劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班のレビュー・感想・評価
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ドラマ⇒劇場版の典型的失敗例
決してつまらなくはない。
でも、ドラマ版では現在の三枝と過去の大山がコミュニケーションをとりながら、徐々に歴史改変が行われるという筋があり、そこに家族愛というテーマも盛り込まれていた。
劇場版では時間がなかったのか、その「無線を使って過去を変える」という設定すらどこかに行ってしまっていた。今回の大山は出番ほぼゼロ。
しかも真犯人の動機が罪の無い人々に危害を加える警察を失墜させることなのに、彼はテロ行為ばかり行う。
むちゃくちゃだ。
ドラマ版がおもしろかっただけに、残念。
ドラマの良さを残しつつ
連ドラ見てました。スペシャルも。
事件を解決し、過去につながる無線で伝えると、今解決したばっかの事件がなかったことになり、仲間の記憶からもなくなる。
理解するのが難しい作品ですが、よくできてるなと感心。
映画にすると、事件が大きくなるだけで面白くないパターンがよくあるが、ドラマと同じテイストを残しつつ、きっと大きなスクリーンで見たらハラハラ感も増すんだろうなぁ~と!
第一印象としては、相棒っぽいな・・と思ったら、相棒の監督だったとは(笑)
賛否両論ある終わり方ですが、私は好きです。これでこそ「シグナル」
映画だからって無駄なテイストは加えてほしくない。
坂口健太郎さん、北村一輝さん、吉瀬美智子さん、このトライアングルのバランスが絶妙にいい。
個性を消して役柄がくっきりと際立つ演技!
それに加え、刑事物となると出てくる役者さんが一緒になりがちですが、久々に見た伊原剛志さんがめっちゃ良かった。白髪が増え、苦悩と渋み、善と悪の狭間が見えた。
もっと色んな作品で見たいです。
奈緒さんは相変わらずいい演技する♪
本来、頭脳派の三枝警部補も映画だからアクションで魅せるってのも、妥協できました。
公安の闇との戦い
毒ガスヘロンを使った殺人事件が発生した。坂口健太郎扮する刑事三枝健人は、かつての交通事故死事件を調べ直す事とした。2021年の三枝は2009年時点の北村一輝扮する大山刑事と通話していた。タイムスリップものが好きな韓国物のリメイク版となっていてすでに過去の刑事と通信出来る前提になっていた。出来うれば最初のくだりから観たかったな。公安の闇との戦いだね。
韓流映画のまねっこ
ドラマはみてませんが、前フリでタイムスリップの刑事版という事はわかりました
映画ですから、いつものようにタイムパラドックスは無視でいいんだけれど
まんま
韓流映画みたいだ
あれだけひた隠しにしていたのに、犯人は突然に公衆の面前でオートバイアクションをするは、銃を乱射するわ
まるでマンガ
未解決事件を追い続けるマイナーな部署が警察を代表するような発言をしたり、一刑事が一人で格闘して事件を解決って
派手でかっこいアクションがあればなんでもありの韓国のヒーロー物みたい
そういえば
主役の坂口健太郎も韓流スターぽいですね
色白に切れ長の目、前髪をおろしてひたいを隠しているのも韓国っぽいですね
とまあ、韓国映画の悪いところばかり真似してますね
演出はサラッとしすぎだし
本家はもっとスマートだし、情感があります
こんな作品では北村一輝のいい面が全部死んでしまってます
もとのドラマも見てたが
地上波の連ドラは見ていた。
時間の隔たりを超えて坂口幸太郎と北村一輝が無線によって会話をするところ
誘拐事件を目撃した少年が成長して刑事になるところ
そういうエピソードに惹かれて毎週見たが、何だか回を重ねるごとに 面白くなくなっていき、途中からどうでも良くなった挙句に結末が??となった。
で、劇場版って言われても 見る気はなかった。
それが地上波でやるというので録画したが
それでもあまり見る気も起きずにいたものをやっと視聴。
なんかなあ
連ドラのモチーフの新鮮さはまったく消えて
ありきたりの 上層部悪役で 面白みはない。
実際あったらそりゃ驚くけれど。
