ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のレビュー・感想・評価
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今までのファンタビの中で一番分かりやすい
2022年劇場鑑賞91本目。
正直今までのファンタビシリーズは登場人物が多すぎて何を目的に最後向かっているのかちょっと分かりにくい所が自分にはあったのですが、今回はグリンデルバルドの国際魔法使い連盟の指導者就任を巡る駆け引きだけなので大変シンプルにストーリーを追える分登場人物に目を向けやすくなっています。(いや、前2作もシンプルだわ!という方いたらすいません)
今回タイトルに名前がドーンと載っている通り、はっきり言って主役はニュートじゃなくてダンブルドアです。自分は善側の強キャラが主人公さておいて活躍する展開が大好物なので(SWのオビ=ワンがアナキンより活躍するみたいな)めっちゃすっきりしましたね。とはいえ他のキャラクターにもそれぞれ見せ場はちゃんと用意されていて、ニュートのあるポーズと動きは最高でした。
グリンデルバルドがジョニー・デップからマッツ・ミケルセンに変わり逃亡するために顔を変えたみたいな説明あるのかなと思いきやしれっと演じているので大丈夫かなと思ったり、ダンブルドアとの会話でこれミケルセンだから成立してるけどデップのままだったら成立してたかなあと思いながら観ていました。正直デップのグリンデルバルドはサイコパス感があったのに対し、ミケルセン版は自分なりの正義を持っているような演じ方をしていたのでもうミケルセンで前2作も撮り直して欲しいくらい良かったです。
過去作見直したもん勝ち
ファンタビ3作目。
映像美が光った作品だと思いました。
魔法動物達の場面は多いわけではないけど、コミカルな場面にもシリアスな場面にも存在感が発揮されてたと思います。
作中で明かされるダンブルドアの秘密は、ハリポタ好きなら馴染みのある話。「あぁ、その話か」
って思ってしまうが、ダンブルドアが秘密を明かす対象が少ない。だから、魔法界の人々の多くが知らない秘密だってことでしょうね。
必要の部屋、怪物的な怪物の本、クディッチのボール、レストレンジ家の金庫で見たモノが倍々に増えていく魔法など、過去作をどれだけ覚えてるかで、クスッと度合いが違うと思います。僕は制作陣の愛情を感じました。
国際魔法連盟の話など、背景設定の説明不足が多いので、そういう意味でも復習しておいた方が楽しめると思います。
マッツ・ミケルセンのグリンデルバルドの方が個人的には好み。ダンブルドアがジェイコブの式には出席せずに、1人で雪のNYを歩いていくラストシーンでは、ダンブルドアの複雑な心境を考えさせられた。ハリポタのダンブルドアを思い出し、込み上げるものがありました。
ジェイコブ無双
前作前々作よりお話がちゃんとしていた
良い点
・脚本が前2作に比べて大分マシになっていた
・バトルシーンの魔法の応酬はそれなりに迫力がある
・マッツ・ミケルセンがとても良い
悪い点
・キャラクターの行動、話の展開で稚拙な部分が結構ある
・全体的に説明不足で、なぜそうなるのかわからない点が多い
私は前作、前々作を観た感想として、求心力を得難い別々の展開がちぐはぐに紡がれることで、キャラクターの言動が矛盾しているように見えてしまい、脚本が支離滅裂レベルに感じました。
「観ていてよくわからない」という感想をです。
その前2作に比べると、今作は脚本に矛盾のない構造になっていました。
キャラクターの言動に矛盾を感じることはありませんでしたし、脚本が酷い、と思うこともありませんでした。
この時点で前2作より格段に映画としてちゃんと観れるものにはなっていました。
これは新しく脚本チームに参加したスティーブ・クローブスさんの恩恵かもしれません。
ただし、キャラクターの言動が稚拙というか、もうちょっと考えろよ、と突っ込んでしまうポイントは結構ありました。
