劇場公開日 2022年2月23日

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ドリームプランのレビュー・感想・評価

全236件中、41~60件目を表示

3.0必要に子供を守る父親の王様リチャードと強運な家族の物語

2022年12月16日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

悲しい

内容は、実話が元で世界のトップテニスプレイヤー🎾を育てた家族の話。父親リチャード自身の幼少期の人種差別的な経験から家族を執拗に守り、愛娘を一流の人間としてのテニスプレイヤーに育てる計画を辛抱強く妄信的に実行に移す事の出来た家族のサクセスストーリー。印象に残った台詞は『お前の踏み出そうとする一歩は、とてつもなく厳しい。その一歩は全ての黒人女性の代表となるからだ!』ヴィーナスの久しぶりのテニス公式試合を前に、父親が愛娘に涙ながらに語りかける場面。14歳という年齢に教育の熟成と子離れ出来ない溺愛ぶりが伺えて一流のプレイヤーと言うよりも一流の人間になる様にプランを実行する時を惜しむ場面は、色んな妄想が頭をよぎり同じ様な気持ちは伝わりました。好きな場面は、ビジネスライク的なテニス施設で、白人が無理やりお金をちらつかせ契約を取ろうとする場面で『白いフードを脱いだ方がいい』と吐き捨てる場面は、やはりアメリカ🇺🇸人種差別問題は深く根強く消し難いんだなと感じます。日本では太平洋戦争の傷跡がよく描かれてますが、アメリカでは南北戦争からずっと人造国家としての人種差別が描かれてます。時代的な背景もかなりあると思いますが、美しい広大な自然は広くもある大地に消すに消せない人間らしさをこの作品で感じました。ラストの実際の映像との対比は非常によく出来ていて、アカデミー賞に選ばれる程の演技にビックリです。今では授賞式にビンタした事が印象的ですが、、、この映画は長尺を感じさせないテンポの良い作品で見た後に元気が出てくる試合の臨場感もあり、低いボール目線での撮影は素晴らしく楽しい映画です。又、アメリカン・ドリームの違った形を垣間見る様で、興味深い作品でした。

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コバヤシマル

4.0“無料の物は無い 誰かが払っている”

2022年12月7日
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リチャード自身が黒人である事、生まれた場所、、、
家族以外を誰も信じていない。

自分自身への劣等感がこの奇跡のプランを生んだか。
プランから外れてしまう事に異常な程に臆病な父親に見えた。

だからこそ、まともに娘の試合を見ていない。

そんな父の尊厳を守る妻と娘。
プランを立てたディックの役目は、早々に終わっていたのだろう。

漫画の様な実話。

この主人公はディックではなく、
妻とビーナス、セリーナであると思った。

なかなか見応えありでした。

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M.T

4.5一言「マジですか、実話って!」

2022年11月28日
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テニスのルールは知らないけど、ウィルリアムズ姉妹は知ってる。
その彼女たちを育てた父親目線の話。

正直熱すぎる父親。自分がルール、誰の意見も聞かない。
でも子供の成長過程、親が守り導くことも、結構大切。
14歳でプロになるかどうかなんて、正しい決断は難しい。
「試合に勝っても、鼻高々じゃなく、謙虚であれ」。
プロになる前に、1人の常識人になれと。

試合のシーン随所にリアルで見応えあったし。
144分あっという間の、引き込まれ感でした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「お前を守ることだけを、考えてきた」

(ただ、実話の内容がすごいだけで。ウイル・スミスの演技が最高!ではないような)

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ゆき@おうちの中の人

4.0ウザい父は偉大だった

2022年11月23日
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鑑賞方法:VOD

父には失敗するイメージはなかったのだろうか?その葛藤をもう少し描けていたら良かった。いずれにせよ、観る価値ある作品だった。

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ホンマサ

3.5テニス未経験の父親がウィリアムズ姉妹を育てた実話。 テニス漬けには...

