DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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マジメなSF
壮大な予告編を何度も見たこともあり、見てみたのだが、
第1章ということもあり、今一つ盛り上がりに欠けるところは感じた。
なんというのか「マジメ」なSF。
笑いがない。
STAR WARSなどと比べてはいけないのかもしれないが、
C3POもR2もソロもチューバッカもいない。
なかなか気が抜けて笑えるようなシーンがない。
愛らしいキャラクターもいなければ
ドジなヒーローもいない。
シリアスと言えばシリアスなのだが。
一方、エイリアンのようなサスペンスでもなく
息もつけないほどの緊張感もない。
だから、どうしても時間が長く感じてしまった。
重厚感、シリアスな展開もずっと続くと
ただの重たい時間だけの映画に見えてしまう。
ワクワクする感じも高揚感もなかった。
次を見るかと聞かれると微妙な気がした。
もっと宣伝頑張ってよ!
これスゴい映画ですよ!
最初のスターウォーズをリアルタイムで観た人は、こんな風に感動したんだろうと思える大作です。
日本ではほとんど話題になってなくて、IMAXや Dolbyシネマ上映もほとんど終わってて、残念すぎます。
テレビでいいじゃん⁈なショボい邦画ばかり宣伝しないでさ、こういう映画の宣伝、もっと頑張ってよ。
劇場で見るべき映画
デビット・リンチの残念な前作を、劇場で観た世代です。原作の世界観が独特だから、またガッカリだったらどうしようと思って観ましたが、なかなか面白かったです。
映像は美しいものの、前半は、やや退屈な時間があります。お話しが佳境に入って行くまでは、今をときめく美しさのティモシー・シャラメを鑑賞しつつ、なんとか持ちこたえましょう。
ヴィルヌーヴ監督は、傑作だったブレードランナーを、2049で台無しにしたので、あまり信用してなかったのですが、今回は映像と造形が素晴らしく、とても良かったです。ぜひ、劇場で観るべき映画です。
難を言えば、とにかく長い!戦闘シーンで盛り上がった後に、さらに1時間くらい続きます。終わりまで我慢できず、トイレに行く方もいらっしゃると思います。
ジェームス・ボンドの新作といい、最近長すぎで、休憩入れないと、映画を劇場で観る人が、ますます減るのではないかと心配です。
たぶん良い映画かと。
初めて観ました。物語自体も。
観ていて映像も雰囲気あり、
ストーリーも良いんだろうと
思いますが、長さを感じた。
たぶん続編ありきの作品ですよね。
次回作が楽しみ。
SF、アクション映画の不思議。
・宇宙船は浮かぶのに、ハッチは
油圧シリンダの開閉式に見える。
・日本人以外は何故か身体を回転
して剣を使う。
満を持してやってきたSF大作
アレハンドロ・ホドロフスキーが挫折し、デヴィッド・リンチがズタズタにされてしまったあまりにも曰く付きの「DUNE」。この度はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督でリベンジ(?)。
原作を読んでから観るつもりでしたが、早川から出ている新訳版が3冊あったので積読にしてとりあえず観に行きました。
謎の用語が頻出するので、全部理解するには、恐らく原作を3回くらい読まないと厳しそう。
それでも初心者を置いてけぼりにするような作りにはなっていない。個人的には割と親切設計だと感じました。
筋は…敢えてぶった斬ってしまえば「救世主」(に生まれついたのか仕立てられたのかはわからんが)のティモシー・シャラメが、帝国だのハルコンネン家だのとの「メランジ」とそれを産む惑星「アラキス」を巡る争いに放り込まれて、そこに砂漠の民「フレメン」が絡んでくる、というところでしょうか…。
物語は関係性と用語が複雑なだけで割と古典的といえば古典的(観ているかぎり)。帝国だのなんだのってスター・ウォーズ…?とも思うけどよく考えたら「DUNE」の原作が先なのだから、SFの王道なんだろうなと。
そして、この映画を支えるのはやはり圧倒的な映像と音響。初めて「ああこりゃIMAXで観るべきだね」と実感できました。まあ本来の画角で観られる映画館、日本に2館しかないんですけども…しかもさ、場面によって画角変えてるんですよね。あの表現、フルIMAXじゃないと分からないので、果たしてそれは効果として良かったのかは悩みどころ。
物語の展開としてはやや遅い、という感想もいくつか拝見したものの、好みの問題かなあというところもあり。元々の話が長大なのと(ホドロフスキー構想では10時間超えだったらしいし)、ドゥニ・ヴィルヌーヴという監督はテンポ感というよりは割と重厚な(というか執拗な)描き方をするイメージなので、これくらいの展開になるのだろうな、と。「ブレードランナー2049」も長かったよね…。
キャストは皆良い演技してたと思います。過剰な表現がなくて、皆味があって。でもハビエル・バルデムってどこに出てたっけと最後までちょっと考えてしまった。オスカー・アイザックの父親が抑制が効いてて良かったです。ちなみにオスカー・アイザックもジェイソン・モモアも三船敏郎の影響について語っていたそうで、なんとなく納得できるものがありました。
ティモシー・シャラメは相変わらず悩める美しい少年ぽいのが似合うね。あと散々カットが挟まって、最後の最後でやっと登場するゼンデイヤさんですが、見せ場は後編にあるのでしょうか。
個人的にはジェイソン・モモアとチャン・チェンの出番をもっと…!と思いました(個人的に好きだからというどうでも良い理由ですが)。
全米で大ヒットを記録してめでたくpart twoも決まったということなので、それまでに原作を読もうと思います。
壮大な序章。 出てくるキャラクターの造形が皆美しい✨ 丁寧に描いて...
