「アクションとシリアスとコメディの混ぜ加減がいい塩梅のぶっ飛び映画」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 スクラさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションとシリアスとコメディの混ぜ加減がいい塩梅のぶっ飛び映画
スーサイド・スクワッドがガン監督の手で生まれ変わって帰ってきたと知ってから、公開を楽しみにしていた本作。
期待を裏切らない最高なアクション・コメディ映画だった。
特にハーレイ・クインを演じるマーゴット・ロビーの演技が『バーズ・オブ・プレイ』よりもさらに磨きがかかっていて、
「そう!これ!ハーレイと言えばこれなんだよ!!」と頷きたくなるぶっ飛びぐあい。「ハーレイ・クイン」という人物が見事に具現化されていたなと満足。衣装も戦闘シーンもハーレイらしさが満載で可愛かった(やっていることはグロいのに(笑))
コメディはガン監督ぶしなのか、絶妙なタイミングで自然とコメディシーンが入り込むので不覚にも噴き出してしまう人多数。あればずるい。
笑うしか選択肢がない。
アクション満載でところどころ笑わせて終わるかと思いきや今作は「父と娘」が軸のヒューマンドラマ要素もあるのがすごくいい。一般家庭でも微妙になりがちな「父」と「娘」の組み合わせで展開するストーリーを重すぎず、軽すぎず入れることで、単純なエンタメ映画に留まらない面白さがあった。
ガン監督作でのスーサイド・スクワッド、期待以上で楽しかった:)
なお、R15+なのでグロいの苦手な人は気を付けた方がいいかも。
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