ブラックアダムのレビュー・感想・評価
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親方!空からドウェイン・ジョンソンが! 既視感バリバリだが、ヒーロー映画なんてこんなんで良いんじゃいッ!
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「DCEU」の第11作。
犯罪シンジケート”インターギャング” に支配された国カーンダックで、太古のヒーローとして崇められてきたテス・アダムが5000年の眠りから目覚めた。強力なパワーを持ち、敵を殺す事にも躊躇がないアダムの存在を危険視したアマンダ・ウォラーは、彼を捕縛するためヒーローチーム”ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)”をカーンダックへ派遣する…。
○キャスト
クラーク・ケント/スーパーマン…ヘンリー・カヴィル。
長き眠りから目覚めた怒れる破壊神、テス・アダム/ブラックアダムを演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズの、名優ドウェイン・ジョンソン。なおジョンソンは本作の製作も務めている。
JSAのメンバーである老魔術師、ケント・ネルソン/ドクター・フェイトを演じるのは『007』シリーズや『マンマ・ミーア!』シリーズの、レジェンド俳優ピアース・ブロスナン,OBE。
もしもドウェイン・ジョンソンがスーパーマンになったら?というドリフのもしもシリーズみたいな事を大真面目にやり切った映画。ザ・ロック様がヒーローコスチュームを身に纏って悪党共をぶち殺しまくり、あまつさえアベンジャーズ…もといジャスティスなんちゃらおぶかんちゃらというヒーロー軍団とバトるという、バカみたいな作品である。そんなもん面白いに決まってるだろっ!!好い加減にしろっ!!
作品の出来としてはかなり不格好。カーンダックの現状について大した説明が行われないので、インターギャングとは何者なのか、アドリアナ一味は何をしている人たちなのか、なぜ悪魔の宿った王冠を探しているのか、なぜブラックアダムを復活させる呪文を知っていたのか、その辺の事が全然よくわからない。
ロック様が蘇ってからは面白いのだが、それに至るまでのセッティングの段階がとにかくヘナチョコ。もう少しなんとかならんかったのか?
本作は一応『シャザム!』(2019)のスピンオフというか、地続きの作品である。ヒーローオタクな男の子とのバディものという点は、明らかに『シャザム!』を意識してのことだろう。そのため、物語に目新しさは特にない。
ブラックアダムと敵対するJSAの面々も既視感バリバリ。ホークマンは某社長、ドクター・フェイトは某ヒゲの魔術師、アトム・スマッシャーは某蟻男、サイクロンは某銀髪ミュータントそのまんまである。JSAがホークマン邸から飛び立つところなんて完全に『X-MEN』(2000-)だったし、流石にこれマーベルから怒られるんじゃありません?そういや、ブラックアダムの冗談が通じないところは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のドラックスっぽいかも。ドラックスを演じるデイヴ・バウティスタも元プロレスラーだし、なんかこの類似には作為的なものを感じるぞ。
個人的にはアベンジャーズ& X-MEN対ロック様という夢のカードが見られて大満足だったのだが、ヒーローたちの造形をライバル会社から丸パクった件に関して腹を立てたり呆れたりする人がいてもおかしくないかも。パロディ映画として受容することが出来るか否かで、この作品の評価は大きく変わるかもしれません。
JSAがパチモン集団である事は否定しようもないが、彼らのキャラクター像はかなり好み。というか、本家の社長とか魔術師とは比べものにならないくらいめちゃくちゃ正当派なヒーローが揃っており、この1作で終わらすには勿体ないくらいに魅力的なチームとなっている。亡きドクター・フェイトの技をホークマンが受け継ぐという王道展開は、全てのアメコミ映画に見習って欲しいと思うほど大好き。めちゃ熱ですやんこんなん!!
JSAの長編映画を作れ!とまでは言わないが、彼らを主役にしたテレビシリーズを制作すればかなり良い線いくんじゃなかろうか?
