「作品とキャラクターにリスペクト!」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
作品とキャラクターにリスペクト!
ニュート(エディ・レッドメイン)の愛するティナ(キャサリン・ウォーターストン)がラストに登場した時、ニュートの気持ちが乗り移ったのか、号泣してしまいました。彼女の存在は、彼にとって憧れなのでしょうか。ニュートが「いなくなって、その大切さがわかる」というセリフは、可愛い麒麟のことを指しているようで、実はキャサリンのことも言っているような気がしたのは私だけではないでしょう。前作に劣らず、登場する動物たちは可愛すぎます。特に、誰が心の美しきリーダーなのかを証明する麒麟の子供の可愛さは、本当に心が癒されました。また、激しい魔法を使った戦いは、エンタメの極地のように華麗なので、見惚れてしまいました。今回はジョニー・デップの代役として、悪の魔法使いが出ていましたが、今回はそれほど強い印象はなく、むしろ拍子抜けしてしまいましたが、ポジテイブに終われたのでなんかスッキリです。魔法を扱った作品は、私たちが子供の頃から憧れていた世界です。そのファンタジーに対する憧れを、十分に満足させてくれたこの作品にリスペクトです。