DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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現代に作った古典SF映画。
DUNE/デューン 砂の惑星
さて、待ちに待ったDUNE。
実は俺、35年程前の大ファン。小説はシリーズ全巻読破(全17巻)。フランク・ハーバートが亡くなったので完結しなかったのが残念でしたね。映画はデビット・リンチはもちろん、ホドロフスキーのドキュメンタリーも観てます。ドラマはDVD買ったもんね。
で、今作品だ。酷かったデビット・リンチの作品をどの位超えているのか、期待大で着席。
ん?最初のタイトルにPART ONEてついてるぞ。もうシリーズ化決まってるの?てことは今作はどこまでやるんだろうって想像しながら鑑賞。ふむふむ、最近の作品にしては、スローテンポで、ワンシーンワンシーンが丁寧だ。音楽もズッシリ響いてくる。さすが、ドゥニ・ヴィルヌーブ、過去の名作のリメイク得意なのね。
何より、原作の世界観を崩してない所が良かった。惑星間を移動できる科学があるのに、アナログなメカ類。皇帝を頂点とする貴族社会。現代の小説が原作ならこんなの有り得ないよね。
ということで、映画のクオリティ的には満点で、凄く楽しかったです。ただ、ここで終わり?起承転結で言うと起承転の頭まで。これから復讐劇の始まりだもんね。早く続き観せてよ〜。
まさに義経と弁慶の様なキャスティングも見事
個人評価:3.8
ドゥニ・ビルヌーブらしい美しきSF。
映像美も素晴らしいが、唸る様な音楽も素晴らしく、世界観に没入させられる。
キャストも最高で、まさに義経と弁慶の様な2人のキャスティングも見事。
ただ2部作構成の為、1部である本作の前半1時間は他国情勢や世界観の説明に費やし、単体作品で見ると間延びする構成になっており、大スペクタル映画にしては、少々退屈な時間がある。
早く2部でゼンデイヤの活躍が見たい。
今年ベスト(たぶん)
この世界にとって重要な資源"スパイス"が採れる砂の惑星デューンに皇帝の命を受け、統括しに来たアトレイデス一家(ティモシーはこの次期当主)が何とかデューンに元々住んでる一族(名前忘れた)と手を組もうとするも、実は皇帝が元々デューンを統括していたハルコンネン家と手を組んでアトレイデス家を陥れようとした陰謀で、、という話。
正直、絵面はずっと砂なので地味っちゃ地味なのだが、ドゥニ監督独特の映像美にハンス・ジマー(ノーラン作品常連で映画音楽と言ったらこの人)の音楽がのってくるともう最高よ。モンハンっぽかったけどやっぱり砂虫の描写が好きだったな。
さらに、基本的な話は皇位継承モノなのですが、今作ティモシーが父親の後を継ぐだけではなく母親からも然るべきものを継承している。それがティモシーの中性的な風貌とマッチしていて説得力がある。
さらにこの世界で女性はイスラム教の女性のような髪や顔を隠したスタイルで、イスラム教徒じゃない身からするとあの格好って女性が抑圧されてる象徴のように見えるんだけど、実は影で世の中を動かしていてその力をずっと女性達で継承している、というのが良かった。
しかも"声"を使うと言ったことをその人に従わせられるという最強の能力。途中お母さんがその能力を最大限に活かすシーンが出てくるんだけど、何でもありになりすぎて笑っちゃうから(笑).