2022年11月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

テニス未経験の父親がウィリアムズ姉妹を育てた実話。
テニス漬けにはせず、きちんと勉強もさせ、ジュニアの試合にも途中から出場させずにじっくりと準備をする。
自分のテニス理論、指導計画に絶対な自信があり、大物コーチとも頑固にやり合う。
結果的にはそれで成功したが、全ての選手に使えるプランではないな。
それでも娘に対する愛情は十分に伝わってきたし、ビーナスが試合に負けた直後にかけた言葉にも感動した。

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省二

4.0ウィリアムズ姉妹の父

2022年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ウイリアムズ姉妹が登場したときは、誰も勝てないような気がしたほど、衝撃的だった。
一家は黒人が多く住んでいる地域に住んでいるが、父(ウィル・スミス)は5人の娘たちの才能を伸ばすことに人生をかけていた。
ヴィーナスとセリーナには天性の才能を感じ、いいコーチを見つけようと頑張る。
また、燃え尽き症候群を杞憂、テニス以外も手抜きなしに教えた。
スーパースターを育てるのは強い意志が必要みたい。

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いやよセブン

4.0面白かった

2022年10月18日
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鑑賞方法:映画館

実話系なのが凄い

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ルル

2.0父親のエゴ

2022年10月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

難しい

個人的にはスポーツには余り興味がないし、女子テニスは伊達公子で止まっている。
ウィリアムズ姉妹も名前は知っている程度でそれだから観たいと思ったわけではない。
マイノリティのマンディを乗り越えてアメリカンドリームを実現した、
そんな高揚感のあるストーリーを予告編からも期待していた。
だが、期待は大いに裏切られた。

こういう父親、スポ少なんかでもよく見かけるよね。
子供を叱る親にダメ出ししていたけれど五十歩百歩。
天上天下唯我独尊、手を差し伸べた人の好意も平気で踏みにじる。
観ていて胸くそ悪かった。
むしろヒロインとして姉妹中心に描き、
それを支える母、障壁となる父であるべきだったのでは?
観終えてそんな気がした。

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みみず

3.5子育て論

2022年9月26日
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成功の裏話として充実の内容で、144分間という尺ながら終始楽しめた。父親の論をかなり丁寧に描いているし、その論には同意できる点もある。幼いままに社会に晒される危うさは事実であるし、この点についてはあらゆる分野で改善されたようにも思う。
とはいえ、親は子の成長をマネジメントする立場にはない訳で、基本的な方針には賛同しえない点も多い。2人は成功し、父の貢献は大きいとしても、果たせない子供も多くいるのが実情で、それをしてプランが悪いだとか金づるだとか言える訳ではない。逆効果も容易に起こりえるところ。夫婦喧嘩のシーンに集約されているが、結局は御せないし、子供がすることに過ぎない。
ジョンバーンサルだとは最後まで気付かなかった。これは名扮装。

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Kj

5.0本当にあったことなのだ。リアルなテニスシーンと心に響く家族の物語。

2022年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 二人の娘をトッププロのテニスプレイヤーに育て上げるプランを実行・実現した父親、そして母親。家族の物語。しかも、全くテニス経験のない夫婦がそれを成し遂げる。
 きちんと学校、勉強もさせ、宗教心を持ち、感謝を忘れない家族。人種差別を経験し、娘たちを守る父親。あまりにも現実離れのプランに、テニス指導者からは全く相手にされず。近所からは子どもへの対応を厳しく批判される。画一的かつ型にはまった学校教育を大きくかけ離れた、父親・母親の教育プランと実践。親が子を守る。プランが全て、うまくいかないのはプランがダメだから。

 この映画の凄いところは、描かれていることが「本当に起こったこと」なのである。
ビーナスとセリーナの姉で製作総指揮のイシャ・プライスは、「作品の信憑性を確保するため、つまり私たちが何者か、確実に真実を映し出すために私が必ず参加するという条件を提示したの。」とある。
 スポーツ伝記映画でこれほどまでリアルに再現している映画があるのだろうか。
 徹底的にビーナス役のサナイヤ・シドニー、セリーナ役のデミ・シングルトンをテニスプレーヤーとして訓練し、代役も配置し、テニスシーンは「本物」となった。この子役たちは撮影前テニスの経験がなかったという。父親のウィル・スミス、母親のアーンジャニュー・エリスの配役もこれ以外にはないのではないか。
 プランと実践、家族愛。とても心に響いた作品であった。