「俺は誰にも従わない」と吐き捨てるブラックアダムは実にロック!ザ・ロック様だけに!座り心地が悪いと玉座をぶっ壊す様にも痺れた〜。もうこれ最高のヒーロー像じゃないですか♪
『シャザム!』の設定を逆手に取ったテス・アダムの正体など、ただ単純なだけではなくちゃんと驚きのポイントも用意されている。うん、花丸💮
てめえらに今日を生きる資格はねぇ‼︎なブラックアダムと、ヒーローは何があっても人を殺してはならない‼︎なホークマン。この対象的な2人の火花の散らし合いも良い。どちらの言い分もわかる!ヒーロー同士の対立といえば『バットマンvsスーパーマン』(2016)なんて映画もありましたが、それよりも本作の方が異なる正義の対立をよほど上手く描けていたと思います。
ラスボスにやっつけ感がある?…確かに。
アドリアナ親子のキャラ薄くない?…確かに。
インターギャングって結局何だったんだ?…確かに。
仮死状態にしたり蘇らせたり…。JSA自分勝手すぎない?…確かに。
考えれば考えるほど不細工な映画ではある。しかし、それを補ってなお余りあるエネルギーが本作には満ちている。興行的にはコケたし、批評も散々ではあるのだが、ヒーロー映画って本来このくらいユルユルで良いんじゃないのっ!?
この続きは100%ないだろうが、どっかの大金持ちが全額出資したりなんだりして『ブラックアダムvsスーパーマン』が作られたりしないだろうか…。うーん、それ観たい。
…にしても、イスラエル-ハマス戦争が勃発してしまった事によってこの映画の見え方も大きく変わったように思う。どう考えたってカーンダックはパレスチナ🇵🇸で、インターギャングはイスラエル🇮🇱、JSAはアメリカ🇺🇸として描かれてますもんこれ。
ただのバカ映画だと思っていたが、世界情勢が悪化した事で他のどのヒーロー映画よりも政治的な内容の作品になってしまったような気がします…。
どっちが正義・・・
ロック様のファンだし、ネタはDCコミック、VFXはアカデミー賞をとったビル・ウェステンホファーだから、面白くないわけがありませんね。
紀元前2600年前から現代まで5000年の壮大な歴史ファンタジー、前半では国民を苦境から救うロック様を曰くつきのダークヒーロー、破壊神の復活だとしてジャスティス・ソサエティなる正義のヒーローが敵役で登場、えっ、どっちが正義・・。
そんな馬鹿なと思ったら後半ではチームを組んで悪を成敗、お役御免でロック様は冬眠状態、またもや何これと思ったら、王冠の謎、魔力を手にしたアクトン王の末裔と戦うために再度覚醒しました。この脚本家たち、気を揉ませるのが得意なようです。
ラストでアトム・スマッシャーが「またいつか」と言うとロック様は「以上だ」とにべもない、普通は続編狙いで終わるのに珍しいと思ったらエンドロールでスーパーマンがアダムに、いちゃもんを付けていました、最後まで捻るのが好きな製作陣。
破天荒ヒーロー!ワルい奴には容赦無し!
面白かった!ド派手なCGで楽しませてもらいました。
ストーリー的にも、DC特有の影をかかえたヒーローって感じで良かったです。
まぁ、ドウェイン・ジョンソンの存在が大きいかな。まさに肉体美を強調したヒーロースーツが印象的でした。ホンッと最強という言葉が良く似合う。
勧善懲悪、ヒーローものの定番ではあるのですが、本作品では、ちょっと考えさせられますね。
正義の名の元に登場するヒーロー集団JSA、ヴィランのアダムを退治しに来たはずなのに民衆からの指示は得られない?結局、立ち位置によってどちらが正義かという基準が変わるってことも訴えてる作品ってことかな。
相手が悪人であっても、人を殺めるという行為がヒーローらしくないってことらしいけど・・・
う~ん、確かに微妙。フィクションで見てる分には、快感なんだけど、身近に起きた現実だったらと思うと、素直に喜べないかも。 【ネタバレ】
変身の呪文が『シャザム』だったけど、あの作品が絡んでくるってこと? アメコミを読んでる人には違和感なかったかもしれないけど、自分にとっては???