序盤のあるシーンなんかで、とある場所に行って指示を遂行する、という場面がありますが、その顛末に、「いやそうなるのわかってたよね?」という感想を抱き、失笑してしまいました。
そんな感じで、キャラクターの行動に、子供だましの作品じゃないんだからもうちょっと考えて動こうよ、と思う展開は多々あります。
また、全体的に説明不足であり、どうしてこのキャラが必要だったのか、どうしてその役割を果たせたのか、など説明がほぼないので、映画を観ただけでそれを察することは出来ません。
例えば、とあるキャラが渡されて使うことになるアイテムがありますが、その役割が観ているだけではわかり辛かったですし、そのキャラがそのアイテムを大事にする理由もよくわからないので、観ていて疑問に感じました。
これは、地の文や心理描写がきちんとなされていれば解決される問題なので、やっぱりJ・K・ローリングさんは脚本家じゃなくて小説家なんだと思います。
ジョニー・デップに代わってグリンデルバルドを演じているマッツ・ミケルセンはとても素晴らしかったです。
色気があり、人間味がないように見えて奥底には何か深いものがある、そんなキャラクターに見えたので、まさに望まれたキャスティングだと思いました。
総評すると、前作、前々作を観ている人、ハリーポッターシリーズファンの人なら、観て損はないと思います。
ただ、この映画のためだけに頑張って予習する必要があるか?と言われたら、観たかったらそうれば良いんじゃないかな、程度の温度感ではあります。
普通に面白かった、けどツッコミどころ結構あったし、人に勧める程じゃないかな……ぐらいの感想です。
ハリポタシリーズの脚本家と共同脚本になりました
前前作、前作(せめて前作だけでも)予習、復習しておかないと、訳がわからなくなるかも?
ストーリーは唐突な設定やイベント追加が散見されて、詰め込み過ぎ感がありますが、コメディ要素ありで前作より楽しめました。
グリンデルバルト役のジョニデが大人の事情で降板してマッツ・ミケルセンになり不安でしたが杞憂でした。ジョニデが狂気な悪役に対して、ミケルセンは一見は紳士だけど、冷徹で知的な感じが上手く出ていて、ダンブルドアの元盟友、ライバルとしては合ってるかも。
クリーデンスは前回、あれだけ盛り上げておいて、ちょっと可哀想な扱い。ジェイコブも思わせぶりなフラグを立てておいて何もなし笑(彼がリーダーかも?と思った)ストーリーは完結しており、三部作でいいんじゃない?と思いました。(あと二作も続くの?)
それとティナの出番が少なくて悲しい。
晴れ晴れしたラストで満足
グッジョブ大会に萌え。
ご都合主義大会ですけどね、悪く言うとw
ミズ・バンティの笑顔で全て帳消し!って事で。
前作の記憶がありません。憶えてないんです。全くもって。なもんで、物語りを見ながら、思い出していかなければならないと言う、記憶呼び戻し大会。あー。でも。クーニーだけは思い出した、割とはっきりと。なんか切なかったよね、この人。
それと。
魔法動物を売りにした子供っぽい物語りと見せかけて、割とダークな映画だったってのも思い出したのは、既に20分は過ぎてからと言うw
可能な限り大スクリーンで見たかったのと、時間の都合から、朝イチの吹き替え版を鑑賞。ちゃんと声優さんだよね、ってすぐに分かるクオリティ。逆に言うと、吹き替えは声優さんに任せなよ、って他作品にも言いたくなりますからw
ダークさと子供っぽい予定調和の塩梅。画の美しさ追求スタンスとCGで魅せるスケベ根性のバランス。コレが上手いこと処理されてて、良い感じです。悪の組織側がガバガバなのは、ご愛嬌って事で。
ビースト要素に頼り切る事なく、「ダンブルドアの秘密」と言う原題通りのシナリオに、個人的には満足しました。
イヤ、やっぱり最近の映画、女性陣が一番美味しいトコ、持って行くよねー、ってのは思いました。
ミズ・バンティ、最高w
楽しかった。とっても。
安定の面白さ
もっと魔法動物が見たい!!
