「ホブスは、ジュマンジの世界やアマゾンから脱して、ついに神になった。シャザム!」ブラックアダム じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ホブスは、ジュマンジの世界やアマゾンから脱して、ついに神になった。シャザム!
「ブラックアダムってMARVEL?」って息子に聞いて失笑されるていどの知識で見ましたよ。
ドゥウェインジョンソンが出る映画にハズレ無し!
アクション好きにはたまらない楽しさでした。同じ嗜好の方には強くおすすめします。
さて、たくさんの方があらすじを書いてくれているので、特に言うほどの複雑さもない話については省略です。
でも、主役の出自は必要なのです。序盤のありそうななさそうな国(都市程度にしか見えない。中東かアフリカ、インド?のように見えるけど、看板は英語。昔はアフリカンな人々も現在は白人あるいはラテン系な人々も住む国のようだ)では、暴君に支配されて国民は奴隷にされている。
そこで、みんなを鼓舞しようと立ち上がった少年は死刑にされる瞬間、異世界?に召喚され、シャザムの力を手に入れると言うから、てっきり、アダムはその少年が成長した姿とおもったよ。違いました。
何度言っても壁を壊して家を出入りするから「破壊神」なのかと笑った。
ダークヒーロー、アンチヒーローという役回りだが、ん?悪役では無いわけ?
単純に「人を殺すことに躊躇しないから」ということらしいけど、そのために危険と判断した既存のヒーローチーム(JSA)の皆さんに始末されることになるが、アダムは半人半神なのだから神から見れば人間なんてアリンコみたいなものだから当然なわけだ。だからJSA(競馬か)は初めから不遜である。
5000年閉じ込められていたんだから目覚めたばかりで、攻撃されれば反撃するのは当然よ。
ダークヒーローと言うなら、バットマンだってスーパーマンだって結構複雑よ。
やはり、二元的な勧善懲悪は無理があるな。ダースベイダーにだって愛ゆえに闇落ちするわけだからね
本当はJSAの皆さんのバックボーンももう少し深掘りすればよかったのかもしれないね。ドタバタてきりのない戦いも、もう少し整理した方がいいかもと思いましたね
そもそも、敵のバックボーンもはっきりしない。最後の方で明かされる「俺は王の末裔だ」とかってムスカ?そういえば王冠を作るための金属も飛行石だったなあ。もっと早めに明らかにすれば憎らしさもマシマシだったかなあ。
最近観た映画に羊の化け物が出てきたが、悪魔というのはあんな感じなんですかねえ。逆さ五芒星とヤギの角
ネタバレですが、シャザムと叫ぶと神の力を手に入れる(同じく解除される)息子が選ばれたのだが、力をオヤジ(ジョンソン)に2人で「シャザム!」と叫んで移譲する。
つまり、この神の力はこれ程強力なのに移譲できる力( ⊙_⊙)パチクリ?!
色々ツッコミどころがありますが、それも含めて楽しく見られました。MARVELは風呂敷広げすぎてよぅわからん(ファンからアレ見ろとかこれ見ろとか言われそう)ので、単発て面白く、DCには私の好きな「ワンダーウーマン」があるから好き(*^ω^*)
でも、未明のW杯クロアチア戦のせいで、眠くて少し飛んでる。少しね(笑)
イイね、コメントありがとうございます😭😭。色々な不可思議なところはおっしゃるとおりですが、単純ストーリーがDCの魅力で最高でした。ド共感です。またよろしくお願いいたします。