オマケにラストシーンには、スーパーマンまで登場して・・・
ジャスティス・リーグが復活するのかな? ますます楽しみになるDCの作品群。 やっぱりヒーローものは最高です!
未来はまだ変えられる
当時、映画館で観ました🎬
ドウェイン・ジョンソンがブラックアダムを演じるということで、期待してましたが…。
やや平凡な出来となってしまったかも知れません😥
JSAのメンバーでは、ピアース・ブロスナン演じるドクターフェイトが一番キャラが立っていたように思えます。
それだけに終盤で亡くなってしまうのは残念でした。
ポストクレジットシーンでは、彼が出てきて今後の展開を期待しましたが、結局DC映画再編により立ち消えになってしまいましたね💧
私としては、この映画はそれなりに好きなのですが🙂
制作費が回収できないと、ビジネスとして成り立たなくなってしまうのもわかります。
ヴィランが最期真っ二つになったのはある意味爽快でした👍
悪者ヒーローってコンセプトはいいんだけど、、、
普通に面白かったけど、あまりにも既視感と脚本の粗が目立った今作。
もうブラックアダムはソーにしか見えないし、でかくなれるだけのアントマン、なんちゃってドクターストレンジもいて、微妙という感想が1番だった。
特に盛り上がるポイントも盛り上がりきれず、市民が少年の一言で立ち上がるのも、別にヒーロー達いるし隠れてればよくね?って思っちゃった。
ヒーローとは?みたいなのはお決まりであるにせよ、勝手に善悪線引きして悪だと決めつけるな!っていうのは、なんか印象に残ったセリフ。
この評価もなんか頷ける映画だったかな。
このヒーローは最強過ぎるから、やっぱりヒーロー同士で戦わせるしかないのかね。
DCはMCUの二番煎じになっちゃダメだよ!
優しき破壊神
DCエクステンデッド・ユニバース第12作。
Netflixで鑑賞(吹替)。
原作コミックは未読です。
優しき破壊神がとにかく暴れまくる。正義の形や真のヒーローを巡るドラマが迫力のアクションと共に畳み掛けられ、終始アツかったです。オリジンとして王道ながらそこがいい。
ブラックアダムとアモンのやり取りは「ターミネーター2」のT‐800とジョンを彷彿とさせ、アダムの口調とムキムキ具合も相まってのターミネーター感が面白かったです。
ドウェイン・ジョンソンによって素晴らしいキャラに仕上がっているブラックアダムを今後展開されるDCUに組み込まないだなんて、本当にもったいない。なんとかならないか?
後半、飽きてしまった
DCシリーズのファンではなく前知識無く鑑賞したのですが、前半は面白かったものの後半から「長いな」と感じてしまいました。理由は、物語序盤から出てくるメインの敵と思わしき存在が後半まで全然出てこず、それそっちのけで仲間内?での戦いばかりが続くため。展開も少し詰め込みすぎたからか、悪い意味で3時間くらいの作品に体感しました。飛行機の中で鑑賞するなどでしたら良いと思います。
続編が消滅が辛い
何年も前にアナウンスされてきてついに公開されたロック様演じるアメコミヒーローブラックアダム。ムキムキマッチョでカッコ良くて傍若無人な振る舞いとか他のヒーロー一線を画する点も良い。内容は子供には優しいとかお約束な展開もあるけど十分楽しめた。EDクレジットの後にはヘンリー・ガヴィル演じるスーパーマンがサプライズ登場してこれからの展開が楽しみだっただけに続編消滅が残念過ぎる。
地獄送り ドウェイン参上
スーパーパワーで人を軽々と天高く放り投げる。
銃弾も砲弾もへっちゃら。ミサイルを素手で掴む。
鋼鉄の棒で叩かれてもその棒が歪む。
ドアや壁をぶち破って。
手から電撃ビームを放ち、自由自在に空を飛ぶ。
ムキムキマッチョのスーツ。
別に驚く事はない。
だって、ドウェインだったらそれくらいの事出来て当たり前。
そう、本作はドウェイン・ジョンソンのドキュメンタリーなのである。
…な~んてのは勿論冗談。
DCコミックのアンチヒーロー、“ブラックアダム”を描いたDCユニバースの一編。