ハリポタよりもファンタビが好きなのは、面白い魔法動物にワクワクし、ただのドンパチ戦闘ではなく動物たちとの協力(特殊能力?)で乗り越えるところが面白いから。
今作も麒麟による王選びという動物あってのストーリーは独自路線でファンタビだからこそ!と思いました。
残念なのは、魔法動物もっと出してよー!という点。1作目のワクワク感をもう一度味わいたいんだよ…サソリたちは面白かったけど(^^)
あとはやっぱり一見さんお断り感と、説明しないことへのオシャレ感!?は、もう少し説明してよ!って思いました。特に、ダンブルドア弟とその息子についての扱いは、酷すぎない!?スターウォーズのダースベーダー感もある物語に、不死鳥の話もからみ(命のタイムリミットあり)、本当はすごく深い心の変化や成長、人間関係が展開できるはず…そこに魔法動物とニュートがどう絡むのか!見たかったなぁ。
VFXだけでも観ていて「楽しぃ~!」
合わなかった
3作目にして最高傑作!
ティナ…
待ちに待った三作目。
いきなりのアルバスvsゲラート、タイトル前のニュートの攻防戦と、期待に胸が膨らみました。
サンダーバード、ズーウーときて本作のキー魔法動物はキリン。麒麟?と思いつつ、このキリンが今まで以上にストーリーの軸になっていて、これぞファンタビやと感じ、楽しかったです。
リタのことやアバーフォースの存在など、今までの話をよく理解していないといけない今作、この世界観をほぼ初見の友達を連れて行ったので申し訳なく思いました(少し寝てました)。しかし、それでもわかりやすくておもしろかったと言ってもらえたので、それだけ良い映画だったと言えます。
・サントスさんきれい。国際〜連盟のトップはどれほどの権限があるんかなと不思議。
・ミッツのバルドは違和感なく、今作の雰囲気にとても合っていたと思います。でも同時に、ジョニーデップだったらどうだったのかなとも思ってしまいました。
・クイニーとジェイコブの結婚。法律問題はどうなったのかな?
・ティナ〜!!出産と撮影が重なってこうなったんかな?最後に申し訳ない程度に出演。でも少しでも見れて良かった!
やっと謎が解けました
前作の内容をかなり忘れていたので、TV放映を見てクリーデンスの出生の秘密が、早く知りたくて初日に見に行きました。内気で魔法動物オタクの主人公のニュートは変わっていないのですが、女優さん達(ティナとクィニー)の特に美人のアリソンの老け方が凄かったので、冒頭部分からかなりショックを受けました。やんちゃなビケットとテディーの活躍が可愛くて良かったな。グリンデルバルド役のマッツは、前作のジョニーの雰囲気に似ていて、違和感は余り感じなかったです。何しろジ
ョニーのインパクトは強烈な個性なので、次に演じる役者さんは大変だろうなと思っていたのですが、心配いらなかったですね。
ヒーロー感のない主人公がバトルのシーンを演じるのは、かなり演技力が必要だと思いますが、エディは戦いながらも、ひ弱感を上手に醸し出していました。クリーデンスの心境の変化の描き方が雑過ぎて、ちょっと納得できなかったのですが、まあまあ楽しめました。ジュードは複雑な感情を上手く演じていて、本当に演技力あるなあと改めて関心しました。
ダンブルドア兄弟の恋した女性がどんな人だったのか、どうして一人で子供を産むに至ったのか、もう少しちゃんと描いてほしかったです。最大のタイトルになっているダンブルドアとグリンデルバルドとの関係性も釈然としなかったし、あれじゃあ恋人同士にしか見えない。それでいて女性に恋したという事は、心変わりしたダンブルドアにグリンデルバルドが嫉妬したのが仲違いの原因にしか思えないのだが、クリーデンスを利用したあの異常な執着心も判る気がする。ラストで、グリンデルバルドは死んでいないだろうし、また続編があるのかな?個人的には魔法学校の生徒時代の彼らを映画で描いてほしいです。
血の契りの鎖がどうしてほどけたのか、兄テセウスが何であの洞窟で繋がれていたのかとか、グリンデルバルドがカーマにかけた、記憶操作の魔法がどうして解けたのかとか、良く解らない部分も結構ありました。
でも、これが<最大の謎>なんだろうか?
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