「【”独りぼっちだった少年が友とチームのために必死に自らの役割を果たす姿” そして”誰でも光り輝く場所はある!”熱き青春自転車ロードレースムービー降誕。】」弱虫ペダル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”独りぼっちだった少年が友とチームのために必死に自らの役割を果たす姿” そして”誰でも光り輝く場所はある!”熱き青春自転車ロードレースムービー降誕。】
ー今まで独りぼっちだった少年が”ロードレース”を通じ、初めて仲間と力を合わせ物事をやり遂げる過程を、物凄い熱量で描いた成長物語。-
■今作の面白く、心に沁みる所幾つか。
1.坂道少年が高校入学を機に、アニメクラブに入部しようとするが、休部状態でいつの間にか、県トップを誇る自転車部に入部する過程。
ーママチャリで時速27㎞ってありえないでしょう・・、と思ったら小学校高学年から千葉からアキバに週一度ママチャリで通っていたのね・・。
おばさんバイクVS坂道君のママチャリ並走シーンが面白い。-
コメディかな・・と思っていたら、物語の”面白さのギア”が一気に上がる。
2.1年生歓迎60キロレースでの、次世代”エース”を期待される今泉君(伊藤健太郎:太腿がナカナカ凄い。練習したのだろうなあ・・。)や鳴子君たち、一年生レースの、手に汗握る面白さ。
クールに見ていた巻島先輩が思わず叫ぶ”行け!坂道!”
ー勿論、観ている私も心中、叫ぶ。”今泉君も、坂道君も、そして鳴子君も頑張れ!”-
3.真剣だが、暑苦しい二人の”スプリンター”鳴子君と”おっさん”田所君とのやり取りで嗤い・・
ーレース中、矢鱈ウルサイ・・。体力使うよ・・。-
4.まさかの県予選に臨むメンバーに選ばれた坂道君。
プレッシャーがかかるとともに自転車同士の接触事故に巻き込まれ、まさかの最下位に一度落ちてしまう・・。
ー集団で走るから、良くあるんだよなあ・・。ー
だが、ここからの坂道君の仲間たちを追う山道を猛烈な勢いで駆け上る姿が凄いし、観ている側はもう、観客ではなく、”エース”金城主将を始めとしたチームの一員として、固唾を飲んで見入ってしまう。
坂道君は明らかに”クライマー”であるという事も確認しつつ、ロードレースの駆け引きも面白く描かれる。
ーうーん、この作品、無茶苦茶面白いぞ!-
5.そして、次のエースを期待されている今泉君が、中学時代のトラウマを吹っ切り、新しく”エース”となる姿・・。
皆で円陣を組む姿。勿論、坂道君も輪の中に満面の笑顔である・・。
<コメディ青春スポーツ映画の要素を盛り込みながら、一人の少年が素晴らしき仲間たちと出会い、成長する姿を描いた素晴らしき”自転車ロードレース”ムービーである。>
■蛇足
・時候の良い時期に、川沿いのスピードを出せる道をロードバイク 愛車GIANT で走りますが、下り坂追風参考で時速45キロが最高値です・・ママチャリで時速27㎞って信じがたいなあ・・。凄い。
・今春、上映された「栄光のマイヨジョーヌ」ドキュメンタリー作品なども、世界のトップレーサーの実情が垣間見れて、面白いかな・・と思います。
こんばんは、NOBUさん。
みかずきです。
共感ありがとうございます。
本作、青春映画としては面白い作品です。
原作未読ですが、原作ファンの方々は低評価のようです。
人気のある、または有名は原作を映画化すると、
原作に如何に映画は忠実かが問われることが多いです。
原作ファンの気持ちは、よく分かりますが、
原作本は、自分のペースで読むことができます。読み返すこともできます。
しかし、映画は、作品のペースで観ることしかできません。リピート鑑賞は可能ですが、一期一会鑑賞が基本です。
原作に映画の特性に合ったアレンジをして映画化することは許容範囲だと思います。
-以上-
救急車ではなく、救援の車に乗りました。練習不足で全然進めなかった。熊野古道で新品のロードバイクでした。
イオンのワンデー・パス、復活ですね\(^o^)/9月は愛知女性映画祭もあるし。たぶんスタンプラリーは性別関係ないので!