エルヴィスのレビュー・感想・評価
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熱狂ライブを観た感覚になれました。
2時間30分、テンポ良く飽きなく、まるでライブを見てるかのような感覚でした。
鑑賞後、YouTubeで
動く実物のエルビス・プレスリー観てみたら、、、
映画内の役者さん、もうクリソツですやん。
エルヴィスそのものですやん。
動きとか憑依してますやん(*゚∀゚*)
ボヘミアンラプソディを観た時のような、あの感覚になれました。
また、トップガンのトムさんとは別に
こっちの作品に出てくるトムのハンクスさんも存在感すんごい。
うーん、思ったのと違った
想像したのと違ってました。自叙伝的な作品であろうし、なぜここまで伝説となっているのか?当時を全く知らない僕でも当時の熱狂気分やその舞台裏を味わえるかな?って思ってましたが、そーでもなかったです。
パーカー大佐が邪魔してるんだよなー。正直パーカーの手練手管のマネジメントも裏事情は興味なくて、もっともっと、アーティストとして、人間としてのエルヴィスを知りたかった。ま、色々ある自叙伝作品と一線を画したかったのかな?
主演は圧巻です。オーラを纏うまではいかなかったかな?とは思いますが。また、映画として楽しめます。自叙伝というよりも、エルヴィスの死の真相にクライマックスを持っていくサスペンス風です。
ただラスト。それ見せちゃだめでしょ?最後まで演者の力で押し切るべきだし。できていたはずです。パーカーの件も正直あまり興味ないし。
題名はエルビスより
「大佐とエルビス」の方がよいんじゃ?な内容でした。なんか、残念だったな。
キャスティングも映像も衣装も凄くいいのに なんだろう、心に響かなか...
大佐がとっても気持ち悪いです。
久々のバズ・ラーマン監督作品。毎回、絢爛豪華な絵巻物を観ているかのような感覚にさせてくれる監督ですが、今回は1950-1970年代の文化をベースに比較的落ち着いた色合いで展開してくれたように思います。
個人的にこの監督の作品で一番気になるのが音楽ですが、まあエルヴィス・プレスリーの映画なので。彼のルーツとなる黒人音楽(R&B)と彼自身の楽曲を大胆に現代風にアレンジしながら、うまく取り込まれていたかと。
さて、肝心なストーリーですが。
率直に申し上げますと、トム・パーカー大佐withエルヴィスみたいな話です。いや、むしろほぼ大佐の方が主演ですね。
要するに、この謎のオランダ人がどれだけエルヴィス・プレスリーという大スターを生み出すために貢献したかが、一人語りのナレーション含めて延々と語られます。
はい。これが大変気持ち悪いです。
どれくらい気持ち悪いかと言えば、もうこれは実際に観て実感するしかないので言葉にするのは難しい話ですが、演じているトム・ハンクスが嫌いになりそうなくらいの気持ち悪さです。
ざっくり言うと『才能のある若者を自分の懐に囲い込んで食い潰そうとするおっさんストーカー』。
帰宅してからトム・パーカーの写真をググりましたが、あそこから0.2mgの辛うじての爽やかさを削って湿地帯の陰湿さを上乗せしたような感じです。
要するにめちゃめちゃ気色悪い。
主演のオースティン・バトラーがエルヴィスの特色を引き継ぎながら、歌唱シーンと外観含めかなり色気のあるエルヴィスを好演しているがために、ビジュアルの落差が悲鳴を上げたくなる意味でやばいです。無論、この映画に出てくる数多の女性達みたいな、歓声を上げる意味での悲鳴じゃないです。恐怖の方です。
エルヴィス・プレスリーの生き様をダイジェスト版として知ることの出来る映画ではありましたが、なんて言うんですかね。エルヴィスが気持ち良く歌っている場面に、突然現れる大佐のドヤ顔。台無しにすんなと映画館で絶叫したかった私の気持ちをいろんな方と共有したい。
キング・オブ・ロックンロールとマネージャー
7/1から公開の映画は観たい映画だらけで、どれから観ようか悩みましたが、
この映画が1番観たかった!大本命!!
