「夢は人生歩む道のりを照らす灯台のようなもので、決して到達点ではないのだよ。」エルヴィス はるさんの映画レビュー(感想・評価)
夢は人生歩む道のりを照らす灯台のようなもので、決して到達点ではないのだよ。
アレサやB・Bの忠告に耳を傾けながらも大佐の口車にまんまと乗ってしまうエルビスは言葉に言い尽くせぬほどの愚かな40男だったのだろう。負債を背負うことを恐れてはいなかったと思うけれど孤独を極端なまでに恐怖したのは想像できなかった。実像はどうあれ人間が人間対し抱くことの愛は苦しみなしに与えたり受け取ったりできない。スクリーンに向かってそっちへ行ってはいけない・・・・と、何度叫んだことだろう。
それだけこの映画の中に入り込んでしまった証ではある。
ロック好きの青少年少女たちはこの映画を観るべき映画の1本としてリストに書き入れてほしいものだ。
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