ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結のレビュー・感想・評価
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悪を生み出す者、
人命軽視しながら命の尊さを学ぶ映画
ジェームズ・ガン監督の最新作ということでテレビでCMが流れるたび鳥肌がたつほど楽しみにしていた本作。そして実際鑑賞するとその期待をはるかに超えてくる初期のガン監督に戻ったようで最高に楽しめる一本でした。
まず何といってもゴア描写ですよ。目を離したら必ず誰かが死んでると言っても過言ではないほど人はすぐ死ぬしその死に方も金がかかってるからなのかとてつもなく派手でグロいです。顔を撃たれたら顔全体が吹き飛びますし、体の断面や内臓もきちんと映してくれ、これぞR15+といった仕上がりになっています。
そしてキャラクターの魅力もたっぷり。全員個性的ですし能力も分かり易い人たちが多いので2時間過ぎで少し長いですがずっと飽きずに見ていられます。
本当に初期の「スリザー」や「スーパー」などを作っていたジェームズ・ガンに回帰したようなエロ、グロ、ブラックな笑いなど全てを兼ねそろえた最高の映画です。
でも良くも悪くもエンタメ映画なので数日たったら忘れてしまうタイプかもですね。まあそれでもいいや!今は最高の気分だし。
ぜひ劇場でご覧ください。楽しいよ!
イタチごっこでサメ肌全開
やー♪ご馳走さまでした!
前回もキャラ達は美味しいのに調理が今一つで残念でしたが、今回は一見「?」なキャラがゾロゾロゾロゾロ出てきて大丈夫か??なんて思いましたが杞憂でしたね、すみません。ナイスなキャラ渋滞でございました。これぞあんかけ五目チャーハン!って感じですね(苦笑)。
案外皮肉たっぷりなのは流石だなと思うし、「その為に必要なR15+なのね」なんて感じました。表現としてのえげつなさやゾワゾワっとするシーンがあるので万人にオススメ!とは言えませんが、なんのかんのでスッキリ爽快なので、飛び込んでみても良いのかもしれません。
キャラで好きだったのはイタチのヴィーゼル(笑)。次点はナナウエかな。
ハーレークイン好きだけど、何だか無理やりにプリンちゃんから脱却させようとしてる感じがなぁ…。無理に離さない方が、狂気と狂喜を面白く表現出来るし、妙な違和感もなくなると思うのだが、いかにいかに。まぁ、今回も素敵でしたけどね。でも、ラット2の方がルーキーの強みもあって、やや勝ってたかな。
初めてスーサイド・スクワッドと聞いて予想してた事
こんなのもありだな。
ゾンビランドに感覚似てる
冒頭から最後までふざけまくった全編血塗れの怪獣版『イン・ザ・ハイツ』
アマンダ・ウォラー率いる政府組織はベルレーブ刑務所に収容されている凶悪な受刑者達から選りすぐりの悪党達を減刑を条件にしてタスクフォースXを結成、彼らは南米の小国コルト・マルテーゼに送られ、ナチスの残党が同国内に建設したヨトゥンハイム研究所を破壊しそこで進められている“スターフィッシュ計画”を殲滅することを命じられるが、上陸早々潜伏していた軍隊の総攻撃を受ける。彼らは自分達の持つ特殊能力で立ち向かうが・・・。
というのは冒頭5分くらいの話。デイヴィッド・エアー監督の『スーサイド・スクワッド』から一部のキャラはカブっているもののお話として繋がっているわけではないので、続編でもリブートでもない微妙な位置にある作品。錚々たるキャラが結集したエアー版がイマイチ弾けなかった理由については先日監督自身が吐露していましたが、ジェームズ・ガンが好きなように弄った本作は冒頭のジョニー・キャッシュをイントロに俺節を発揮。エアー版を観てるから細かいことはいいよねとばかりにテキトーなツカミの後はいきなりどエゲツない大殺戮。人間が一瞬で肉塊になる様を一切忖度なしに見せるわ、壮絶な殺し合いに拍子抜けするような悪趣味なオチをつけるわ、もうやりたい放題。ケレン味たっぷりに登場したキャラクターがあっという間に死んだり、逆になんでここにいるの?みたいなモブキャラが延々活躍したりとデタラメにも程があるので全然飽きません。ギャグとギャグの間に大量の死体を挟み込んでいく凶暴な映像を彩るのは個性の切り立ったサウンドトラック。クラシックなロックからコンテンポラリーなサンバまで煌びやかな楽曲チョイスにちょいちょい耳が持っていかれます。個人的にやられたと思ったのはブラジルのアーティストCéuの“Samba na Sola”。15年くらい前に愛聴していたアルバムからのチョイスに思わず仰け反りました。あ、そういえばブラジルからはアリーシ・ブラガが反政府ゲリラの闘士ソリアとして参加しています。