観るまでは、超カッコイイ大好きなエルヴィスのイメージを崩されそうで、かなり不安でしたが、
まあ一応似てますね、まあ良しって感じですかね…
エルヴィスのカバー曲が多用されてて、ラップカバーなどの現代的なカバーが使われてるけど、
それだけ強い現代までの影響力を表したかったのかな?
なんか、現代的な感じが、この映画をダメにしてるような気がします。
もっと古臭く、レトロな感じにした方が、よかったのでは?
変にゴージャス感を出してて、エンドロールのバック画像なんか、日本のギャル文化っぽいし…
僕は、サンレコード時代のシンプルでクールなエルヴィスが1番好きなので。
まあ一応、面白かったけど、なんか、うーんって感じですね。
いまいち気持ちがスッキリしません(笑)
ミュージシャンとして好きなのは、クイーンよりエルヴィスだけど、
映画としては『ボヘミアン・ラプソディー』には及ばない。
あまり好きじゃないです、この映画(笑)
エルヴィスを知れてエルヴィスを好きになる
ビートルズやクイーンなどに影響を与えたエルヴィス・プレスリー。腰を振り、つま先立ちするセクシーなダンスで熱唱するエルヴィスに、女性客たちは興奮し、熱狂は全米に広がっていった。しかし、あっという間にスターとなった一方で、黒人差別が当たり前の時代に、ブラックカルチャーを取り入れたダンスは世間から非難を浴び、ライブを行うと会場は警察に監視されたが、エルヴィスは自分のスタイルをやめなかった、また、エルヴィスは国外のツアーを希望したが、マネージャーのトム・パーカーに阻止された。その理由は後でわかるが・・・,そして最後は42歳の若さで心臓発作、薬物中毒によって亡くなった。そんなエルヴィスの生涯を描いた作品。
マネージャーのトム・パーカーに搾取され続けたエルヴィス・プレスリーというのを知れて、彼が気の毒になった。そして、エルヴィスの不遇の生い立ち、ブラックカルチャーに自然に馴染んでた幼少期を経験した事を知れて、彼が好きになった。
憎まれ役のトム・パーカー役のトム・ハンクスはさすがの演技だった。
妻プリシラ役オリビア・デヨングが美しく可愛かった。
歌手の映画は最近よく観るが、クイーンのボヘミアンラプソディ以来の感動した作品だった。
これは失敗作品だ。
第二次世界大戦後、世界的規模のアイドル歌手としての第一号が、エルビス・プレスリーだ。今だに、この人を超える歌手はいない。グループとしては、ビートルズがプレスリーを超えていると私は思っている。
ビートルズを聞いて育った世代だけど、プレスリーの偉大さはわかっているつもりだ。彼の伝記映画として始めての作品だと思う。物凄く期待して鑑賞したが、結果はタイトルどおりである。
世界的大スターの苦悩や孤独、大スターに良くみられる取り巻き連中のたかり等、表面的に描かれて真に迫るものがない。私が一番感動したのは、最後に写し出される「アンチェインドメロディ」を歌うプレスリーの実写フィルムだ。3時間もつきあわせて、この監督や脚本家は、何をしているのかと言ってやりたい。主演の俳優さんは、良くやっていると感じた。
本来なら、私の評価点は2,5だが、プレスリーに敬意を表して加点しました。
マネージャーのトムハンクスが目立ち過ぎて焦点がボケたような・・
マネージャーのパーカー大佐(トムハンクス)が目立ち過ぎて、エルビスプレスリーの映画としての焦点がボケてしまったような感じがします。
強欲で胸糞悪い役を演じたトムハンクスが上手なんでしょうけど。
音楽に関してなじみのない古い曲が大半で個人的にイマイチ。
ただ、自分の好きなcan't help falling in love が複数回(3回?くらい)別バージョンで流れるのは良かった。
あと、彼の曲じゃないけどUnchained Melodyは良かった。
love me tender は流れてたっけ?
my wayは流れていない。
公民権法が成立する前の人種差別が色濃く残るアメリカの恥ずべき姿が物語の背景に描かれていますが、強欲なマネージャーの姿も胸糞悪くこちらも焦点がボケてしまった感じがします。
ピンクのキャデラック
後味の悪い映画でエルビスとスノーマンかな?
