魔女がいっぱい : 特集
【映画ファン待望】久々に洋画大作が劇場公開――!
アン・ハサウェイの魅力全開!絶対に劇場で見たい一作
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映画ファンが期待していた洋画大作が、軒並み公開延期となってしまった2020年。とびきり面白く、とことん派手な洋画を映画館で見る――そんな体験に飢えている読者の方もきっと多いのではないでしょうか。
そんな“空腹感”を満たしてくれる映画が、12月4日に公開されます。タイトルは「魔女がいっぱい」。主演はアン・ハサウェイが担い、監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスが務めたファンタジー大作です。
考えてみれば洋画の大作が劇場公開されるのは「TENET テネット」以来、約3カ月ぶりでは? 邦画やアニメでにぎわう映画館へ、ワクワクに胸が高鳴る極上のエンタテインメントが帰ってきました。
この特集では大きな見どころであるハサウェイの魅力や、「良作確定」と確信できるスタッフ陣について言及していきます。
【今回は魔女】アン・ハサウェイの魅力がすごい!
これが見たかった&こんな姿も!?の両方を楽しめる!
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[これが見たかった!]やっぱり素敵…今回もキュートで、キレイで、カッコいい!
本作最大の見どころは、なんといってもアン・ハサウェイ! 恋に仕事にファッションに奮闘する等身大のヒロインを好演した「プラダを着た悪魔」をはじめ、仕事と家庭を両立させながらニューヨークで働く女性CEOを演じた「マイ・インターン」、11キロの減量と髪をバッサリ切る役作りで娼婦に扮した「レ・ミゼラブル」(第85回アカデミー賞で助演女優賞を受賞)など、非常に高い人気を誇る名女優ですね。
そんなハサウェイが本作で演じたのは、なんと魔女! しかもただの魔女ではなく、最も恐ろしく美しい“グランド・ウィッチ”です。写真を見てもらえればそのオーラはひと目でわかるでしょう。
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マリリン・モンローのような金髪ショートボブに、キュッと引かれた真っ赤なリップ。圧倒的な美ぼうと上品なレトロモダン・ファッションに、ため息が出てしまいます。
そしてスクリーンのなかではつらつと演技する彼女は、やっぱり素敵。ときにこぼれ落ちそうな瞳を艶やかに細めたかと思いきや、ときにハッとさせられるほどキュートな笑顔を振りまき、ときに惚れ惚れするほどキレのあるアクションを見せます。
“私たち観客が見たいアン・ハサウェイ”。その魅力を100%……どころか3200%くらい堪能できる映画なんです。
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[こんな姿も!?]超ハイテンション…こんな一面、見たことない!
“私たちが見たいアン・ハサウェイ”だけでないところが本作のすごいところ。彼女が演じたグランド・ウィッチ、実は悪役! 「パイレーツ・オブ・カリビアン」「チャーリーとチョコレート工場」などのジョニー・デップを彷彿させる強烈なキャラクターです。
「シンデレラ」や「ハリー・ポッター」などの魔女たちとは違い、こちらはかなり悪~い魔女。彼女たちは一見、おしゃれな装いの美女に見えますが“ちょっと違う”。人間のふりをして生活しながら、大嫌いな子どもたちを動物に変えようと、こっそり魔法をかけて暮らしています。
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なかでもグランド・ウィッチは魔女たちのボスで、ある計画を目論んでいます。普段はおしとやかで洗練された雰囲気ですが、“正体”を現し怒りをぶちまけるとき、その様相がガラリと変化するのです。
怒りに任せて声を張り上げ、激しい身振り手振りを交えて相手をディスる! 他作品でのハサウェイとはまた違う超絶ハイテンションな姿は、見ていて「怖い……でも美しい……!」というわけのわからない感情を味わえるのでオススメです。
とはいえハサウェイが非常に楽しそうに演じていることが、強く印象に残ります。彼女自身母親になったことで心境が変化し、挑戦する役柄にもまた変化が現れているそう。グランド・ウィッチを“邪悪な存在”と定義づけながら、子どもたちがその邪悪さを笑い飛ばし、やっつける勇気をもらえるようなキャラクターを目指したと語っています。
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[共演陣も良い]「プラダを着た悪魔」S・トゥッチらが参加!
脇を固めるのは、名バイプレイヤーのスタンリー・トゥッチ。「プラダを着た悪魔」では主人公の良き理解者となるナイジェルに扮したあの人です。今回は魔女たちがやってくる豪華ホテルの支配人役。グランド・ウィッチのモンスター級の要求に振り回される、苦労人っぷりが笑えます。
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さらに「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ドリーム」「シェイプ・オブ・ウォーター」などのオスカー女優オクタビア・スペンサーが、少女時代にグランド・ウィッチに遭遇した女性役。彼女の孫が魔女たちの標的になったことで、物語は予期せぬ展開に突き進んでいきます。
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【良作確定では?】スタッフ陣のメンツがすごい!
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のあの人!
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[監督]ロバート・ゼメキス 希望にあふれた、楽しい極上エンタメ
監督を務めたのは、みんな大好きロバート・ゼメキス。SF映画の大傑作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作や、アカデミー賞6部門制覇の名作「フォレスト・ガンプ 一期一会」などなど“何度見ても素晴らしい娯楽大作”を生み出してきた巨匠です。
今回は監督・脚本を担い、「チャーリーとチョコレート工場」で知られる英児童作家ロアルド・ダールの小説を映画化。「魔女がいっぱい」は、「チャーリーとチョコレート工場」を彷彿させるファンタジックなムードや心躍るイマジネーションが数多く見受けられます。
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ゼメキス監督は、多くの人が子どものころに感じていたであろう“不思議なこと”を中心に据えたワクワク・ドキドキの物語を創出。「ある少年が魔女の集会に紛れ込んでしまう」というスリリングな場面をはじめ、そこから始まる予想外の物語運び、躍動感あふれる興奮のアクション、胸を打つ感動的な人間の絆、人生を豊かにするメッセージなどを盛り込んでいきました。
これらの要素が破綻することなく絶妙なバランスでブレンドされており、観客は様々な感情に包まれることに。「そうきたか!」と期待を超える興奮も次々と襲ってきて、これはもう極上のエンタテインメント! 約1時間40分、途切れることなく楽しめて、最後は「明日も頑張ろう」と劇場をあとにできる作品です。
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[脚本・製作]あの世界最高のクリエイターが強力タッグ!
監督のほかスタッフ陣のクレジットに目を向けると、「なにこの豪華さ」と驚かされます。製作・共同脚本にはギレルモ・デル・トロ。怪獣と人間たちの戦いをアツく描いた「パシフィック・リム」や、第90回アカデミー賞で4部門に輝いた傑作「シェイプ・オブ・ウォーター」などで知られる名匠が、物語に“少し不思議(SF)”な想像力を加えます。
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さらに製作でもうひとり、アルフォンソ・キュアロンの名も見逃せません。シリーズ最高傑作と名高い「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」や、極限の無重力描写が話題となった「ゼロ・グラビティ」、第91回アカデミー賞で3部門を受賞した「ROMA ローマ」などを監督した稀代の映像作家が、作品を縁の下から支えています。
ただ楽しいだけではなく、その質はまさに“質実剛健”。エンタメとして満足度が高く、映画としても完成度が非常に高いのです。この冬――特にクリスマスは、久しぶりに映画館で“洋画大作”を見ませんか? 家族や友だちやパートナーと(もちろん1人でも!)鑑賞すれば、きっと素敵な時間を過ごせるはずです。
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