とにかく個性的な悪党ばかりが大活躍したりしなかったりする作品ですが、個人的にハマったのはポルカドットマン。凶悪な母親のせいで特殊能力を持ってしまいそれがゆえに幼少期からイジメを受けてきた男。ヒーローとは程遠い彼が誰よりも強いというのが強力なフックになっていて、随所で画面に登場する彼の抱えるトラウマがとんでもなく気持ち悪いので呆れ果てます。そしてクライマックスは東映でも東宝でも松竹でもなく大映テイストというのがいかにも。終始ヌメヌメと気持ち悪い展開に痺れます。
要するに冒頭から最後までふざけまくった全編血塗れの怪獣版『イン・ザ・ハイツ』、ラテンテイストの殺し合いは打ち水のように爽快です。
スカッと爽快お下品バカ映画
セオリーを裏切られて良かった。
悪党(仲間)や敵兵、一般市民が無慈悲に死んでいく。ブラックジョーク&アクション映画
前作は『アベンジャーズ』の劣化版って印象だったけど、今作は独自色が出ていて、ちゃんと作品として観ることができました。
悪党(ヴィラン)ってことで使いつぶす政府。敵味方含めグロ描写多めに死んでいきます。
悪党や敵兵、一般市民がバタバタと慈悲なく死んでいくのは万人うけしないかな。
切れのあるアクション、少々の(ブラック)ジョークもあって面白かった。ストーリは陰謀を含みながら脅威となる敵を倒すありがちな話。その分アクション・過激な描写を邪魔せず、作品を堪能することができました。
ラスボスのビジュアルについて、もう少し強そうにできなかったか?と思ったけど、人間の身で勝つにはあれくらいじゃないと無理かもなと思ったw
面白さより酷さが大きい
後半のバトルシーンなどの演出は素晴らしかったし、作戦の真の目的も良かったが、それ以外は酷かった。
そもそもスーサイドスクワッドは超人的なヴィランの特殊部隊のはずなのに、最初のメンバーが薄っぺらくて酷い。
ブラックジョークをやりたいがために無駄に登場させたせいで設定が死んでる。本当に無駄死にだった。
前回から続投したキャプテンブーメランとアマンダウォラーのキャラも薄っぺらくされていた。
キャプテンブーメランは小悪党感が良かったのに、中途半端にカッコつけキャラで適当に殺されていた。これなら出さない方が良かった。
ウォラーは厳格さがなくなってすごく小物っぽくなっていた。前作の冷徹なカッコ良さがなくてダサかった。
コスチュームもヒーローっぽくてダサかった。前作の無骨さや無法者感、''ヴィラン''っぽさが消えてた。
特に光るブーメランとブラッドスポートの武器の妙なハイテクさがイメージに合わなくてダサかった。
ポルカドットマンの無駄死に感が酷い。
あれだけ個性的なキャラにして、背景描写もあるのに死に方が適当すぎる。もっと魅力的に死なせてほしかった。
逆にピースメーカーはなんで生かしたのか分からない。あそこで死んでこそフラッグの死やラットキャッチャー2のピンチからのカタルシスになるのに。
時間が戻る描写自体はよかったが、何度もしつこいし、いちいち画に文字を出すのが鬱陶しい。
グロ描写がこの監督の持ち味なのはわかるが、あまりにも多いし激しいので爽快感がない。疲れる。
ラットキャッチャー2がかわいい以外は特にいい印象がない。鑑賞後の気分も悪かった。もう観ないと思う。
これこそスーサイドスクワッド
自分前作も好きで今回も見たかったけれどR15+とかなりの設定だったので覚悟してみましたが
流石にこたえました。冒頭から死ぬ、苦しむシーン、ショッキングな映像があり
これは流石に目を瞑りながら、「これ最後まで見れるか不安…」と心臓もバクバクで退場しそうになりました。
しかし見たくないシーンや音を避けながらどうにか見終わりました。
HSPな方、グロ耐性がない方、特に動物、鳥も酷く殺されてしまうので注意です。
苦しむ姿をまじまじうつすようなバイオレンスコメディーはあまり合わないのだけど
バッサバッサ苦しむ隙もなく殺される場面はなんとか見れます。
今回、キャラクターが本当に生かされていて誰もが輝いていましたね。
あとやっぱりハーレクインのタフさとかわいさと安心感、明るさ美しさが最高に癒しで最高でした。
私も彼女をみたいがために鑑賞した一員です笑
そしてそんな大人気な彼女ですが、独壇場になることもなく周りとのキャラ見せ場、バランスが良かったです。
キツいと思ったのは不可抗力な檻の中のたくさんの鳥が火をつけられ焼き殺されるシーンは断末魔も可哀想、胸糞、悪趣味すぎて流石にトラウマになったかもしれません、、
