マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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私はそれを、〝e-ゾンビ〟と呼ぶことにしました
難しいところは相変わらずよく分からないままでしたが(すべて私の理解力不足😂)、前三作でその前提に慣れていたので、これまでの作品と同様、さほどストレスなく見れました。
ノーラン監督の『インターステラー』の時も感じたのですが、最先端の科学について描く作品も最後は〝愛〟に帰結する。物語的に結着をつけるために無理矢理そこに持っていくような映画もあるかもしれませんが、ノーラン監督もウォシャウスキー監督も描きたくて描いた〝愛〟なのだと思います。
なんであいつらの愛のために、あそこまで闘うの?
一緒に戦ってくれた仲間たちにだって、そんな思いがないわけではないと思います。でも、突き動かされているんですね、内なる自分の声に(愛を信じたいし、それが本当であることを目撃したい)。
この第4作は、斬新さやスタイリッシュでキレのあるアクションはあまり意図せず(昨今はアバターで会議出席というマトリックスの原型のような技術が実現しているので、未来系の部分は、もういいかなと諦めたようにも見えます)、レボリューションの時に描けなかったベタな愛のかたちを、過去作への愛着・郷愁とともに〝復活〟させたのだと思います。
復活の意味はあった
久しぶりに1秒後の展開が読めない作品で、飲み物を飲むのも忘れてワクワクし続けながら楽しめました。静けさは大事。
トリニティが“ここぞという時に死んで主人公のカンフル剤になる女“でなくなったことがとても嬉しい。
時間の都合上2Dで鑑賞しましたが、4DXとIMAXでも観たいです。
二元論に終始した単調な展開
正にゲームの世界さながらに、
二元論に終始し、
ポジティブ選択が問題解決し、
グリッド精神で、
チーム一丸となって頑張れば、
愛は不死身だ〜
ディズニー展開以下のストーリーだった。
エンディングの後のおふざけは更に品位を貶めた。
メタ視点的なところも面白い
マトリックス一作目から20年ちょっと3部作の続編ということでどうかな?と思っていたけどちゃんと続編で面白かった。
最初の方のメタ的な視点でマトリックスを語るのはありそうでなかったので笑った
マトリックスとはネオとトリニティとスミスとモーティファスの物語なんだな‥
長い年月経ってみんな色んな形で姿形は変わったけどみんな出てきてよかった。
リブートさせた方が良かった
あんな展開にするならバットマンやスパイダーマンのようにリブート作品にした方が良かった。
約2時間半という長すぎる展開、前半で物語の方向性がわかってしまい眠気との戦いでした。
2度目のチャンスを与えるほど我々は寛容では無いのですよ。
とか言って無駄な金使ってしまった。
まさかの参戦!!!
マトリックス懐かしいなぁ〜と思ってみてたらナント!!!
終盤にグリンデルバルト参戦!
どこか秘密の扉から入ってきちゃったのかな??
これ最強!救世主超えるのか!?いつアブラケダブラ使うのかとヒヤヒヤしながら見てましたが、杖を使うまでもなかったのかな?さすがグリンデルバルト!!
ジョニデの降板からこんな形で参戦させるとはさすがワーナー!!
こんなカッコいいグリンデルバルトならと来年のファンタビもとても楽しみになりました!
もしや次回ファンタビでネオ参戦の前振り?それともマルチバースでフリーガイ2とか??最高!!!
時代の流れという現実を見せてくれてありがとうございました。ファック!!!
