「動物の強さを再認識」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 SHIKIさんの映画レビュー(感想・評価)
動物の強さを再認識
人間がどんなに超人的な力を手に入れたとしても、結局最後の最後で他の動物が一番強いということがよくわかる映画だった。
サメとねずみ強すぎる。特にサメ。お前は不死身かっ笑
前作あるようですが未観賞。特に前情報も入れず、「全員ヴィランズ的な立ち位置だけど、ヒーロー押し退けて良いことしちゃう感じなのかな?」とぼんやり思っていたのだけど、むしろ娘を人質に取られて無理やり最前線に出されるわ、司令塔側が捨てゴマ達の生き死にでお金賭けてるわで、完全なる被害者の集まりでした(だからといってそもそもが犯罪者なので許せるわけではないが)
冒頭(後半もだけど)、洋画のアクションものって一列に並ぶの好きだなーと思いながらも、並んで歩かれるとやはり壮観。
これからバッタバッタと快進撃繰り広げるのね…!という期待感を持たせてくれるのがイイ。私はベタが好き。
しかしそんな一列に並んだスーサイドスクワット達が開始10分でバンバンお亡くなりになっていくので、「悪役(ヒーロー)いなくなるやん!!」と思っていたら、ちゃんとメインが居ました。
でも捨てゴマ達結構面白かったから皆残ってて欲しかったなー。
結構死んでいく中、途中で裏切りのラブ要素?ひゃー!!となったと思ったら、次の瞬間には血まみれ。
…高低差激しくて耳キーンなっちゃう(古)
しかし美人が強いとそれだけで全部許せてしまう、ちょろい私笑
序盤とラストの展開は一気に駆け抜ける感じでよかったのだけど、中盤でのそれぞれキャラの掘り下げ方が唐突だったり無理やりぶちこんだりで、流れをぶったぎってて中弛みしたのが少し残念。
でも二時間以上もやってたとは思えないほどあっという間で。
アメコミ系はエンドロール後が毎回楽しみなんだけど、次回作も波乱なんだろうなと思わせてくれる終わり方で良かった。