『シャザム!』に登場するキャラクターで、原作ではシャザムの宿敵。映画でも元々シャザムの敵役として登場する予定だったが、ドウェインが配され、彼がブラックアダムの大ファンでもあった事から、その誕生を描いた単体の作品として製作。
『シャザム!』繋がりのネタとして、魔術師から力を授かり、唱える呪文は“シャザム!”。
でも、決定的に違うのは…
シャザムは選ばれし正義のヒーロー。
ブラックアダムは“アンチヒーロー”。
歯向かう“敵”は容赦なく殺す。情けはナシ。
半神半人。その力は神の如く。
驚異的な力と脅威的な存在故に5000年もの間、魔法の力で封印されていたが、現代に復活。
そんな恐るべき“破壊神”に挑むヒーローたち。
DCユニバースだから、ジャスティス・リーグ!…ではない。
ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ。通称“JSA”。
リーダーで、空飛ぶ超人、ホークマン。
未来が見える魔術師、ドクター・フェイト。
巨大化出来るアトム・スマッシャー。
嵐を操る紅一点、サイクロン。
MCUで言ったら、ファルコン、ドクター・ストレンジ、アントマン、『X‐MEN』からストームと言った感じのヒーローチーム。彼らが言わばサノスに挑むようなもの。
普通だったら彼らを主人公にして脅威に挑む様が描かれるが、“敵”を主人公にしてヒーローチームがどう立ち向かうか“逆の視点”なのがユニークな所。
にしても、遂にドウェインがヒーロー映画参戦!
正義感溢れるクリーンなヒーローではなく、アンチヒーローなのが意表を突く。
実は、ブラックアダムのキャラもドウェインを反映させて陽気で、作品もとことん痛快単純な内容かと思ったら、思ってたよりシリアス。DCユニバースの初期作品みたく終始重苦しいだけじゃなく、ユーモアや楽しさも散りばめられてはいるが。
悲願の役だったというドウェインの熱演。キャラ設定もあっていつものような陽気な性格ではないが、その存在感、タフさ、パワフルさは遺憾なく発揮。
ただのドウェインの俺様映画って感じじゃなく、周りのキャラもフィーチャー。
女性大学教授と彼の息子がブラックアダムと関わる。
JSAも単なる添え物ではなく、しっかり活躍。
ホークマンは正義感に溢れ真面目で、サイクロンは頭も優秀。今時若者のアトム・スマッシャーはおっちょこちょいで時々面倒起こすけど。フラッシュ的…?
そんな中、ドクター・フェイトは年長者として締めてくれる。ピアース・ブロスナンの魅力も相まっていい役回り。
アクションの迫力とエキサイティングさは言うまでもなく。
超人アクションが次々と炸裂。
空中アクションはまるで『ドラゴンボール』な気分。ブラックアダムが一人で“敵”を壊滅させる様は、何だか悟空vsレッドリボン軍を彷彿。
ブラックアダムもJSAも各々の能力を発揮してバトル。
クライマックスはスペクタクル充分。
出し惜しみなくCGてんこ盛り。使い過ぎなくらい。
『ジャングル・クルーズ』に続きドウェインと再タッグとなるジャウマ・コレット・セラの演出はエンタメに徹している。
DCユニバースのリンクネタも勿論あり。ヴィオラ・デイヴィス演じるウォラーの登場。極め付けは、あの“超人ヒーロー”が…これについては後述。
アメリカや世界中でヒットはしたが(尚日本では某バスケアニメ映画とぶつかって全くの不発)、期待ほどの大ヒットには至らず。また、批評面はかなり鈍い。
まあ確かに粗い面やヒーロー映画史上に残るほどの優れた作品とは言い難いが、思ってた以上に良かった。
アクションや面白さはたっぷり。個人的にはドラマ面も悪くはなかった。
舞台の架空の国、カーンダック。
犯罪組織に支配されており、国際社会やヒーローチームからの支援や助けもナシ。国民は苦しめられ、救世主の登場を望んでいる。
そんな彼らにとって、脅威的な破壊神であっても、悪しき奴らを排除してくれるブラックアダムは“我らが勇者”。
ブラックアダムと闘う為今頃になってやって来たJSAに対しては非難。正義を掲げる様をチクリと皮肉。
ヒーローはどっち?
