劇場公開日 2020年6月26日

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「偶像の暗部」悪の偶像 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0偶像の暗部

2020年7月4日
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鑑賞方法:映画館

コテコテのベタベタの韓国映画が大好きです。が、この手のマジネタ・シリアスものは、やっぱり苦手で。

長いです。グロいです。殺人者が多いです。と言うか、キーパーソン多過ぎ。と言うか、自己主張の強いキャラ多過ぎ。

リャンギの件とか面白かったのに。エピソード毎に登場人物の人格がぶれてる感。一貫性の無さはテーマ性にも垣間見られ。

急転直下で結末に向かって流れが変わる、ってのがサスペンスの見せ場だし命だと思うんです(個人的価値観です)。韓国映画の脚本って、ここが???な映画って多くないですか?

伏線も有るよな無いよな。合理性も「突っ込んだらお終い」的な展開もチラホラ。リャンギの異常性と出自の特殊性を使った「軌道修正」って強引過ぎひん?

とかなんとかで、今一つ乗り切れずでした。
これはパラサイトでも思いました。

フィクサー役の達観した冷徹さが、一番面白かった。

bloodtrail