パーカー大佐の映画になってる
字幕版を鑑賞。1977 年に 42 歳の若さで亡くなったスーパースターの一代記である。生い立ちから丁寧に描いてあって、黒人音楽やカントリーミュージックに精通した経緯や、黒人の音楽であるブルースやリズムアンドブルースと白人の音楽であるカントリー・アンド・ウェスタンを融合した音楽から始めてロックンロールスタイルを確立して成功した理由が明確に示されており、晩年の活動や死に至る経緯まで描かれた映画は本作が初めてである。
プレスリーの音楽活動の開始は名物プロデューサーのパーカー大佐との出会いとほぼ同時期であり、金勘定に長けたパーカーの手腕によって売り出される様子は、あたかもビートルズにとってのブライアン・エプスタインのようであるが、パーカーの悪質なところは、プレスリーを飼い犬のように服従させ、稼いだ金の 50% を搾取するという吸血鬼のような害虫だったことである。
この映画は終始パーカーの視点で描かれており、主役はプレスリーというよりパーカーではないかという感覚を見るものに与えるのだが、案外それが本当のことのようにも感じられる。劇中で明かされるパーカーの正体と特殊事情から、ワールドツアーが実現できず、ラスヴェガスのホテルのステージに立たされ続けたプレスリーは本当に気の毒であった。
ミュージシャンのスーパースターは、やり甲斐のある仕事であろうが、その一方で、いつファンに飽きられるかという不安が拭えず、常にウケを狙わなければならないというストレスのかかる職業である。自分自身を小説のネタにしたために破滅的な人生を選ばざるを得なかった太宰治と少しかぶる気がした。日本よりドラッグに対して禁制の緩いアメリカでは、簡単に薬物が入手できることから、薬物に頼って身を持ち崩す者は昔から多い。エルヴィスもまたその一人であったということらしい。
エルヴィスに好き放題させておきながら、金勘定はしっかりとパーカーに握られてしまい、自分で金銭的なマネージメントを行わなかったことが悲劇を生む。現在のように Excel でもあれば、自分や家族の誰かが金の出入りに注意を払うことも出来たのであろうが、Macintosh が誕生するより7年も前に死去したプレスリーには無理であった。
パーカーはプレスリーが薬物に手を出すように仕向けた疑惑も持たれている。パーカーが連れてきたプレスリーの主治医のニック医師ことジョージ・ニコポラウスは、プレスリーと同時代のロックンロール・ヒーロー、ジェリー・リー・ルイスなどにも薬を処方しており、無罪になったものの、過剰な薬物処方で起訴されている。最終的に彼は 90 年代に入ってから同じ罪で医師資格を剥奪されることになるので、ロクな医者でなかったのは確かである。
本当に救いのない話で、「ボヘミアン・ラプソディ」とはまた違った問題提起の映画であるが、悪人がパーカーただ一人にほぼ絞られる本作は、フレディ・マーキュリーの場合とはかなり事情が違っており、見る者に与える感想の質も随分違うものになっていた。
既に故人となったミュージシャンを現代の俳優が演じて再現度の高さに感心させるという作りは、「ボヘミアン・ラプソディ」という偉大な先例があるので、どうしても比較されるのは避けられない。フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックは完璧だったのに対し、本作のオースティン・バトラーもかなり健闘していたと思うが、歌唱シーンが比較にならないほど短く、先例を超えたとまでは言えないように思った。
トム・ハンクスの特殊メイクの出来は凄まじいほどであったし、晩年のエルヴィスの激太りも同じ方法なのではと思うが、非常に自然であった。映画を見終えて最も印象に残っているのが、オースティン・バトラーの吹き替えなしの歌よりもトム・ハンクスの特殊メイクというのは、やや本末転倒のような気がした。
また、本作が「ボヘミアン・ラプソディ」と違うのは、エルヴィス本人の動画が終盤の方で流される点である。折角オースティン・バトラーが頑張って作り上げたエルヴィス像が、やはり本物とは少し違っていることを再認識させてしまうこのような演出を何故監督は行ったのだろうか?真意が解しかねた。ラブ・ミー・テンダーなど聴きたかったのに流れなかった曲が多かったのも少し残念だった。
(映像5+脚本4+役者5+音楽4+演出4)×4= 88 点
主人公は二人いる。エルビスと大佐の物語。
ドーナツ出てこない
エルヴィスのルーツがブラックミュージックだとは マヘリア・ジャクソン、BBキングも出てるのでびっくり 独特な甘いロートーンボイスなので、かなり難役だったとは思いますが、オースティンバトラーが大熱演&熱唱 独の兵役や映画にかなり本腰を入れていたのは知りませんでした ステージ衣装等々サングラスも小物もお洒落 pelvisやトイレには笑ってしまった しかし、大佐側からのストーリーなので、ちょっと都合良く描かれている気もしますが…最後がかつての娘婿のマイケルジャクソンにそっくりだったので、気味が悪かった ライチャス・ブラザーズのアンチェインドメロディは圧巻!