最初タイトルにpart oneってついてるようにドゥニ監督は絶対2部作(かそれ以上)でやりたいけど、製作の時点で次があるかは決まってないらしい。なので本作中もめちゃくちゃ次回作の予告のような映像をティモシーの未来のビジョンで何度も見せられて、全然今の話よりそっちのが面白そうだし、ここまで見せるなら絶対やってくれないと無理!ってなる(笑)
さすがに評価も高いし、興行もいってそうだから次あると思うけど。
うーん、わかりづらい
気になる点がいくつかあったので箇条書きに。
用語の解説などはほとんどないのに何度もセリフに出てきたり、終始全体像が掴めない。
2時間半もあるくせにduneのホームページにある「はじめてのdune」という6コマ漫画以上のことがない。
主人公に予知能力があり話が予定調和でしか進まない。
砂の惑星が舞台ということで色彩はあまり感じられない。
総じてあまり面白くなかったです。
あとこの映画の戦闘シーンを観てるとスターウォーズは偉大だなぁと感じました。
重厚感ありました
IMAXで観たので、確かにすごい作品だなとは思ったけど、どなたかが書かれていたように、私も前半は睡魔との戦いがありました。スターウォーズのようなスピード感がなく、やたら重厚感のある音楽で、2時間半はちょっときつかったかな。
これは何作まで続くのか。せっかくだから最後まで付き合うつもりだけど・・・
予告編で流れていたpinkfloydのthe dark side of the moonを予告編だけでなく本編でも聴きたかったです。
自分はリンチの方が👍
昨日改めてデビットリンチの方をおさらいして今日これをみた
無駄かわからないがとにかく長ったらしくて退屈感満載
リンチのも結構そんな感じも有ったがこっちは更に長い
そう考えるとリンチの方がテンポよくて良かった
ところで、小説と同じ内容にしてるのはどっちかな?
続編観るか悩むところ
夜勤明けにはキツイ
169本目。
壮大なスケール、重厚感なせいか、流れがスロー。
始まりのセリフ回しがウィスパー気味で眠気が。
てな訳で、少し寝落ち。
夜勤明けにはキツイ流れ。
んー、サクサクいける話だとは思うんだけど、それじゃ原作の世界観が失われるのかな?
原作読んでないから、何とも言えない。
正直、自分の中でも盛り上がってこなかったし、次も観ようと言う気持ちにはならない。
監督、演出が変われば別だけど。
1.5倍再生モード希望
ジャバ・ザ・ハットのアジトに乗り込むまで、くらいのストーリーを、たっぷり2時間半にした感じ。
何も起こらない時間とイケメンのドアップタイムが長すぎた〜〜!
間延びタイムが長すぎて、時折挟まれるドキドキハラハラエピソードにも、ごめんちょっと今疲れてるんで。という気持ちになる。
よくぞこの本イベント前の前説だけで2時間半の映画になったなー!!という謎の感動
この映像化が観たかった(ToT)
SFファンなら、その偉大さが判るフランク・ハーバートの古典的SF小説、DUNEシリーズは、過去に鳴り物入りで2度映画化されて大失敗。巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督は10時間超の大作に挑み完成出来ず挫折しメイキングフィルムのみが残った。
その後、鬼才デビッド・リンチ監督は撮り上げた長尺ものをカリスマプロデューサーのラウレンティスにズタズタに切り刻まれた短縮版を公開されてしまい、世間から壮大な失敗作の冷酷な烙印☠️
今回のドゥニ・ヴィルヌーブ監督版DUNEは非の打ち所がない傑作が爆誕した!無駄なショットなし、演技者の表情の演出など、研ぎ澄まされた作品に仕上げて来たな監督。これはもう、つべこべ言わずに観るしかない!
開巻のタイトルにPART ONEと添えられていて嬉しい予感でいきなり泣きそうになる。
素晴らしい作品、壮大な叙事詩が幕開け╰(*´︶`*)╯♡
オレはこういう映画が観たいんだ‼️ガオ〜ッ
新たな冒険の旅の始まりだ
圧倒的映像技術で観る砂の惑星
こんなガッツリのSF映画は久々。特有の世界観を圧倒的な映像技術、映像美で観ることができる。
本作は序章。ゆえに物語としてエンジンがかかるのに時間がかかるが、そこは今後に期待ということで。
ティモシー・シャラメ演じるポールはいかにも若い王子様という感じだが、非力ではなく、救世主としての片鱗も随所に見られる。このキャラクターの成長も今後に期待。
3部作になるという噂もあるが、しっかり完結まで追っかけていきたい。
映像と音楽、シャラメがすばらしかったです!