正統なる続編
前半のメタ演出の連発は、笑っていいものかどうなのか、わからないまま、気づくと「実は本当に三部作はトーマス・アンダーソンの虚構というお話なのか?」と騙されそうになる。が、それは撒き餌。きちんと他の要素にも目を配っていると、実は全三部作を丁寧に踏襲した正統続編作品になっている。
裏切者イスカリオテのユダのシンボルたる黄色い服を着たモーフィアスは、
なるほど、確かにマシンサイドから見れば裏切者だった。
「ネオをシステムにつないでも安定しない。
トリニティを傍に配置したら上手くいった。」は、まるで
「何故かわからないけど動く」を経験したプログラマーなら苦笑してしまうかもしれない。
「新たな力が生まれる」という預言を残して去ったオラクル。
やはり再構築されていたマトリックス。
終盤、空を飛ぶのはトリニティだった。
つまり、今回の救世主はネオではなく、トリニティでした。というどんでん返しなのだが、観客は「ネオ=救世主」で20年も刷り込まれているものだから、すんなりと腹落ちしない。私も最初は「時代に倣った女性優位描写か?」と良く理解できていなかった。大変恥ずかしい。
思えばほかにも、鏡合わせのように、ネオ⇔トリニティを思わせる台詞、演出が多々存在していた。
「今度は僕が彼女を信じる番だ。」は、1でネオが覚醒するシーンを思い出す。
サティが読んでいたのは「鏡の国のアリス」。
リローデットのように現バージョンのマトリックスの仕様について、アーキテクトなりが丁寧に説明するというシークエンスがないものだから、分かり辛い。
が、上記が理解できれば、今回は本当に正統派の続編としてドラマに集中できるだろう。
ただ、アクションはややチープさが否めない。どんでん返しの肝も、上記の通り、ネオ→トリニティへと代替わりが起きた、というもので、これも各SNS等では予想されていた内容だ。
せめてもう5年早く、公開されていたら、もう少し高い評価を得られたと思う。
エンドロール後の小ネタも含めて、現代の映画製作、他のクリエイティブ業界が如何につらい状況かがひしひしと伝わってきた。
だが、個人的には同窓会のようで楽しかったし、マトリックスのみならず、他の映画にも、すべてのクリエイターにもぜひ頑張ってほしい。
過去作にあった不気味さや反骨精神はやや穏やかになり、
過去作にははない温かみがあった。
エンドロールの最後まで見逃すな
前作の頃には、取り上げられることのなかったテーマなど、時代や価値観の変化を大いに感じた作品でした。
個人的には
全体を通して退屈に感じました。
エンドロールも、どんだけ長いのよ?
また一度完結した物語は、さわらない方が良い。
とも思いました。
年内最後の鑑賞作品として、物足りなさがあります。
原作版などを知っている方向けなのかなぁ…。
今年203本目(合計267本目)。
さすがにかなりの歴史がある映画で、初代版などは今時ならネットフリックやアマゾンプライム等で見ることができるので、できる範囲で予習して見に行きました。
…とはいえ、そうそう予習して見に行きました、レベルでは問屋が卸さないですね…。とはいえ、ごく最低限の説明は一応あるので、何がなんだかわからないということもないですし、本作品が2021年公表という事情もあってか、SNSの利用など、やはり「当時はなかったもの」が色々と出るなど工夫は結構あります。
どんなオンラインゲームでもいいので、いわゆるMNORPG(DQ10でも何でも)をやっているかやっていないかでも、また援用できる知識も変わってくるのかな…というところはあります。過去作も全部何度も見て本作はばっちりという方は別として、そうでない方は、「過去作を一通り見る」「SNSなど最近のIT技術は把握しておく」「MNORPGなどに何でもいいので触れておく」の3点セットで何とか6割追い付けるか…というくらいじゃないか…という感じです。
ストーリーは他の方も書かれている通り、ネタバレ要素が結構ありますのであまり書かないほうが良いでしょうね…。超大作ですし。
一部、表現について気になる点(英文では、通常、一般の文では前置詞で文を終わらせない、という規則が守られていない)があることもありますが、字幕以外の解釈は無理だし、回避するには関係代名詞がいるので案外面倒で、そこはまぁ日本で言えば「ら抜き表現」のようなものになってしまっていますし、そこまでは気にしませんでした。
確かに理解は難しいとは思うのですが、もともと「原作を知っている方へのファンサービス的な映画」と考えるならそれでもやむなしかなとも思え、特に他に気になる点はないので、フルスコアにしています(上記の英文法のミスも1か所だけだし、字幕以外の解釈がうまれる余地はない)。
マトリックスにキアヌが戻ってきた‼️
キアヌのマトリックス新作が観れただけで大満足です‼️キアヌのキュート😍なシーンには🐥 🙌💨笑みがこぼれた。そしてトリニティは相変わらずお美しい✨1作目の斬新さや、3作目の戦闘シーンが凄すぎただけに少し物足さもありますが、所々に挿入される過去シーンはエモい❗️エンドロールの後にポストクレジットシーンありますよ〜!お忘れなく!
