に現実のクラブシーンを描く気がまるで
感じられず話を追う気が無くなってきます
つまり作り手がDJもとんかつもどうでもいいんでしょうね
俳優の不祥事に関する話題ばかりになってますが
まあ仕方の無いところ
ただ月2本ペースで映画に出ている忙しい伊藤健太郎が
自家用車を運転する合間を与える意味がちょっとわかりません
数億と言われる損害と考えたらタクシー乗せるべき
若い内の俳優の起用は見た目と人気だけで仕方がなく
俳優としての味や自由度は30,40になってからでしょう
もっとガチガチに管理していかないとこんな事態は
またいくらでも起こると思います
子供じゃありませんがとても損害を賄いきれる
存在ではないのですから
…まあそのいい時期に入ってる伊勢谷が…
というわけでこんな調子ではもう邦画はアニメに
永遠に勝てなくなってしまうでしょうね
とんかつ、食べて帰りました。
オーソドックスな青春コメディ。
好きな女の子を振り向かせたいという不順な動機とフロアを上げるカッコ良さに憧れ、DJになろうとするも、挫折。舞台で恥をかく。そこから、家族や友人の助けをかり、再び、挑戦しようとする。
コメディとドラマの配分を間違うとコントになったり、笑えなかったりして、失敗してしまう作品もあるけれど、これは、楽しめた。いろいろあったのでヒットはしないだろうが、良い瞬間が幾つかあり、それだけでも、観た価値は、あったかな。
伊勢谷友介のダメさ加減と芝居が妙にハマっているのは…アレのお陰か…。
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