IMAX・大画面でと推奨されていたので、3Dでアバター観たとき以来の追加代金で観ました。
他の方が前の方が没入感があっていいと書かれていたので、5列目で鑑賞。
結果的には、普通に観ても大画面・前列なら十分映画の世界に浸ることができるだろうなということ。
映像・音楽・役者はホントよかったです。
特にシャラメは、ロボットのような性別を超えた美しさです。
将来アンドロイドを作るとき、目の保養になるので是非シャラメの外見で量産して欲しい♡
ストーリーは、序章だからか、ホントにスローで面白くないです。
時の権力者が有能な部下に嫉妬して左遷とか…ステレオタイプだし、科学技術がこれだけ進んでも剣術を習い肉弾戦するの?とびっくりしました。
序章にしろ、もう少しあー観てよかった!と思える内容を入れて下さい。
次を観るかも微妙です。
やはり、映画は物語を楽しむものだと思うからです。
期待と、映像・音楽・シャラメで星3つ。本来なら星ひとつです。
大きなスクリーンで見て
原作は読んでいません。
複雑なお話と聞いていましたが、脚本が良かったのか、そうでもありません。
しかし、国の名前や、勢力の名前や、ガジェットの名前など用語がわからなくなります。
ネタバレだとしても、wikipediaなどでチェックしてから見た方が理解が深まると思います。
もちろん、砂漠でのシーンがほとんどです。
砂漠で人や、飛行物体や、砂つぶ(砂も重要アイテムだと思う)がたくさん動いています。
これをちゃんと鑑賞するためには、IMAXやDolby Cinemaのような大画面でダイナミックレンジが広い環境がおすすめです。
配信で見ても、ぼんやり砂漠で何か動いているなって、時間も長めなんで飽きてしまいます。
空間を広大に感じさせ、大量の敵で絶望感を感じさせる画面は、
今までのヴィルヌーブ作品と共通して素晴らしいです。
乗り物のデザインの自由さもいいですよね。
音響もすごく効果的です。
何かが迫ってくる時には、まず、空気の振動が肌から伝わってきます。
これが、サウンドトラックと融合して作品を印象付けています。
演技は?
アイザックもシャラメもモモアもいるだけで、かっちょいいので省略。
原作の問題ですが、謎な点。
おそらく、恒星間航行ができ、エネルギー問題も解決していそうなのに、他のテクノロジーの発展が不均衡かと。
だって、1万年の未来ですよ。
コンピュータ(設定で禁止)を作れば、一気に優位に立てそう。(飛んでるあれの中にも入ってるでしょ?)
飛び道具があまり無い。誘導弾も無い?
繊維産業が発展していない。
クローン技術はあるらしいが、治療としての医学は発展していない?回復魔法は無いの?
まあ、これは欠点ではなく、1万年後の未来を想像しながらツッコミを考えると楽しいです。
配信を待ってはいけません。
必ず劇場で観ましょう。
見逃した場合は、part II公開前にきっと再上映するので、そこで追いつきましょう。
ムードはバッチリ。ただ、PART1がこの雰囲気で大丈夫か?
「DUNE(砂の惑星)」その初日を観た!
155分を費やして描かれる、貴種流離譚(きしゅりゅうりたん、若い神や英雄が他郷をさまよいながら試練を克服した結果、尊い存在となる話)の第1章。2時間半を通してムードはバッチリ。ストーリーは主人公の属する国が、宇宙一貴重な資源惑星であるDUNEの統治を、皇帝から任され、急な統治交代を快く思わない前統治国に襲撃されるまでを描く章となっている。つまり壮大な予告編。
映像は、十分に凄い。かつ、舞台は砂漠であるため、原作の雰囲気を出そうとすればするほど茶をベースにした単色系の絵作りになってしまうのが当然という中で、これだけメリハリある映像に仕上げているのもすごいと思う。思わせぶりな音響と映像のオンパレード。
一方で、正直、大丈夫か? と要らぬ心配をしてしまう面もある。ちゃんと人気出るかな、という興行面だ。「スターウォーズ」でジョージルーカス監督は『第一作が当たらなかったら、次はない』との悲壮な思いから、敢えてエピソード4から始めたと聞く。対比すると本作は、そんなことはせずに正々堂々とエピソード1から始める、という気概だが、その分、爽快感、すっきり感ははるかに低い。つまり、「次(続編)をお楽しみに」感が満載だ。
ビルヌーブ監督自身が「『指輪物語』は(素晴らしい話だが)、ピータージャクソン監督による『ロードオブザリング』三部作の完成度が十分高かったので、(他の人が)撮る必要は、もうない、と感じた」と言及していた。その『ロード…』第一作と比べてもやはり、爽快感、すっきり感ははるかに低い。