そもそもヒーローとは?
誰が? 誰にとって?
単純に区別出来ない善し悪し、ヒーローの存在意義。MCUの『シビル・ウォー』のテーマと通じる。
真の勇者はいた。
古代カーンダック。悪王が支配していた時代。
一人の少年。奴隷の子。
民衆を鼓舞し、立ち上がった時、魔術師から勇者として力を授かる。
が、それ故邪悪な魔の手は愛する大切な人たちを…。
少年は自らの命を犠牲にして父を守り、その力を託す。
少年はブラックアダムの息子。父親こそブラックアダム。
息子の復讐。その力は、怒りと悲しみ…。
ブラックアダムの誕生秘話は、なかなか悲劇的。
だから、決して邪悪な存在ではないのだ。
危険で脅威的ではあるが、何もこの世を支配したり、滅ぼそうとはしない。手段は過度だが、邪悪な存在は叩きのめす。
善と悪が入り交じり。
そんなブラックアダムが、ある母と息子、JSAと対する内に、自らの存在に葛藤する。
自分は何の為に闘うのか。存在するのか。
この力は…? 神から授かったものか、それとも呪いか…?
ある決断をする。ヒーロー映画として意外な終着で、これはこれでいいが、でももう一展開欲しい所。
定番ではあるが、それぞれ掲げる信念がぶつかった時、必ず“第三者”が現れる。
JSAはヒーローで、ブラックアダムはアンチヒーロー。“ヴィラン”が不在。
いや、ヴィランはいた。遂に恐るべき力を手に入れ、野望を実行に移す。
本当の脅威。邪悪な存在が…。
“悪魔”と言っていい。
ヒーローチームであっても、悪魔には勝てない。
悪魔に勝てるのは、神。
破壊神だが、今こそ彼の力が必要だ。
さあ、ブラックアダムよ。破壊神=アンチヒーローから真の勇者=ヒーローになる時だ。
ヒーローとしての目覚め。分かっていても胸アツな展開。
JSAとの共闘チームプレー、民衆の立ち上がりも。
面白かった。
こうなってくると、本作一本だけは惜しい。
続編が楽しみ。
シャザムとの闘い。
すでに話題になっているED後に登場するアノ超人ヒーロー。スーパーマンとの闘い。
DCからまたまたユニークなヒーローが誕生し、期待や構想膨らむが…、
ご存知の通りDCのトップが入れ替わり、新戦略が立てられ、『ブラックアダム』の継続は中止に…。
マジかよ…。ヘンリー・カヴィルのスーパーマン再登板も『ブラックアダム』の続編も『ワンダーウーマン3』もナシに…。
DCの新戦略は気にはなるが、何だかがっかりもさせられる。今後、どうなるのか…?
ブラックアダムは5000年の封印から復活した。
この不条理な封印からも、いつの日か必ず、復活するだろう。
その時はまたあの力を。決め台詞を。
疲れた時に何も考えずに見られる派手映画
強い!かっこいい!強い!