WBのオープニングとエンディングがプレスリーの衣装ぽくてゴージャスで小洒落てる
どうしても、許しがたいことが、二つある‼️❓
エルヴィスのファンでないと…
これは、アメリカとロックンロールの歴史。
ネタバレは含みません。安心してください。
エルビス・プレスリーの人生と共に、アメリカ、そしてロックンロールの歴史を描いた作品だった。
この映画は、エルビス・プレスリー視点というより、そのマネージャー視点の映画であるためクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」や、エルトン・ジョンの「ロケットマン」とはまた違った感じだった。また、良くも悪くも頑張ってそれらと違うようにした感はあった。少しドキュメンタリー映画に寄せていたように思う。
一方で他の2作同様、今回も「うお!エルビス・プレスリーだ!」と思うシーンは多かった。監督、役者、演出家の努力やこだわりはかなり感じだ。とても素晴らしかった。
私は今10代で彼の時代に生きてはいなかったが、彼の音楽はよく聴いているため、この映画を楽しみにしていた。ファンにはもちろんオススメするが、彼が歌うシーンを除き、劇中に流れる彼の曲は現代風にアレンジされているものが多かったため、彼を知らない人には少し彼の音楽の魅力が伝わりにくいかもしれないと思った。ある程度彼の曲を聴き、この人がどのような人生を歩み、どのような影響を世界に与えたかを知りたくなったら観る。という方が良いのかもしれない。
エルビス・プレスリーは、ロックンロールというものをこの世界に生み出したロックンロール界の神のような人物。現代人々が聴いてる音楽は彼がいなければ存在しない。それを日本中の彼を知らない人に言いたくなった映画。
コテコテの濃厚映画
とにかくさまざまなエピソードがシームレスにつながって息つく暇もないほど濃い。
スコセッシのグッド・フェローズ、オリバーストーンのナチュラル・ボーン・キラーズを超えるほどコテコテ。
完全なアート映画。
素晴らしい歌唱で、主演が吹き替えなしで歌ってる場面多いいんだけど、BGMで流れる時は今風なアレンジが加わってるのが残念。
当人はどうだったのかわからないけれど、音楽への愛、R&B黒人音楽へのリスペクトなど台詞で語られることはなく映画的には行動と音楽で表現しているのがどこまで伝わっていたか!?
パフォーマンスの誕生秘話はよくわかったけど、歌唱法など音楽的な創作秘話がほとんどなかったのが残念。
なんでかR&Bが好きだったというだけなら仕方ないけど。
策士マネージャーの目から見た描写が多く、その手法はちょっと疑問。
伝説のスターの素顔は少ししか垣間見れない。
エキストラの演技が素晴らしく、というか、取り巻く人みんなの演技も素晴らしく、エルビスが虚構と化してしまっているのが残念。
エルビスもマネージャーも内面を独白するシーンはなく、映像と演技とストーリーで語っていく力技は見ていて疲れる。
でも見てよかった。
パフォーマンスシーンは、聴衆の熱狂ぶりやリアクションが素晴らしい。
多分、凝った映像、音楽のリアレンジを加えることで、当時の人々の衝撃を今の感覚で伝えたかったのだろう。
余計なお世話が多いアート映画であったが、エリビスの素晴らしさを再認識できた。
余談だけど
昔も今も、あそこまで聴衆を魅了するには、なにかしら無茶をして酒や薬に頼って身を滅ぼしてしまうのが悲しい
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