壮大な序章。
出てくるキャラクターの造形が皆美しい✨
丁寧に描いてる作品ですが、丁寧が故に間延び感も少々否めず。
このペースでいけばチャプター10迄有るかもw
登場人物がどんどん減って行く過程を見るのが辛かった。
迫力の音楽と映像
観るのを迷っていたけどすごい低い評価にしてる人が何人かいて本当かどうか自分で確かめたくて鑑賞した。
CMも含めて上映時間が長かったのはトイレが近い私は映画に集中できなくて困る。出来れば何か削ってくれるとありがたい。
映画は普通以上に面白かった。
音楽が鳴り響いていて映像もより迫力が増していたように感じた。鳥肌が何回か立った。
話も結構分かりやすいので良かった。
スターウォーズに出てたお父さん役の人は髭が似合うし善人顔に見える。モモアさんは主役より今回のような役の方がハマってる気がする。とても格好良く見えた。
主役は久しぶりにマッチョじゃない子で新鮮だった。顔は綺麗なのかそうでもないのか良く分からなかったけどお金持ちの子ぽさは出てた。他にも見たことある俳優さんが出てた。悪役の人は悪役ぽくてとても良い。
最後のシーンだけは他の展開でも良かったのかなと思った。トイレに行きたかったのであっさりしてたとこは良かった。
人間が進化していてこんな未来もいつか来るのかなーとちょっとワクワクする。
あらすじ通り
やっと正式にpart2製作が発表されたようなので、レビューしてみる。
というのも、今作は序章であり、何も解決しない尻切れトンボ以外の何者でもなく、評価が難しいから。
ストーリーは、皇帝の策略によって追われる身になった主人公が、命からがら先住民のコミュニティに逃げ込むまでのおはなし。というか、ほぼあらすじの範囲しか描かれない。
全て予想の出来るストーリーなので、そこに驚きもなく。。。
はなから全てを描くとは思ってなかったが、スターウォーズでも、もう少し話は進むぞ、と思ってしまった。
そもそも、映画というフォーマットが正しいのかすら疑問だ。NETFLIXなどのシーズンもので良かったのではないかと。
映像美やシャラメ自身のかっこ良さなど、注目するところは色々ある。アクションシーンも昨今流行っているようなアベンジャーズ的とんでもアクションではなく、終始静謐さみたいなものが漂うドゥニ・ヴィルヌーヴ監督らしい雰囲気は個人的には大好きだが、エンタメを求める客層には合わないし、退屈に映るかもしれない。
序章だけなのに長すぎる
皆さんのレビューを拝見して「続編ありきの映画」だろうと思って観に行きました。知らずに行ったらかなりガッカリします。長いのに何も解決しないで終わります。序章のみです。タイトルに「prologue」や「エピソード1」などを付けた方が良いと思います。
スターウォーズに似ている作品と聞いていましたが、スターウォーズの第一作は、それだけで楽しめてハッピーエンドであったと思います。また子供でも楽しめました。おそらくDUNEは小学生くらいの子供には退屈だと思います。
それでも役者さんは皆さん素敵でしたし、映像は綺麗でしたので、続編に期待したいと思います。
続編によっては「あの第一作を観て良かった」と思えるかもしれませんが、今作だけでは評価できないというのが正直な感想です。
今回は吹替版4DXで鑑賞しましたが、吹替版の声優さんも良かったと思います。
4DXについては、スパイスの香りが他の映画内の香りとかぶってしまい個人的に少し減点でした。衝撃や風、水は無くても楽しめる映画だと感じましたが、長過ぎて途中退屈してしまう人には眠気覚ましになって良いと思います。
SF大河ドラマ
かなり前から予告は見ていた。鼻にチューブが通っているのが何かわからなくて、変なの〜と思っていた(笑)。あと、ティモシー・シャラメが、妙にアートっぽいムードを醸していたので、SF映画って感じがしない。昔、原作読むの挫折したし、予告の段階ではあまり見たい気が起こらなかった。が、高評価のレビューが多いし、お気に入りのジェイソン・モモアと、ハビエル・バルデムが出るので、気が変わった。
はい、見て良かった! みなさんのレビュー、参考になりました! 原作も再チャレンジしたい!