ひたすらドウェインジョンソンの良さにひたる映画でした。
やべえやつが復活した!諸悪の根源!みたいに騒がれるけど割と普通に常識人なドウェインジョンソンが困惑しながら「なんか向かってくるし…」で戦う映画。
「なにこいつら…」みたいな困惑顔のドウェインジョンソンと子供に甘くて素直に言うことに従うドウェインジョンソンが可愛い映画でした。
シャザムって唱えるだけで代償なしにオンオフできるの!?とか色々突っ込みどころはありましたがまあ細けえことは良いんだよ!で見終わりました
悪魔を凌ぐダーティーヒーロー
相手の死や巻き添えに無関心なだけでアンチヒーローには見えませんでした。
逆に彼を迎えうつヒーローチームに問題ありです。
今度はスーパーマンと何かやらかすのでしょうか。
何の思い入れもないキャラ達大活躍
太古の昔に奴隷を救ったヒーローとして伝えられた伝説神が現代によみがえって大暴れする話。
ブラックアダム単体の話だと思ってたら何やらジャスティスリーグとはまた違う(?)ヒーロー集団が出てきて、何やらブラックアダムと衝突したり協力したりするご様子。そして原作自体がMARVELとDCでパクりパクられしてるのであろう故、MCUと似たキャラが出てくる出てくる。
何の思い入れのないストレンジに似たキャラが仲間のために犠牲になったり、何の思い入れもないキャラ同士が見せられてないけど実はめっちゃ深い絆があるらしかったり、何の思い入れもないキャラ同士がヒーローのあり方で対立したり(笑)この2時間の中でMCUがやっていたことを全部まとめてるんじゃないかと思ったらそれはそれですごい。
MCUで過去作見ないで途中から見るとこういう感覚になるんだって言うのを味わえた。最後スーパーマン出てきたけどDCの中でスーパーマンどういう立ち位置か全く忘れたし、魔法の呪文がシャザムと同じなの全くわからんけど、それも全部どうでも良いかと思わせてくれるDC、君はこのままその道を行くんだ。
というか、"ブラックアダム"を見に行ったけど楽しんだのは概ねJSA絡みのシーン。ドウェイン・ジョンソンだから重厚感のあるアクション期待してたのに、速いっていうのが勝つ。しかもフワフワ浮いてるからなーんか岩とかがすごい軽く見えちゃうんだよな。何より強すぎて出だしからパワーインフレ状態で、馬鹿らしく見えちゃって(笑)
やっぱりJSAぐらいの能力のがアクションとしては楽しいよなぁ。私はサイクロンの虹色が綺麗でかなり良かった。
DCU複雑…
「シャザム」シリーズを1つも観ていないので、シャザムと関係あることが分かった瞬間、「しまったー!」と思ってしまった。単独作品として楽しめるものだと思ってたのに…。
正直、DCの世界観は複雑でよく分からない。改めて調べてまとめてみた。今現在、DCは3つの世界観が平行して展開しているのだという。
①DCU(DCユニバース)…「マン・オブ・スティール(2013)」からはじまる世界。スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマン、シャザム、ブラックアダム、バットマン(ベン・アフレック)、スーサイド・スクワッド(ハーレイ・クイン)
②「ジョーカー(2019)」からはじまる世界。
③「THE BATMAN(2022)」からはじまる世界。バットマンはロバート・パティソンが演じる。
②の世界ではまだバットマンは登場していないが、ブルース・ウェインは出てきているので、今後登場する可能性はある。そうすると、①②③の世界のすべてにバットマンがいることになる。複雑だなあ…。
しかも、①にはヒーローのチームに「JLA(ジャスティスリーグオブアメリカ)」と「JSA(ジャスティスソサエティオブアメリカ)」の2つの組織が出てくる。
原作コミックでのチーム名を変えるわけにはいかなかったのだろうことは分かるけど、名前似ててややこしいなー。
で、ブラックアダムの感想。
ストーリー的にはあまりはまることができなかった。ギャング(テロリスト?)の占領下にある地域が舞台。近年の社会情勢批判をからめているのだろうけど、平和な日本ではそのような戦地のような場所の過酷さをあまり想像できず、なかなか映画の世界にシンクロできなかった。
ブラックアダム対正義のヒーローチーム(JSA)という構図は面白いと思う。ヒーローチームがJLAみたいに圧倒的パワーをもつやつらじゃなくて、ほどほどに弱くて協力しないといけないところが良い。JSAの面々がなかなかいい感じで、とくにドクター・フェイトはここで死んでしまうには惜しい…。
あと、ブラックアダムがバンバン人を殺しまくるところがちょっと笑える。このへんスーサイド・スクワッドののりを感じる。
あらためてストーリーをふり返ってみると、けっこう面白い話だったんだな、って思うのだけど、映画観てるときはとにかく展開が分かりにくくて、あまりはまれなかった。
【良かった点】 こんなアメコミ映画が見たかった!のてんこ盛り。バト...