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M.Joe

3.0思ったより楽しめる作品だが…

2022年7月16日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ふぁーびー

4.02022 126本目

2022年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

見事でした。ウィルはもちろんのこと姉妹を演じた子達も素晴らしかった。テニスには興味がなく名前しか知らなかったがそれでも面白かったです。
それだけにウィルのアカデミーでの事件とても残念です。これからのウィルの作品にも期待します

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しゅん13

4.0父ウイル・スミス

2022年7月7日
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アカデミー賞でウィルスミスがクリスロックをビンタした件で、クリスロック支持の米に対し日本人はウィルスミス支持が多数派だった。

日本ではウィルスミスの行動に、か弱い女を守った男らしさ──男気を感じた人が多かったからだ。

ひろゆきがこの現象を解説していた。

要約すると──女が弱いから男が守らなければいけないという日本社会にある定論は一種の男女差別であり、また基本的に気分を害されたことで暴力にうったえたウィルスミスは短慮だった──とした。

日本では男性が女性を守るという構図が一般化している。だが男女平等ならば、侮辱されたスミス夫人自身が出てって仕返しをするのが合理だ。
女の人が劣っているから(保護対象だから)攻撃されたら男が代わりに仕返しをするのが日本では男女差別にならず美談になる。と、ひろゆきは批判したのだった。

たしかにあの事件の直後はウィルスミスの行動を「かっこいい」と言う輩が多かった。多かったというより溢れかえっていた。

かれの行動を「かっこいい」と評した人たちはひろゆきの言う男女差別主義者かもしれない。ただしそれが差別的であることにまったく気づいていないだろう。

おそらく「かっこいい」と支持した理由は自己アピールのようなものだ。ネット上で人の行動/言動を「かっこいい」と言うのは「それをかっこいいと見なせるかっこいいわたし」という意味。かわいいとおなじである。

わたしもスミス支持だが「かっこいい」とは(さらさら)思わなかった。それどころかウィルスミスのビンタは暴力ですらなかった。デモンストレーションだった。

ウィルスミスという人はカメラがとらえていないときでも劇的でエモーショナルな態度をとるタイプの人だ。かれの映画をいくつか見たらなんとなくそれがわかる。それはなんとなくだがこのリテラシーにはじぶんなりの自負がある。

つねに自己演出するタイプであり、かれの演技がうったえてくるのはそのためだ。アイアムレジェンドや幸せのちからや7つの贈り物やCollateral Beautyみたいな深い哀しみを背負った役はかれのように過剰な自意識がなければ表現できなかった。

したがってアカデミー賞でクリスロックがスミスの細君であるジェイダピンケットを侮辱したときも、かれにとってそれは「ワンシーン」だった。
かんぜんに外したが、スミスはおそらく演じただけだ。と、わたしは思っている。

スミスは髪の生えない病を患っている妻をGIジェーンだと揶揄された。だから、一矢報いる必要が生じた。リアクションしないわけにはいかなかった。娘のウィローだって母親に合わせて頭を丸刈りにしている。トレイ、ジェイデン、ウィローを含む家族全体の問題だ。で、とりあえず出ていってビンタした。ぜんぜん絵にならなかったけれどスミスはやらざるを得なかった。夫としてだけじゃなく父として見せなきゃいけなかった。
演技を商売にしている父のデモンストレーションだった。

けっきょくこの件で、言われなくてもいいことを言われ、やらなくてもいいことをやらざるを得なかったウィルスミスはかんぜんな被害者だった。しかも批判に晒され二次三次の被弾も浴び続けている。笑って話せるほど時間が経っても、かならずネタにされるだろう。
まったくどこにクリスロックを擁護する要素があるのかわからない。