監督サイコパス感、、なんでこんなのを表現し見せ、作れるんだろうって思いました、、
しかしながら、脚本も巧みだなと後から気づきました。
監督の愛がものすごく伝わるところもあるんです。そこにメンタルも少し救われました。
本当に憎めない殺したくない、愛すべきところのあるキャラ。
最初は死ぬはずだったポルカマンやラットキャッチャー、を生かし、死んだとしても名誉ある死に方をさせたのはなんというか監督の情けがあるし優しさを感じる。
救いのある悪党たちは完全に悪ではないですからね。
このDCなどの悪役は言うても、中には仕方なくそう言う立場になってしまったという、本人の本心ではない悪党たちだからこそ、愛しさや切なさ、人間味、共感が感じられるのだと思った。
最初に映った白髪の囚人も、鳥を暇でボールで殺した。
その時点でこのキャラも死亡フラグだったのでしょうね。 やり手かと思いましたが、何も考えず突っ込んでいった仲間が無惨に死にその光景に恐怖を煽られメンタルもコントロール不能で指令も聞こえず戦力外になってしまった。皮肉にも死体の肉を食らう同じ種類の鳥。因果応報的な。
この作品に隠れたメッセージは本当の悪を否定し愛を肯定していることかもしれない。
己の弱さを認めない。向き合わない。自分の欲にのまれすぎているもの。
子供や弱いもの、動物を殺したものは敵だろうが味方だろうが全員死んでいます。正義のためなら子供も殺すスーパーマンも。
死亡の振り分けというと変ですがなんか、しっかりしているんです。
どこかまともな倫理観があるからこそ最後まで見れた。
私はこの絶体絶命で最後に政府の命令任務を破り市民のために戦う選択をし、健気に戦う姿に心を打たれ胸が熱く涙までボロボロ出てしまいました。さらにはラットキャッチャーと父、ネズミのシーンはもう抑えられなかったです。
大洪水になってしまいました。笑
こんな惨たらしく狂った中でも、ひときわ輝く言葉が胸によりいっそう沁みました。命、温かさ。救い。
こんな残酷だからこそ、その大切さを改めて知る
本当に巧みな構成力です。
終わり方もほっこりして良かったです。あのネズミの苦手な人も最後は触れられたし😭
健気に生きる姿を見れば、やはり生きてるもの同士重なり愛おしく思うものでその心の芽生えがとても美しい瞬間だなと。
このネズミがいつも可愛くて可愛くて。この子死ななくてよかった。。っておもいます。
エンドロールおまけのシーンの入院してる人は誰だったのか気になります。
続くのかな…。
そして他の人も言っているように、底辺生活者の象徴がネズミとして描かれているよう。
それにより巨大なモンスターが倒され、どんな小さな命も集まれば大きな問題にも立ち向かい力となる光景。
自然界でもそう、どんな小さな生き物も
ピラミッド上の食物連鎖では底辺だけど
最も大きな力を持つのは小さきものだし、彼らがいなければ命の循環もないし、他も生きることができなくなり崩壊する。
そして、団結。 自分の弱さを本当は知っているから弱いからこそ力を合わせられる。
被害は多くとも彼らは何かのためならば(彼らの中にある本能的な情、慈愛の部分が輝き)命も捧げる。無駄死にしたくない、結果後悔のない死を覚悟して闘う。
ようやくそこで人間味が生まれ、命が輝くような。
どんな小さい命にも力があるということが、、泣
自然愛、動物愛と慈しみ、彼ら主人公たちの悪党もそうだけれど(悪に染まざるおえなかったものが多い)貧しい人たちがあくせく働き大きな組織を支えていると言う社会へのメッセージ性。その中で社会による困窮、家庭環境、他者からの干渉などで汚れ仕事や犯罪に手を出してしまうもの。
さらにその小さきもの、汚れてると非難されるものたちによって助けられたりしてるのが社会や政府。
社会で必死に生きる人たちを自分たちの欲のみで実験しようとか家畜のように扱う者達に対しての鉄槌。
下克上、悪党たちが真の悪党たちを成敗する爽快さはたまりません。
娯楽映画だとしても非常に救いもあるメッセージもある、エンターテイメントもある素晴らしい作品だと思いました。
ただもう一回見たいけどしばらくは見れないですねメンタル的に笑
やはり映像がきつい。。
そして最後のあの女司令官殴ってくれたのは本当にスカッとしましたね。
誰でも無情な面もありならざるおえない場面があります。
囚人であろうと誰が死ぬかなんて博打やるなんてひどい司令チームだし。しかし、それがまたリアルで人にあるまた一つの無情さなのだと感じます。囚人だし人ごと感というか。
そしてハーレクインもまた、ただしく(?)