事実は誰もここまで頑張らない。
坂口幸太郎の綺麗事の台詞も
北村一輝の好漢ぶりも
なんか白々しくて。
頑張って血だらけのみんながただただ気の毒だった。
シグナル 劇場版 ガッカリ
シグナル 劇場版
テレビドラマが楽しかっただけに映画に期待してしまいました。
最後の終わり方が中途半端すぎてガッカリの感想。
続編を作るなら せめて感動の再開そして再び消えるストーリーなら良かった。
最後以外は良かっただけに残念です。
時空を超えて難事件に挑む刑事達
TVシリーズ未見で予告編の予備知識だけで鑑賞したが、意外に面白い作品だった。時空を超えて難事件に挑む刑事達の姿を描いた本格的なサスペンスだった。主役の坂口健太郎、相棒役の北村一輝に加え、班長役の吉瀬美智子の三人の演技が巧みに絡み合って、作品を牽引していた。それだけに、続編に含みを持たせたような曖昧なラストが惜しまれる作品だった。
本作の舞台は2021年の東京。主人公は、警視庁・長期未解決事件捜査班の三枝健人(坂口健太郎)。警視庁は、東京で発生した政府高官の交通死亡事故が殺人事件であることを突き止める。三枝は、2009年の東京でも同様の交通死亡事故が発生し、刑事の大山(北村一輝)が殺人事件の疑いを持っていたことを知る。その夜、三枝の無線機と大山の無線機が繋がり、二人は時空を超えて難事件の解明に挑んでいく・・・。
本作は、過去と現在が交錯する物語であり複雑なストーリーになりそうだが、事件、事件周辺に絞ったストーリー展開であり、分かり易くシンプルな物語として堪能できる。
三枝役の坂口健太郎は、どんなに劣勢になっても粘り強く諦めずに事件に迫っていく刑事を彼らしい優しい雰囲気で表現している。相棒・大山役の北村一輝は、従来のアクの強いイメージを払拭してマイルドなイメージで、正義感に溢れた刑事を巧演している。
この二人がメインの作品だが、彼ら以上に光っていたのが、桜井班長役の吉瀬美智子である。沈着冷静な班長を彼女らしいクールビューティという言葉が相応しい雰囲気で表現している。台詞に無駄がなく切れ味があるので、作品に緊迫感を与えている。
三枝と相棒・大山の信条は、『諦めなければ未来は変えられる』である。二人の連携で未来=現代が少しずつ変わっていく様を文字や写真を使って分かり易く描いている。コロナ禍の今に通じる言葉である。コロナ禍に絶望することなく、諦めずに粘り強くコロナに立向っていけば、明るい未来が必ず来ると信じたい。
うーん!
TVドラマを観ていたので、なんとなく鑑賞。ドラマも、見始めたから最後まで観たけれど、星2つ⭐️⭐️くらいのテンション。映画にまでしたのなら面白くなっているかな?と期待したが、TVの特別版でもいいんじゃない?
あのラスト、まだ続きそうな感じだったが、TVの2時間版でいいのでは?
テレビドラマには・・・
今回は激毒物を使った連続テロ事件が主題で、映画らしくスケールも大きい。
しかし、このドラマの肝である過去と未来の交わりがイマイチだ。
日本の映画は事件を大きくするとリアリティが失われていき、心地よく騙してくれない。
ドラマは観ておらず、全く予備知識ゼロの状態だったが、それでも楽しめ...
ドラマは観ておらず、全く予備知識ゼロの状態だったが、それでも楽しめた。
12年前の警官と無線でつながり、協力し合って犯罪を未然に防ごうというのは見応えがある。
大ピンチの時になぜか間一髪で助けが来るというのはいかにもフィクションという感じがあるが。
映画とテレビドラマの狭間
テレビでも面白く観ていたので、それなりに楽しめた。
但し、それはDVDだったからで、映画館で観たらどうだったろうか。
ストーリーはありがちで特筆すべきところはなく、
過去が変わっても主役の2人だけには記憶は残るなどの不自然さは気になる。
また、主人公の迂闊すぎる行動にも結構引っかかる。
テレビドラマで十分じゃね?と何回も思った。
終わり方も次回をお楽しみにという感じだったしね。
吉瀬と先輩との電話のシーン、想いが溢れて心に沁みた。
ここをもっと深掘りして欲しい。
フィクションでも内容が無茶苦茶だ。ドンパチしまくって全く捕まらない...