よって個人的にはこの事件にたいする米日の温度差も、暴力うんぬんも、ひろゆきの概説も関係ない話だった。スミスは「ワンシーン」を演じただけだった。

この映画にもやはりスミスの自己演出のうまさがあらわれている。
哀しさを背負った気配がじょうずで、その哀しみの中には激しい感情が隠されている。言うなれば、激しい感情をおもてに出さずに、哀しみで表現する異能がウィルスミスにはある。

本編はこんなセリフではじまる。
『おれが育ったルイジアナではKKKから逃げるのに忙しくテニスをやる暇人は皆無だった、でも何かにきょうみを持つとおれは研究する、仕組みや世界一の人びとのやり方など、そうやって娘たちにも教えたんだ』

ウィリアムズ家はどん底のゲットーで生きている。そこでは一歩踏み外すと与太者になるか与太者に巻かれるしかない。
父リチャード(ウィルスミス)は黒人が生き抜くことの困難を知っている。ましてや成功をめざすならば、よっぽど抜け目なく渡らなきゃならない。その依怙地が、かれのドリームプランに強引や独善となってあらわれる。

だがリチャードは大切なことをわかっていた。
ビーナスがジュニアで優勝したとき、リチャードが娘たちにシンデレラを見せて、こう言った。
「だいじなのは彼女の謙虚さだ、人からひどく扱われても、見下されても、彼女は冷静で清らかな心のまま、謙虚だった。この先、試合で誰かと対戦するだろうが、謙虚になれないなら試合はなしだ」

ビーナスとセリーナ、ウィリアムズ家の物語にはシンデレラ曲線がある。
それを成し得たのは父リチャードがスポーツマンシップを理解していたからに他ならない。育成の初期段階で謙虚を教えるなら、たとえテニスプレイヤーで成功しなくとも、立身するだろう。そもそもかれのプランは忍耐/家族/教育の「人づくり」が前提になっていた。その賢さがこの映画にはあった。
(わが国の女子テニスプレイヤーのあのひとと比べたい欲求を抑えました)

また、父リチャードの人物像はスミスの実子トレイ/ジェイデン/ウィローにとって、ときどき妙に頑迷で熱くなりもする父ウィルスミスそのものではなかっただろうか。
King Richardはウィルスミスにとってこれ以上ないほどの嵌まり役だったと思う。

ただ、できればもうすこし尺を縮めたかった。

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津次郎

4.0親父と娘たちと、家族一丸のキングプラン。…ウィルのカムバックプランは…?

2022年7月4日
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興奮

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近大

3.0看板に偽りアリ?

2022年6月26日
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まず『ドリームプラン』という邦題に物申したい。何故なら、本作は、娘たちをトップ・プレーヤーにするための「プラン」に焦点をあわせた物語ではなく、『King Richard』という原題が示すとおり、まさに、あのクセの強いオヤジの生き方にフォーカスした物語だからです。ただし原題をそのまま邦題にしてもお客さんは入らないだろう。それはわかります。でも『ドリームプラン』というタイトルは、映画の内容からちょっと乖離しているんじゃないですか? と配給会社(あるいは邦題を付けた人)に訴えたい。

ま、それはともかく、リチャードは本当に強烈な個性のオヤジですね。激しすぎる自己主張、押しの強さ、独善的な態度。常識では考えられないような振る舞いも少なくない。そしてあまりの無礼さに僕も何度も引いてしまいました。よくそれで娘たちに「謙虚さ」を学べとか言えるな、とツッコミたくなった。日本でなら尚更こんな人には風当たりがキツイでしょうね。日本ではこんな人は生きていけないのではないのでしょうか。というか、そもそも協調や遠慮を美徳とするわが国では、リチャードのような人は現れないのかもしれません(某ボクシング三兄弟の父親のことをちょっと思い出しましたが)。