成長していて逞しい。
失恋からのバイタリティ、学び、悪い、良い男の選び方。女性としての成長、強さ、慈悲を感じるとこもすごくいい。
子供を殺したり苦しめたり実験に使う、そんな現代社会にも通じるDV男は問答無用で殺す。たとえ自分を愛した人でも。 男に依存し愛して、言いなりになり子供さえ手にかけるような悪女にならなかったところ。めちゃカッコいい。
女の子を守りながら戦った、前作のハーレイクインのみのストーリーと綺麗に馴染みますね。
本当は優しきハーレイクイン、女優さんに本当に会いたいって思ったくらい魅力的すぎるキャラ。攻撃シーンの花のエフェクトもアクションも美しい🌸
こんな美人に殺されるならまだ幸せですよね〜笑
エイリアンに乗っ取られたり男の力比べの遊びで死んだりしたくないですもん。
どんな状況でも子供のような無邪気で素直さは明るく癒される。
彼女はほんとうにしっかりしてる。
元精神科医のためか相手への策略も自分のメンタルもある意味コントロールできている。バカになったり狂うことおちゃらけることだってメンタル維持の一つだし、非現実すぎで破錠してないキャラ作り。
これぞ、素晴らしきダークヒーローたち。お腹いっぱい。
いろいろ細かいところもいいところもいっぱいあって
支離滅裂な文章ですみません。
ここまで読んでくださりありがとうございました💦
とにかくまじまじ見れなかったけど、感じるものがあり良作でした!
8/24 伝えたいことをまとめ修正しました。
はぁ、、汚れ仕事で世界を守るもの(ダークヒーロー)と、表で良き見本人(スーパーヒーロー)として世の中を守るものその双方で世界が守られているとか思うとなんだか、心強い、、合わなそうだけど面白くタッグを組めそうだな。。笑
おもしろい!
マーベルよりはバックストーリーが
最高でしたわ!
気分がいいのでお嬢様言葉で語りますわ。
1は正直イマイチで、いちばん盛り上がったのが予告を見た時だった私はあまり期待しないで劇場に行きましたわ。
そしたら流石のジェームズ・ガンですわね、開始2分で惹き込まれましたわ!
ガン監督シリーズ毎度おなじみマイケル・ルーカーが出ててそれだけでテンション⤴︎⤴⤴︎⤴でしたけど、彼のドアップから始まって、テンポのいい爆発とグロとドラマが波のように連なって最後まで美味しく楽しくいただけましたわ。
でもルーカーは死にますわ。ぴえんですわ。
マーゴット・ロビーはどんなポーズでも可愛いしイドリス・エルバは全コマかっこよくて、ひたすら眼福でしたわ。
もちろん他のキャラも素敵で、続編が楽しみですわ!
推しポイントはエルバのつよつよクール装備ですわ。
あの人だけギミックが別次元の出来でジェームズ・ガンの贔屓がばちばちに伺えますわね。
初見は字幕で見ましたが、吹き替えも最高との評判なので今度見に行きますわ。
これを見たお嬢様たちもぜひ劇場へおいであそばせ。
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