【良かった点】
こんなアメコミ映画が見たかった!のてんこ盛り。バトル描写も激しめで終始楽しい。そしてストーリーも単純明快で、MCUが抱えるどんどんストーリーが重くシリアスになっていく問題へのカウンターか、DCはこういうポップな路線を歩んでほしい。この次がシャザム2なのも流れが最高。
【良くなかった点】
ラストでとあるクリフハンガーがあるが、個人的には蛇足に感じてしまった。アメコミ映画はクリフハンガーが当たり前になっているが、一つの作品として、しっかり腰を据えて作品を作って欲しい。
鑑賞動機:ジョンソン大暴れ5割、たまには脳筋映画(個人の感想です)でも観るか5割。
筋肉は裏切らないのでそこは文句のつけようがない。意外と込み入った作りで、かなり複雑な人物だけど、そつなくこなしてる。ただ、このピアース・ブロスナンがとてもいいのでつい目が行ってしまう。大人の余裕と哀愁が漂う佇まい。もったいないけどしょうがない。
悲しい
観終わってとても悲しくなった
内容に関してではない
中身はむしろ良かった
分かりやすい設定でテンポ良く話が進んでなんにも難しいこと考えずにドウェイン・ジョンソンを堪能できる素晴らしい作品だった。
なのに、ラストにあんなイキな演出で続編匂わせながら製作中止さらにはヘンリー・カヴィルのスーパーマン降板
なんでだよ…
スーパーマンとブラックアダムがバチボコにやり合うところ観たかったよ
本当になんでだよ…
作品は良かった、だがDCのお先真っ暗
ザ・ロック
スカッとした。
アメコミに明るくないから分からないのだけれどJSAってのはジャスティスリーグとは別の組織なのであろうか?それともマーベルが推し進めるマルチバース的な事なんだろうかと考えてたら、スーパーマンが登場して、更に混乱した。
カーダックが存在する世界観も飲み込むまで、結構大変だった。ヒーローが存在する世界で、反社会組織が統治する国家が手付かずのままだったなんて…。
ブラックアダムのお披露目作品ではあるものの、エラい力の入れようだ。
冒頭のバトルシーンから開いた口が開きっぱなしなのである。HSの表現もさる事ながら、その密度…何よりドウェイン・ジョンソンの表情がキマりまくる。元プロレスラーとしての下地なのか、その眼光の鋭さったら…無茶苦茶相性良かった。
物語もそれなりに入り組んでて、追っかけ甲斐はあった。まぁ、映像が凄まじいのでアレ以上の見応えは要らないのだけれど、その映像表現が乗っかるだけの土台としては充分だ。
映像革命というかCGの向上というか…2次元の世界観に説得力を付与する手法が夥しい勢いで革新されていってるようだ。
もう…圧倒的なのである。
アダムのキャラ付けもエゲツなくて…頑丈で頑強。
防御の概念など無いかのように、攻撃を受けまくるのだが全く怯む様子すらない。痛そうな顔一つ、驚く顔一つしないのだ。そして、コレがまたハマる。
ドウェイン・ジョンソンだから。
これ以上ないキャスティングだと思われる。
終始、少し浮いてるって事の異質感ってのは、絶大だったなぁ…。
2、3疑問は残る。
呪文「シャザム」はどういう立ち位置なのだろう?シャザムという名のヒーローもいるし、近日公開でもある。だから混乱した。入るシアターを間違えでもしたかと思った。変身する前の素体の差で外見に差ができたりする仕組みなのだろうか…?
