「めっちゃ楽しい!!ちょっと血は出るけど~~~」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)
めっちゃ楽しい!!ちょっと血は出るけど~~~
出だしから、おバカなシチュエーションで
なんと簡単に、なんとあっさり
主要人物が死んじゃうのよ!!
で、普通に生き残るのはメンバーの中で
一番メジャーなハーレ・クイーンだけ!
えっ、どうなっちゃうの?と思っていたら
本番はここからでした(笑)
次々に新キャラが出てくる。
私はアメコミ&DC弱者なので
その他のキャラは全く知りませんが
そんな事全く気にならない面白さ!!
若干グロいけど、全体に明るいBGMに乗せての
殺害シーンなので、人体切断とかが苦手な人も
割とライトで怖くはないと思います。
(言葉にすると結構ヤバいな~~(笑))
そんな中でも、
随所にちりばめられた「悪人」とされるメンバーの
ぬぐい切れない過去や心の傷や小さな絆が
上手い具合に織り込まれるので
メンバーがどんどん好きになってしまう。
こういうバランスがジェームズ・ガン、やっぱ上手い!!
ハーレ・クイーンが結構いいとこを持ってゆきます。
流石にカッコイイです。
DCはワンダーウーマンといい、女性キャラが人気ですね。
スーパーマンやバッドマンが既定路線から
なかなか脱却できない中、
昨今の新しい価値観の中で構築される女性キャラ
自由で新鮮で時代にピッタリなんでしょうね。
予告編の通り「怪獣」も出てきます。
「バベルの塔」みたいな大きな塔も出てくる。
「大きなモノが動く映画は大きなスクリーンで!!」
私のポリシーです!!
ぜひスクリーンで!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
時間の都合で日本語吹き替え版を観たのけど
日本語訳も声優さんも豪華で楽しかったですね。
アホな映画でありながら、アメリカの暗部
アメリカの正義を押し付けるあまり
紛争現地の事情も考えず、やたら重火器を多用したり
数年前のグアンタナモ収容所の様に、
アメリカ国内ではやってはいけない事を
第三国に闇取引でやらせてたり、
結構痛烈なアメリカ批判になってるところが凄ないあ~~
マーベルの中でも
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが
一番好きなので、同じジェームズ・ガンの今作も
ノリが良くてかなり好きな一作となりました。
「エンドゲーム」より泣けるかも~~です。