すぐ、第二作を撮るのだろうか。是非、完結までひた走ってほしいシリーズだけに、この第一作には、ちゃんとヒットしてほしい。
これから観に行く皆さん、下記あらすじを予備知識で知っといた方が、ノリ易いかもしれませんよ。(ネタバレでもありますが、本作は壮大な予告編みたいなものなので、読んでから観る手も十分にあるかと思います)
舞台は西暦一万年を超える遠未来の宇宙に浮かぶ砂漠の惑星 "アラキス"。その惑星では、抗老化作用を持つ麻薬 "メランジ" を宇宙で唯一産出しているため、帝国皇帝 "シャッダム四世" にとってもきわめて重要な惑星。皇帝の命により、新たにその惑星の統治を任されることになった "アトレイデス公爵" だったが、敵対する "ハルコンネン家" の奸計にはまり、就任早々に追い落とされる。命からがら逃げ出した息子 "ポール"(主人公)と母 "ジェシカ" の二人は、最大全長400メートルにも及ぶ "砂虫(サンドワーム、別名シャルーイ・フルード)" が巨大な口を開けて迫ってくる恐怖の砂漠をさまよう。 二人は、そんな過酷な惑星DUNE を自由に生きる先住民 "フレメン" に迎えられ行動を共にする。そこでポールは生涯の伴侶 "チャニ" と知り合う。
一方、母が属する秘密結社 "ベネ・ゲセリット" は、長い歳月をかけて優生学的選別を繰り返し行い、"クウィサッツ・ハデラック" と呼ばれる "時空偏在者"(限りなく神に近い存在) を、科学技術によって生み出し自分たちの配下に置こうと目論んでいる。母は "声" で相手を操る技をポールに伝授する一方で、秘密結社の操作をポールにも加えてきた。その結果、クウィサッツ・ハデラックの能力の片鱗たる "予知" がポールの中に芽生え始めている。
こんな話ですが、上記したような固有名詞達をあらかじめ知っておくと、楽です。ついでに以下のことまで知っておくとよいかもしれません。
長期間の宇宙旅行を可能にするために必須な抗老化作用薬メランジ(麻薬でもある)は、実は恐ろしい砂虫(サンドワーム)の原型である "半植物半動物〈小産砂〉" の排泄物を太陽光と空気に晒すことで得られている。
ポールは、砂漠でも強く賢く生きる多産なトビネズミの名に因み「ムアッディブ」と名乗り、帝国への逆襲を主導する。(キネマ旬報 巽孝之氏の文章から引用)
2021/10/16 追記
自分はついつい活劇を期待してしまうので、上記のような感想になるが、そもそもそういう感じの話なのだろうか。あらためて原作を読んでみようか。
2021/10/17 追記
ビルヌーブ監督という人は、(「ブレードランナー2049」「メッセージ」でも感じたが)ストーリーテラーと言うよりは、映像作家であり音響作家なのだろうな。だから本作も、IMAXシアターでその両方を堪能するのが正しい方法なのかもしれない。
圧倒的に I M A X
正直、凄く面白かった!と言える程、理解していませんが
圧倒的な世界観に始まりから惹きこまれ、2時間半ちょい別世界に浸ってる気分でした。
でも恐らくIMAX(しかもグランドシネマサンシャイン)だからこそ
あそこまで惹きこまれたんだろうなあ、とも思います。
役者さんたちも(個人的に)浮世離れした顔つきの方々ばかりで雰囲気も完璧。
何より、ティモシーシャラメ 美しすぎるだろう〜…(°.°*)
まさに宣伝文句の シネマエクスペリエンス を体感できました。
4DXも面白そうですね。
またやったな、ヴィルヌーヴ…
うぬぬぬ…またやったな、ヴィルヌーヴ…
評価されたからか、時間や予算の制限無しでやらせて貰ってるようで、そうすると途端に締まりなく薄ぼんやりした話にしてしまうヴィルヌーヴ。
なんですか、2時間半の予告編ですか?
はからずも(はかったのか?)最後に言うように「まだ始まったばかり」じゃん!
「ボーダーライン」くらいヒリヒリした感じでやってくれよ。1本にしろとは言わんけど、このくらい1時間半に収めて、前後編で3時間くらいにできるやろ。
撮影は美しくてその辺りは流石だけど、想像を超えてくるようなシーンはほとんどないし、なにより宮崎駿の影響受けすぎでしょ。
予算の半分くらいホドロフスキーにやれば良かったのでは?と思ってしまった…
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