「悪党だけどワルじゃない!脅威と戦う敵集団!」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
悪党だけどワルじゃない!脅威と戦う敵集団!
とにかくハチャメチャ!くっだらね~!
さすがジェームス・ガン監督。
大笑いから失笑まで、終始楽しい作品です。お約束のグロい場面も満載で、大いに大満足です。面白かった~。
「スーサイド・スクワッド2」ではなかったですね。全く新しいスーサイド・スクワッドでした!(一応、前作の生き残りの面々は知り合いみたいになってたけど)
前の「スーサイド・スクワッド」、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」に引き続いてマーゴット・ロビーが演じるハーレイ・クイン、本作品でもメチャ魅せてくれます。
自分的には、やっぱり一発目の印象が強い「スーサイド・スクワッド」のハーレイが一番好きなんですが、セクシーな格好でド派手なアクションを決めてくれる本作品のハーレイも良かったです。まさにはまり役ですね。
同様に、今回はよりいっそう悪党集団の面々が個性的で面白い。
次々と出てくるキャラが皆、独特で笑わせてもらった感じです。
特に鮫人間?のキング・シャーク。おとぼけ満載のくせに、メチャクチャ強い。
そして、選曲も良いですね。心地よい音楽が全編で鳴り響く感じかな。
【ここからは内容について書きたいのでネタバレってことで】
様々な能力者が出てくるんだけど、潜入のつもりが相手にばれていて、いきなり戦闘が始まり、アッサリとやられちゃう人が何人も出てくる。
オープニングでいきなり大物みたいな感じで出てきた悪党は、逃げ出して仕掛けられた爆弾で頭が吹き飛んじゃった。
この冒頭の戦闘が、思いっきりグロの満載ですっかり引き込まれちゃいました。
実は、別動隊がいて、捕まった仲間を助けにいくときも容赦なしの殺戮シーンの連続。ホラー大好きオヤジはホンッと大満足です。
そして、本作品も前作同様、後半にあっと驚くどんでん返しの展開があった。
実は、アメリカの負の部分を隠すために派遣された悪党集団。それを通そうとする者と、それに反するもので仲間割れが起きたり。
悪党集団だけでなく、サポート側でも上司に歯向かうところがあって、スカッとしました。
最終的に、怪獣と戦うのも良かったですね。 ハルク並みに闘うキング・シャークもいいキャラだし、槍1本で立ち向かうハーレイもメチャカッコ良かった。
結局、蟻とライオンじゃないけど、ネズミの群れにやられちゃうのも、こんなんでいいのって感じで、楽しめました。
ただ、ヴィランの集団っていっても、何に出ていて、誰と戦ったっていう知識がないから、判ってればもっと楽しめるんだろうなって気はします。 とは言うものの、まだまだ続けてほしいですね、このシリーズ。面白いもんね。
「ジョーカー」の新作では、ハーレイ・クインをレディー・ガガが演じるみたいなんですが、もし「スーサイド・スクワッド3」があるなら、マーゴット・ロビーに返り咲いてほしい。