そこが主題なのか…
凄く楽しみにしていた分、個人的には残念な仕上がりだったかな…
そもそも、この脚本が伝説的映画の四作目に必要だったのか?時系列的にも『まだ、その線でやってたのか』的に感じた。もし自作があるならイチから新しい概念で作って欲しいな。
自信でも厳しい観かたをしているなと思うんですけど、第一作で受けた衝撃は凄かったし、このシリーズへの思い入れが深いんですよね。そのような人もきっと多いかと。
お帰り、ネオ
普通に面白い
最後はスカっとします!
前半は、おさらいのような所が随所にあり、少し不安にかんじましたが、やはりマトリクスは帰ってきました。
ロボット(機械)との共存など、少し新しい世界観!
マトリクスは、予言のような、現実と夢想世界の狭間を行き来するワクワクできる映画です。
前回の3部作の凄さは、今の世の中を予言するかのような内容でした。
これからマトリクスで構築される世界に期待してます!
誰が作りたかったの?
ネオはキアヌ・リーブス、トリニティはキャリー・アン・モスは続投、モーフィアスとエージェント・スミスは新顔だけどなかなか良かった。
自虐ネタが散りばめられており、製作会社が一番作りたかったらしい。
映像は手抜き無しで、これまでの雰囲気を大切にしている。
さて、どちらがフェイクなのでしょうか。
うん。安定のマトリックス(笑)
相変わらず見る人によって評価が分かれる作品だったと思います。十分睡眠を取ってから鑑賞する事をお勧めします。
過去作を観てれば、懐かしい面々に会えるかもしれません。
あと何となく髭面ネオが可愛かった。
0+1=2
『マトリックス・トリロジー』のド派手なアクションを期待しているととんでもない肩透かしをくらうことになる。しかし、そのだまされた感は、ウィズ・コロナを余儀なくされている現代社会にとって欠かせないキーワードにつながっていて、SDGs社会を生きていく上で最も必要なセンスを提示している、といっても過言ではないだろう。
“チョイス”が全体のキーワードになっているトリロジーでは、キアヌ・リーブス演じるネオが常に二者択一を迫られる“バイナリー”な展開が印象的だ。0か1か、青いカプセルか赤いカプセルか、マトリックスか現実か、トリニティーへの愛かザイオンの存続か、人間か機械か…..しかし、一方を救えば必ず一方は滅んでいくわけで、結局“チョイス”を繰り返すことによって全体のキャパシティは限りなく0に近づいていくのである。
では、今回のリブート作品は一体何をテーマにすればよいのか。相方のリリーは、折からのハードスケジュールに身内の不幸が重なり早々と離脱を決めてしまう。残されたラナは大いに悩むのである。手堅く原点回帰でいくかそれとも….面白いことに、ワーナーにおけるその喧々諤々の企画会議模様が、いまや世界的ゲームデザイナーと化したトーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)の次期マトリックスゲーム開発会議となって映画内に取り込まれている。
トリロジーをリアルタイムで見た世代へのセルフオマージュだっで忘れてはいない。すっかり若返ったモーフィアスやスミス、伝説の救世主の力見たさにザイオンならぬアイオに集まったボロ着姿の若者たち。マトリックスに即時移動できる延髄端子だってもちろん健在だ。しかし(オリジナルとは)何かが違う。かつての救世主は、加齢と精神安定剤のオーバードーズで空を飛ぶことさえままならず、あの時永遠の愛を誓ったはずのトリニティー(キャリー=アン・モス)ですら、現在ではすっかり別家庭の主婦に収まっていたのだ。