リチャードの成功への執念と、娘たちを頂点へ導くための情熱の裏側にあるものは、人種差別から来る、強烈なコンプレックスや被害者意識です。繰り返しになりますが、この映画が描きたかったのは、やはり成功のための「プラン」などではなく、リチャードという強い個性を持った男の生き方なのです。そして、彼のパーソナリティーと生き方を通して、その背後にある、人種差別という社会問題や、そこから生じる貧富の差、またそういう社会で生きざるを得なかった人間の姿などをあぶり出すことがこの作品の本旨なのだと僕はとらえています。アメリカにおける人種問題は、日本人の我々には容易には理解し得ないところがありますが、いろいろと考えさせられました。

というわけで、最後に全体を通しての作品の感想を述べます。
何しろネタ(素材)は最高、「人生大逆転」の実話に基づいた話だから面白くて当たり前ですが、映画としてはとくにこれといった工夫や表現もなく、フツーの出来だと思いました。上映時間も、もう少し短くてもよかったのではないでしょうか。

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peke

4.5脇を固めたすべてのキャストも素晴らしい

2022年6月25日
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鑑賞方法:VOD

アメリカンドリームを絵に描いたような作品。リメイクされてアカデミー作品賞をとった「コーダあいのうた」も凄く良かったけど、個人的にはこちらのメッセージ的にも心に響いた。主役のウィルスミスも含め、脇を固めたすべてのキャストが絶妙だと思う。ただ実話ながら強いエンタテインメント作品にもなったことがアカデミー作品賞的にはポイントを下げてしまったか。

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O家の主人@マンU

3.0信じる力

2022年6月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

子供達、妻、父、そして自らを信じる力が奇跡を起こす。
たとえ無謀なプランでもその力が大きな功績を残した。

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上みちる

4.0歴史的事件の発端となった作品もまた素晴らしい哉

2022年6月23日
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鑑賞方法:映画館

女子テニス界で一時代を築いたビーナス、セリーナ・ウィリアムス姉妹のお父さんの話です。お父さんはちょっと変わり者。有名コーチの教え方が自分の考えと異なるときには臆せずに堂々と主張し、ジュニアで活躍してからプロに転向するのが王道であっても、信念に基づいてジュニアの試合には出場させない。こうしたアクの強い人は成功すると物語になるが、身近で一緒に働く人はストレスがあるだろう。Steve Jobsさんなども同じ感じだと思う。
お父さんはエホバの証人の信者であるように描かれていました。真偽はわかりませんが、恐らく本当なのでしょう。その教えの影響なのか、人としての正しいふるまいを熱意をもって教えていたのが印象的でした。これがきっかけになってエホバの証人の信者が増えたらそれは微妙ですが。
セリーナの話も描いて欲しいです。活躍する姉の陰で抱えたストレスもあったでしょう。それをはねのけて伝説になったのはまさしく物語。アカデミー賞授賞式では歴史に残る事件を起こしたウィル・スミスですが、主演男優賞にふさわしい演技でした。

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ねりまっくま

4.02本立て2本目。すごい親もいたもんだ、なかなかの衝撃。 納得できる...

2022年6月12日
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鑑賞方法:映画館

2本立て2本目。すごい親もいたもんだ、なかなかの衝撃。
納得できるところもあるが、その独善的な言動に驚愕もする。黒人独特の環境ゆえなのか、考えさせられた。
ビンタ事件がとかく注目されているウィルだが、私には彼が演じるこのウィリアムズ姉妹の父の方が事件。
今回はビーナスが中心だったが、なんならセリーナ編も見てみたい気がする。

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はむひろみ

2.5いいスナップのビンタ

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

いい父親役に定評のあるウィルスミスが、
なぜリチャードを題材にしたか?
(成功者ではあるが、そんな崇高な人物でもない)
人種差別の底辺から這い上がってアメリカンドリームを実現させたサクセスストーリーにはうってつけだったか。
原題も「キングリチャード」だもんな。
若い頃最初の結婚して5人の子を捨てて、
本作品の2番目妻オラシーンと結婚するも、これも破局、3人目の妻との間に子を成し、この妻とも別れている。まさにキング。
まぁ姉妹のテニス話なので、この辺はバッサリだが。
本編のあともいろいろエピソードがあるので「キングリチャード」とするなら後日談か続編がほしいところ。

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YOU
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