アイテムのデザインがみんなかっこいい。中近東っぽくもあり、でも無国籍な雰囲気にも思える音楽もいい。衣装もステキ。砂漠も美しく、主人公とその母も映える。用語など世界感への理解は、鑑賞者の努力も必要だけど、説明がうまいので、ついていける。
ジェイソン・モモア、やっぱいい❣️ これは日本におきかえれば弁慶ではないか! 義経と弁慶。こりゃ萌えますわ。そういえば、和傘さしてる人がいたね。ハビエル・バルデムは、まだそれほど出番がない。たぶん、次作ではもっと出ると期待してる。ジェイソン・モモアは次は出ないかも…。悲しい。でも、皇帝が誰か気になるし、やっぱり次作が楽しみだー。
うーん
何もかもが、思わせぶり。台詞も映像も音楽も。
物語の序章だから仕方ないが、これからどうなってしまうのだろう、というところで終わってしまう。
しかも2.5時間もかけて。。。
寝落ちはしなかったが、途中で退屈になってしまった。
鑑賞後のスッキリ感は無い。
しかしそれにしても、1万年後のお話なのに画面がやたら暗い。居住空間でもやたら暗い。
もう少し明るい部屋ないの?
虫みたいな飛行機も、コクピットに乗り込んでから、やたらとスイッチをパチパチと何ヵ所もONにしないと飛ばない。
8000年も経ったら、シートベルトしてヘルメット被って飛べと命じたら飛ぶくらいに自動化されてるでしょ。
なんであんなにアナログなんだろ。21世紀な感じでSF感ないなー。
思わせぶりなだけで、話も難しくて消化不良で終わってしまう、やたら長い映画でした。
見る観点で評価が分かれる作品
他の方も書いているように、スターウォーズ的なSFを期待すると空振る。
ヴィルヌーヴ監督が好きな人にはオススメ。
映像、音楽、役者、全てが美しく、個人的には観終わって10分休憩後に通しでもう1回観たいぐらい。笑
エンドロールが始まる前のCGもよかった。
西暦設定はともかく、火星移住がリアルタイムで進行していることを考えると人類もいずれはこういう世界で生き、そして、争い事は過去も未来も関係なく続くのかと思うと、映画ではあるが、残念。
いずれにしても、続編が待ち遠しい作品。
音が新鮮
最近のSF作品の音には、スターウォーズ、トランスフォーマーの効果音の影響を感じていたけど、
それらとは違う新しい音でした
声や音がポイントになっていたので、ハンスジマーの音楽にも声が多用されていて新鮮でした。効果音と音楽と、バランスかなり難しかったのではないかと思いました。
ワクワクするアクション映画ではないし
敵を倒すという“正義”のヒーローというわけでもないけど
重厚感があって私は好きです
押井守監督のガルムウォーズぽいなぁと思うことがありました。砂漠だから仕方ないのかな
史上最大のチンプンカンプン
まるでなんだかサッパリわからないです。
小説読んでない人にわかるんですかね?
やたらカタカナの名称が出てくるけど、人名なのか地名なのか種族名なのかモノの名前なのか、頭の悪いわたくしはまるでついていけません。
それなりに説明しているつもりなんでしょうが、場面が変わる度に、一体誰の何の話をしているのか、どの話とつながってるのか、誰と誰が何を原因に戦っているのか、全くわかりません。
会話も妙に哲学チックだし、世界観があるようだけど何が言いたいのやら。
確かにVFXは相当なお金をかけているんでしょうけど、その分俳優も小道具扱いなので役者の個性も感じられない。
わからない上に演出のテンポも遅い、更に殆どの画面が暗くて灰色一色、たまに昼の場面だと一面砂漠に灰色の機械、白黒映画というより茶黒映画ですね。
久しぶりの快心のドツボ映画でした。チーン
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