(映画の中で)実際に体験した現実が過去の記憶となっていつしかフィクションとして後世に伝えられていくループ。本作におけるネオ、そして監督のラナ・ウォシャウスキーもその残酷な罠に気づいたのでないだろうか。トーマス・アンダーソンが自分の実体験をゲームとして再現したように、もしもワーナーの望みどおりに本作を原点回帰的作品に仕上げたならば、メタ化したフィクションとしての記憶だけが上書きされでしまうのではないか、と。
エンドロール後のオマケシーンで、フィクションたる映画の死にふれられていたが、人気のYouTube動物映像だって、実はフィクションあっての賜物ではないのだろうか。ザイオンなければマシンシティなし、ネオがなければスミスなし、トリニティーなければネオもなしなのである。それは、監督ラナ・ウォシャウスキーの中にある男性と女性の“共存”を投影した、今回制作から早々と離脱した双子の姉妹(兄弟)リリーに向けたラブコールだったのかもしれないのだ。
言いたい事は分かるけどエンタメとしてはちょっと退屈
まず本作を楽しむ為には前提として以下が必要だと思います。
・マトリックス過去三作を観ていて言わんとしている事を理解している事
・ウォシャウスキー監督が当時男だったけど今は女性に性転換している事
・昨今の社会情勢
マトリックス過去作では、我々が観ているリアルだと思っていた現実は実はフェイクで、プログラムされていた、そして愛の力で平和を手に入れた(だいぶ端折りました)と言うお話でした。
またウォシャウスキー兄弟は性転換手術をし、女性になり生まれ変わりました。
いわば今までの男性の姿は心と入れ物が違った状態で、それが今は正されたと言うことになります。
そして昨今、LGBTQや多様性の時代と言われるように、古き時代で語られていた男は〜すべき、女は〜すべき論は恥ずべきものになりつつあります。
上記を踏まえて本作を振り返ります。
大きなストーリーとしてはネオが再びマトリックスの真の姿に目覚め、トリニティを救い出し、2人で超人になって終わると言うなんとも簡素な話ですが、ラナウォシャウスキーが女性として生まれ変わり、新たなストーリー(ソース)で活躍すると言う意味がある気がします。
またマトリックスの時代、配給の都合もあり、基本的には主人公は白人男性で、女性は添えられていた状態でしたが、本作はアジア系女性、黒人女性、トリニティと女性が活躍し、ネオは今回あまり凄いところはないです(飛べない等)。
ナイロビ将軍が言うように古くはザイオンは戦争の事ばかりを考え滅びたとしていますが、アイオはITテクノロジーとバイオテクノロジーでこれまでとは違ったライフスタイルになっていっています。これは現代でいう、衝突を避け(人種差別などを無くして)共闘して進んでいくことが進化に必要な事だと言う揶揄だと思います。
キアヌリーブスが極度のラーメン好きと言うこともあって覚醒前はラーメンをすすっていたり、ウォシャウスキー監督の日本好きが炸裂していたり、過去作のキャストがしれっと登場していたりと、分かる人にはテンションが上がる要素が随所にありますが、少し説教くさいところがあるのと、置いてけぼりを喰らうところ、展開が読めてしまうところなどが少し残念でした。
郷愁感じちゃうなぁ
んー、あの衝撃を求めてはダメなんだけどね。
これは、難しい。。
回顧録の様な解説の様な、、、元々のアイディアがしっかりしてるだけに、なんかモヤモヤしてしまい、ちょっと複雑。
マトリックスなのに郷愁ってww スタイリッシュでもないし、アクションもワンパターンで残念。
それでも好きな作品なので、星は甘めです。
なんせキアヌが勿体ない。。。
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