「シャザム」の方はラストに五人組くらいになってた記憶がある。
あの親子に肩入れする理由も謎である。女性が妻の生まれ変わりとかなのだろうか?
コスチュームチェンジはアレが本来の姿なのであろか?原作だとああいう事なのかもしれない。
マント無い方が強そうだったけどなぁ…。
ラスボスの角を掴んで、縦に引き裂いた姿が強烈で…破壊神の文字に偽りなしだった。
コレがまたハマる。ドウェイン・ジョンソンだから。
それにつけてもスーパーマンの風格よ…。
キャリアからいくとドウェイン・ジョンソンの方が遥かにオーラがあってしかりなんだけれど、あのオーラはどこから出てくるのだろうか?
ブラックアダムをもってしても格が違うと一目で納得させられた。
どんな展開を見せてくれるのか知らんけど、楽しみで仕方ないや!
アンチヒーロー映画を見に行ったら、実際は「怪獣映画」だった
役者として、プロデューサーとしてハズすことなく、成功を続けてきたドゥエイン・ジョンソン初の失敗作になりそうだ。
序盤、アダムとヒーローチームが対戦するシーンを見て思ったのは、
「ランペイジ巨獣大乱闘」じゃん!
ってこと。
考えてみると、スーパーヒーロー映画は一歩間違えば「怪獣映画」になりかねないジャンルなのだ。
スーパーマンとかハルクとかね。
そうならないよう、事前に「人間らしさ」とか「葛藤」を入れて、「感情移入」しやすくするのが定番。
でも本作は違う。
主人公が誰か、が後半に明らかになる構成上、前半は母子以外に感情移入できず、この母子が「怪獣の乱闘に巻き込まれる」構図となってしまう。
後半にアダムの「葛藤」らしきものもあるが、ドゥエイン・ジョンソンのキャラ的に「葛藤」してるように見えないし、
観客側に「これは怪獣映画だ」というスイッチが入ってるから、今さら「主人公に感情移入する場面ですよ」と言われても困る。
アンチヒーローものとしても、「デッドプール」や「スーサイド・スクワッド」みたいな変化球での成功作を見た後では、「アダムはアンチヒーローじゃなく、復讐者」となるのでは?
結論。
ドゥエイン・ジョンソンは「アンチヒーロー」になりたかったのではなく、
「怪獣」になりたかった。
強すぎるブラックアダム!
最初の登場してからの軍と勝負は一方的な戦いでした笑
ブラックアダムとヒーローチームの対決がすごかった〜
ヒーローチームよりもかなり強いです、、笑
ヒーローチームと衝突しながらも
最後はドクターフェイトの言葉で協力して
サバックを倒しました!
すごかった!
そして最後はスーパーマンが出てきてびっくり😳
DCユニバースらしいので不安でしたが
そこまで気にしなくてよかったです!
他のDC作品を観てなくても楽しめました😊
面白かったです!
ありがとうございました☺️
思ったより熱い! ダークヒーロー(仮)
まず思ったのが、ブラックアダムってシャザムなのな。少し驚いた。シャザムの次作が尚のこと楽しみになってきた!
ストーリーとしては、すごくいい。独裁国家に対する英雄。からの現代。アダム復活から展開が面白い。
ドウェイン・ジョンソンが何よりかっこいい!!
ダークヒーローってジャンル?が元々好きなのもあるけど、ヒーローとヴィラン(仮)との相容れない感じ。共闘。そして最後までの流れ。良すぎる。
ケントが何より好き。徹頭徹尾好き。よくわかんないけど強すぎるし、性格もカッコよすぎ。
流石DC!最高かよ!
ラストクレジット、、、スーパーマン、、、
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