フィクションでも内容が無茶苦茶だ。ドンパチしまくって全く捕まらないし警察1人も来ない。容疑者であるのに潜入捜査してるし下手な漫画より程度が悪い。
見ててストレス。時間がもったいない。笑
諦めなければ未来は変わる。過去とつながる異色のサスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:未来を変えるために過去と連携していく様が、新鮮で痛快。大きな陰謀に追われる主人公の姿も、観ていてハラハラさせられる。アクションも意外と多め。
否:展開はかなりのご都合主義で、予備知識もあった方がよさそう。内容もちょっとだけ説教臭いかも。
ドラマの劇場版なので、ドラマ版と関連のある出来事とかも多く、やはり予備知識はあった方が良さそうです。
再び過去と現在をつないだ無線機によって、国家をも揺るがす陰謀へと巻き込まれていく主人公・三枝と大山。そんな2人が、過去と現在それぞれの立場から、事件を食い止めるために孤軍奮闘していく姿には、観ていて思わずハラハラさせられてしまいます。未来を変えるために過去と連携していくのは、結構新鮮だったりもしますね。
ただちょっとご都合主義というか、絶体絶命のピンチをギリギリのところで切り抜けていく感じなんかは、分かってはいても、ややありがちに感じてしまう部分でもあったりします。
とはいうものの、意味深なラストも印象に残る本作ですので、気になった方は是非、ドラマ版からチェックしてみて下さい。
2時間ずっと間違い探しをするゲームみたいな映画
いや、タイトル通りの映画ならまだもっと面白い脚本になったかもしれない。
映画の出来は良かったです。ドラマから映画に移行したということで、ある程度の派手な見栄えが必要だったのでしょう。監督の意向か演出家の趣味か、脚本家の能力不足か、はたまた協賛の見えない力が働いたのか。何が原因かはひとまず置いておいて、やむなくアクション多めに撮ったんでしょうが、過去と通信できる刑事ミステリーという大味で繊細な設定にドタバタバトルアクションまで組み込む必要があったのかは、見る人によっては意見の分かれるところでしょう。
ご都合主義展開はある意味邦画界の様式美みたいなものなのでそれはそれでいいんですけど、ところどころで説明不足だったりお粗末な演技指導があったようなので、連れと見たときに話してわかりやすく変だった部分をピックアップしました。
見出
1.刑事とジャーナリストの関係性
2.死亡判定
詳細
1.今回の事件は過去に起こったテロ事件と関連している。
三枝、桜井の両名は捜査をする中で小泉ミチルという、過去のテロ事件の主犯の手記本を手掛けた女性ジャーナリストに接触し、話を聞くことにした。
ジャーナリスト精神とでも言うべきか、警察が握っている情報の提示を条件に、自身の持っている情報を提供するという小泉。二人は捜査内容を開示し、小泉から新たな情報を得ることに成功する。
別れ際、小泉は「私に釘を刺さなくていいの?」と三枝に確認した。
ジャーナリストという職業柄警察に話を聞かれることは少なくない。警察に情報共有を求められた際、記事にしないよう言われることもあったのだろう。三枝は首を振り、「信頼してほしい相手には、こちらから信用しないと失礼ですから」と頭を下げてその場を後にする。
所変わって三枝が殺人犯に仕立て上げられた後、追ってくる刑事たちから逃げて行き着いた先が小泉ミチルの家だった。
ここでみんな思ったでしょ。
あれ、三枝刑事なんで小泉の家知ってるの??
「ごめん突然きて」
「それはいいんだけど…」
"それはいいんだけど"?!?!
それはって何?!それはって、じゃあ何ならだめなの??!
あとさ、なんでいきなりタメ口なの??桜井さんと話聞きに来たときまだ三枝は敬語だったよね?!小泉も小泉であのとき「警察って信用してないから」みたいな感じでちょっと距離とってたよね???
え?この数日のうちにキミタチ二人に何があったの???むしろ数日すら経ってない気もするけどね!!!?
なんか 私たち、普段から仲良くさせてもらってます…ニコッみたいな距離感じゃない?
記者と刑事だよね?それだけの関係だったよね???!
普通にお風呂借りてるけどそれに対しての言及はないのね??!!
あのさあ!お前らもしかしてだけどよお!!!
「私たち、似たもの同士なのね…」カメラカシャー
「…?…(キメ顔)」
「…(ニコッ)」カメラカシャー カシャ カシャー
お 前 ら 一 回 ヤ ッ て ん だ ろ ! ! ! !
ただの似た境遇なだけの刑事とジャーナリストは一回捜査協力しただけで相手の家まで知らないしずぶ濡れになって突然家を訪ねてきた刑事を家に上げないしジャーナリストなら何があったかそこで問い詰めて然るべしだし事情を聞いたら家にいられると自分にも危険が及ぶだろうことは判断できるだろうしあと当然のように風呂は貸さないし惚れた女の顔で突然一眼レフでイケメンの顔カシャカシャ撮ったりしないし追っ手が家にまで来たときに逃げる協力したり私物の携帯貸したり盾になって拳銃の弾を受けたりしねえんだわ!!!!(ここまで一息で言う)
ふう・・・ふう・・・!
2.あと刑事部長の身内が病院で死亡判定受けてるときに瞳孔の対光反射で確認してたけど、瞼おさえてた手を離した瞬間にそっと目を閉じるの笑うからやめろ。お前生きとるやんけっていう心の声が映画館中に充満しとったぞ。にもかかわらずシリアスなシーンで周りに泣いてる女の子とかの鼻すする音聞こえるしで色々重なって思わず吹き出しそうになったからやめろ。いやあのシーンで泣ける女の子も相当感受性強いけども。よく知りもしない人間の死にまで感情移入できるな。お前役者やれよ向いてるかもしれんよ。
てかな目医者さんの検診じゃないんだぞ。そもそもあれが何年の話かはわからないけど2000年代以降の病院での死亡判定に瞳孔確認だけで済ますなんて僻地医療みたいなことしないだろ。金かけて個室とってんだから心電図使えよ。ピーーーって聞こえないんだよ。
そういう細かいディティールが粗末だから全体がチープに見えんだわ。
でも最初に書いたように映画全体の出来としてはよかったと思います。
内容がよかったとは言っていないのでセーフですよね。。。
ちなみに約2000円の価値は有りません。500円がいいとこですので見たい人はレンタルを待ちましょう。
全131件中、21~40件目を表示