「パーカーが居なかったら本物のKING of Rock'n Roll…になれたかも」エルヴィス MatthewNIPPONさんの映画レビュー(感想・評価)
パーカーが居なかったら本物のKING of Rock'n Roll…になれたかも
僕はElvisは神様と思っているけど、それはやはり50年代にRock(ロカビリー)というジャンルをポピュラーにしたのと、サンレコード時代のなんとも艶っぽい歌(Xmasアルバムもゴスペルぽくて好き)は唯一無二と思うから。MLKもまだ活動してない頃から黒人音楽に心打たれ、畏敬の念まで持っていたところも尊敬できる(白いとんがったシーツの団体発祥の州でだ)
その辺りはとても分かり易く映画にしてくれてるんだが、一曲だけでも良いからこれぞElvis!て曲をじっくり見せて欲しかった。Elvisをよく知らない若い人も感動する様なシーンを。
ただね60年代後半のステージはRockとは呼べない…大金持ちが金持ちの為に歌うElvisショー。やはり Rockに金持ちは似合わねえなあ。
南部の秀でたミュージシャンは悪魔と取引してたから早世してしまうのが悲しいが、Duane Allmanはもっと生きていて欲しかったけどElvisは…どうだろう…いやElvis本人が一番辛かったかもしれない。
PSプリシラがあんなに良い奥さんだったと知れたのも収穫。
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