「我慢を覚えましょう」悪の偶像 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
我慢を覚えましょう
息子が車で人を撥ね被害者の遺体を持ち帰って来た議員と、被害者の父親が、被害者と一緒にいた筈の嫁を捜す話。
意味深なナレーションから始まり、議員が帰宅したら昨日息子が人を撥ねて殺したと宣いつつ隠蔽を謀る嫁。
とんだバカ息子とバカ嫁を説得し、息子に自主させるも、遺体を現場に戻しに行く議員というところから巻き起こっていくストーリー。
超直情的な被害者の父親に、鑑識すらまともに機能しない韓国警察というお約束は目を瞑るとしてw次から次にバックストーリーや新たな事実を差し込んでくる。
ガソリンスタンドの件ぐらいまでは結構面白かったけど、あまりにも後出しで余計なものが乗っかってきて、面倒くさいし安っぽいし。
登場人物達も後ろめたさがあり、目立っちゃいけない筈なのに余計なことしたがるしw
中盤以降は作中に乗り切れず「それで?」と「あーそうですか」という風にしか感じられなかった。
ところで、結果としてそれがメインじゃなくなってるけれど、息子の罪状はどうなった?
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