「目が見えていても凄いんですがw」トムとジェリー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
目が見えていても凄いんですがw
ニューヨークの高級ホテルに住み着いたジェリーと、彼を追ってきたトムがセレブの結婚式を引っかき回すコメディ。
セントラルパークでピアノを弾いて小銭を稼ぐトムと邪魔をしたジェリーが喧嘩になり、それがケイラの仕事を台無しにして巻き起こっていくストーリー。
懐かしのロジャー・ラビットを彷彿とさせる、実写とアニメの融合作品で、トムとジェリーの他にも登場する人間以外の生き物は全てアニメというつくり。
脇役のブッチやスパイクやトゥーツや金魚も登場するけれど…自分の記憶ではトゥーツはネズミだった気がするんだけど?
作品としては勿論トムとジェリーが主役ではあるけれど、ストーリー的にはケイラ(クロエ)がメインですね。
目新しいものが有る訳では無いけれど、やってやられて、追って追われての鬼ごっこにみんなが巻き込まれる正にドタバタで展開そのものがトルネード!?
ナレーションとかもあったら良かったのにと少し思ったけれど、トムとジェリーは喋らないものの、人間がペラペラ喋ってストーリー回してくれるからいらないか。
でも、あの主題歌はエンディングとかででも流して欲しかったかな。
勿論手を組んでホッコリな流れもあるけれど、兎に角最初から最後までおバカなドタバタで突っ走り、ちゃんとお約束に繫げてくれる安心感と楽しさであっという間の101分だった。
そしてそして、トムはやっぱり良いヤツだねw
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