「大嫌いだけど、すき」トムとジェリー なないろさんの映画レビュー(感想・評価)
大嫌いだけど、すき
実写に不安がある方、なんの問題もなしです。是非観ていただきたい。
監督の手腕素晴らしい。
自分自身、初めからなんの抵抗もなく、なんの不安も考えずすぐ見に行こうと思ったのは、思えば小さい頃に観た「ロジャーラビット」や「スペースJAM」があったからかな。あれもほんとに面白かったし、ワクワクしながら観た記憶。
本当は字幕で観たかったけど近くでは吹き替えしかやってなくて、それだけが最初微妙だったけど、実際観たらクロエちゃんの声もとても合っていたし、霜降りもなんの違和感もなく、吹替え陣素晴らしくて完全に世界に浸れた。
終始、軽快な音楽が流れててノリもテンポも良かったし、ストーリーもアニメのトムとジェリーの世界観を壊すことなく相変わらずだし、人間達との掛け合いもコミカルで本当に良かった。
かと思えばホロッとさせられるし、でも最後はやっぱり笑わせてくれるし最後まで楽しく観れた。
エンドロールも、お馴染みのキャラクター達を俳優扱いしてキャスト紹介してるのがいいなって思った。
クロエちゃんのインタビューにもあったけど、お互いに対しては見てて可哀想な位、
まっっっっっったく容赦無しだけど(笑)、誰かがふたりを傷つけようとするときっとお互いを守るんじゃないかって。すごくしっくりきたし、そんな関係をいつまでも感じさせる映画だった。
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